七ヶ宿町大杉に境内を構える僧堂宗寺院「阿嘯山(あしょうざん):関泉寺(かんせんじ)」。『阿弥陀如来』を本尊とします。
関集落の七ヶ宿町役場東隣、中世山城の八幡館跡の北麓にあり、寛永三年(1626)の開山と伝えられます。
境内観音堂には応永年間(1394~1428)の作とされる、高さ2,64mの一木造の観音像が安置されます。
「関のピンピンころり地蔵尊」。約九十年前に当寺の先住(宗芳大和尚)が檀家様から御寄進頂いた可愛らしい地蔵様です。信仰心の篤かった檀家様は亡くなられる前日まで働いており、ピンピンころりの精神を見事に実践いたしました。
との事で、お互いにそうでありますようにと願いを籠めて・・・ご住職様が写して下さった記念の一枚です。
地蔵堂の前に奉納されていた「赤玉石」。上杉謙信が戦に臨む際に必ずこの石に触れていたと伝えられ、表面を撫でると気力がみなぎり若々しく元気になると云われています。
車泊の為に偶然お見掛けして立ち寄らせて頂いた「関泉寺」。御縁を頂いた事に深く感謝いたします。
参拝日:2015年6月22日