あま市七宝町桂宮附に鎮座される「八劔(やつるぎ)社」。御祭神は草薙剣に由来する『八劔神( やつるぎのかみ)』。
境内由緒碑「創建は安土桃山時代天正年間(1580)。桂城主織田大和守の請願により山城葛野郡桂村から転遷し奉られたのが始まりとされています。」
一の鳥居を潜ってすぐに「石造連子窓型蕃塀」。連子窓の上には社号額を挟んで2頭の龍が相対しています。
二の鳥居と本殿に続く拝殿。
幣殿に続く御本殿
幣殿前左右より神域を守護されるのは、明治41年(1908)11月建立の浪花タイプの狛犬さん一対。愛知県で浪花タイプはちょっと珍しいかも。
こんな風に並べると、ついついいつもの癖で勝手にセリフが・・・(^^;)
「なんやえらい汗かいて悩んではるでぇ」「ほんまやなぁ。まぁ勝手に悩ましとき(笑)」
鬼瓦(経の巻)には、八劔社を表す「八」。
拝殿屋根の留め蓋でくつろぐ飾り瓦の獅子一対。穏やかな顔で参拝者を見守っておいでです。
「八剱社」社号碑
参拝日:2011年4月24日