大阪狭山市(おおさかさやまし)は大阪府の南東部、南河内地域に位置する町です。崇神天皇の御代、「狭山埴田の水少なく、池溝を開き、民業を広めよ」という詔が日本書紀に記載。また垂仁天皇の御代、「印色入日子命が狭山池を作る」と古事記に記載が残されており、古くより開拓が行なわれた地域であった事が伺えます。市内中央には日本最古のダム式ため池と言われる「狭山池」があり、豊かな水と緑豊かなまちとして、市の象徴となっています。「市の花:ツツジ」「市の木:桜」を制定。
キャッチフレーズは「ふれあいが 人をはぐくむ 水の郷」
さらに特筆すべきは、市の条例によりパチンコ店が一軒もない事。個人的に某国の資金源となっているパチンコに対しては嫌悪感しかありません。出来うるなら、存在そのものを撲滅して欲しいと思っています。
明治22年(1889)、町村制の施行により、丹南郡狭山村・三都村が発足。
1896年、丹南郡狭山村の所属郡が南河内郡に変更。
1931年、狭山村が三都村と合併、改めて南河内郡狭山村が発足。
1951年、狭山村が町制を施行し南河内郡狭山町となる。
1987年、南河内郡狭山町が市制を施行して狭山市となるが、埼玉県狭山市と重複するため、即日、大阪狭山市に変更。
狭山池築造1400年を記念して新たに作成されたマンホールには、狭山池と竜神社がデザインされています。
池田市マンホールサミット展示蓋
従来のマンホールには市章を中心に背景の青色は「狭山池」、緑色は「みどり、田園等」をイメージし、その中に「市の木:さくら」「市の花:ツツジ」を配しています。(狭山ニュータウン近辺に設置)
鴻池水未来センター展示蓋
旧狭山町章として昭和35年に制定され、昭和52年5月10日に再制定。昭和62年10月1日に再制定された市章は、「全体で、「さやま」の「さ」をあらわし、上の山形を「山」とし、下の円は大阪狭山市民が「みんな仲良く」という意味を、そして全体で、大鵬の羽ばたくように、未来に向かって大きく進んでいく大阪狭山市の姿を表しています。」公式HPより
旧狭山町時代の仕切弁
中央の知章が不明の側溝蓋
大阪狭山市マスコットキャラクター『さやりん』は、狭山池の龍神様と、市の木:桜の妖精の間に生まれた龍の女の子。普段は狭山池の龍神の祠に住んでいます。
撮影日:2009年6月20日&2015年10月9日&2017年4月25日