車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

宝昌寺(ほうしょうじ) in 愛知県大治町花常

2016年12月14日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・愛知県

愛知県大治町花常東屋敷に門を構える曹洞宗寺院「宝昌寺(ほうしょうじ)」。円空寛文期の初期作『釈迦牟尼仏坐像』を本尊とします。創建は慶長三年(1598)とされていますが、こちらのお寺に関しては何の知識も無く、偶然行き会わせるという僥倖に恵まれての参拝。

隣接する「花常八幡社」の参拝を終えた時、何かに呼ばれた様に立ち寄らせて頂いた地蔵堂。

内には沢山の石地蔵様が納められており、何とも言えぬその穏やかなお顔に心が休まるような温もりをおぼえました。

穏やかで温かくて・・・なんて優しい微笑み。

地蔵堂の横にもう一つ小さな祠があり、そちらには石地蔵様が一体だけ安置されています。

地蔵堂の横に在る朱の鳥居は稲荷の社でしょうか? お社の場所がトンと分からず満開の桜に手招きされるようにそのまま境内へ。

鳥居の外で咲き誇る艶やかな牡丹の花に誘われて。

御亭主殿は本殿前に置かれた一対の狛犬さんを見つけて即撮影開始。岡崎でも浪花でもない・・でもどこかでお見掛けしたようなお顔立ち。ご住職の奥様のお話では明治32年頃の物ではないかとの事でした。

狛犬さんのお写真を撮らせている時、本堂横のご自宅からご住職様らしきお方と奥様が脚立を持って出てこられました。御挨拶をすませ何をなさるのかお尋ねすると、桜を切って塩漬けにするとの事。

七部くらいに開いた桜を摘み取り塩漬けにして「桜茶」になさるとか。ほんのりとした塩味と桜独特の香りが気に入って何度か購入した事がありますが、ご自宅の桜で簡単に作れるとお聞きし、ビックリ! 興味津々の私に丁寧に作り方まで教えてくれた奥様。いつか挑戦したいと思いながら、結局八重の桜花が入手できず、そのまま今に至ってしまいました。

参拝日:2011年4月24日

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする