池田市(いけだし)は大阪府の北西部、大阪平野の北辺部に位置する市です。市の北部は北摂山地の五月山と久安寺川沿いの小盆地、南部は扇状地と猪名川の平野で構成されています。市内南部には閑静な住宅街が広がり、阪神間モダニズム文化の影響を受けた街並を擁し、阪急(電鉄)が初めて住宅分譲を行った地としても知られています。市の中央部、五月山に位置する五月山公園は、春の桜、秋の紅葉などで市民に親しまれ、山上からの夜景の美しさでも知られています。「市の花:サツキ」「市の木:クスノキ」「市の鳥:山鳩」を制定。
キャッチフレーズは「小さくとも世界に誇れる池田 「私」が創る「地域」と育てる誇りに思えるまち」
明治22年(1889)、町村制の施行により豊島郡池田町、細河村、秦野村、北豊島村が発足。
1896年、郡の統廃合により、所属郡が豊能郡に変更。
1935年、豊能郡池田町・細河村・秦野村・北豊島村が合併、改めて池田町が発足
1939年、豊能郡池田町が市制を施行、池田市となる。
マンホールには市章である井桁を中心にして、「市の花:さつきつつじ」「市の木:くすのき」。井桁の中には「市の鳥やまばと」がデザインされています。
池田市マンホールサミット展示マンホール
鴻池水未来センター展示マンホール
五月山動物園の人気者「ウォンバット」のマンホール、全部で8種ですが、見つけたのは三枚だけ。金網越しに挨拶をするウォンバット、五月山動物園に向かう矢印入りです。
「動物園で待ってます」それまで隠れ家で待ってるんだよね。
「動物園まであと250M!!」さぁ、頑張って(^▽^)/
池田駅前のウォンバット像
「振り込め詐欺に気を付けて!!」、『 ふくまるくん&ふくまるちゃん』の啓発マンホール。
池田市イメージキャラクター『 ふくまるくん』。「ウォンバット」と「大黒天さん」の良いとこどりで誕生。寝ても覚めてもラーメン!というラーメン大好きな男の子です(笑)
「ふくまるファミリー」、向かって左から二男の「まーくん」・長男の「ふーくん」。「ふくまるくんとふくまるちゃん」。長女の「まーちゃん」。次女の「るーちゃん」・・と言う事は、「ふくまるくん」は男の子ではなく・・男の人(^^;)
上下水道マンホールには、水玉と『ぴちょりん』、IkedaAQUAのロゴがデザインされています。
池田市上下水道部公式イメージキャラクター『ぴちょりん』
昭和15年8月12日制定の市章は「応神天皇のころ、大陸からアヤハトリ、クレハトリの2人の織り姫がこの地に渡り、織物や染色の技術を伝えたという伝説をもとにしています。外側の井桁(いげた)は、織り姫たちが糸を染めるために水をくんだ井戸「染殿井」を表しています。内側は、織り姫たちが織物に使った糸巻きを表し、機織り技術伝来の地、池田を象徴しています。」公式HPより
市章の由来に、実にさり気なく「応神天皇の時代」と記されていますが、その時代とは4世紀末~5世紀(西暦301年から西暦500年)を指します。そんな歴史を織り込んだ市章・・色んな意味で凄いと思います。だからこそ、平成の大合併から急に増えてきた「水の流れが・・人々の姿が」的な、どれも同じような曲線と円形の自治体章に変わらない事を、マンホールマニアとして心から願ってやみません。
撮影日:2008年5月17日&2018年8月13日&2019年10月19日