車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

年の初め・・・2023年

2023年01月01日 04時00分00秒 | 徒然なるままに思うこと

早いもので私もご亭主殿もすっかり現役から遠ざかって、いつの間にかもうすっかり「良いお年頃」になってしまいました。

この「良いお年頃」、実はご当地マンホールを切っ掛けに知り合えた、大切な福島在住の友人が良く使っていた言葉なのですが、とても気に入ってずっと使わせて頂いてます。「いい年をして」・・ではなく、「良いお年頃になって」・・・何だかとっても自分が可愛く感じられません?

そんな大切な友人と会う事を目的の一つとして、福島県への車泊旅を決行したのは2015年6月。ついこの間のような気がしていたのですが、もう七年と半年も前の事なんだと、写真を見て改めて過行く歳月の速さに驚いています。彼女との短い逢瀬(笑)、叶うものならもう一度と願いつつ・・でもやっぱり会津は遠すぎます。

それから2年後の2017年5月、遠方のお友達に会う事を目的にして決めた車泊旅の行く先は埼玉県。福島県の友人同様、切っ掛けはやはりご当地マンホール。ネットとメールを介してのみのお付き合いでしたが、出会った瞬間からもう何十年来の友のように接して頂き、その事に夫婦揃って感動したものです。

コロナの蔓延とそれに相次いだご亭主殿の罹患で、私たちの毎日は一変しました。互いの病気治療で月の三分の一は病院通い。日々の暮らしに何の不足も無い・・と言えば嘘になるけれど、それでも側に寄り添う人がいる事の幸せを・・ずっと大切にしたいと思うのです。

年の初め・・相応しい画像をと思うものの、どこかに出かけたわけでもなく、愛するものを失った喪中ゆえ迎春の準備も無く・・・

2023年のスタートは、今まで小さな庭先を彩ってくれた草・花・木を画像のみで紹介しようと思います。我が家の花たちは、その大半が捨てられていた花、頂いた小さな苗や、挿し木で育てた花たちです。今はもう影も形もなくなった花。主の怠惰に負けず今も一生懸命咲いてくれる花。どれもみな、いつの日も喜びを寿ぎ、悲しみを癒してくれた愛おしい存在です。

毎年、沢山の実を付けてくれた紅梅も今は切り株を残すだけ。

春の一日、愛おしく忘れ難いあの春の一時。室内飼いのお前に許された唯一のお外だった小さな庭・・・雑多な鉢植えの向こうにお前は何を見つけたのだろう。お前が私たちの前から消えたのはそれから十日後・・あの日お前が見ていたものが知りたくて、私はずっと探しているけれど・・

ねぇ・・お前が大好きだったチロリアンランプが、あれからお前を恋しがって・・こんなに寒くなったのに、毎日せっせと赤い花を咲かせているよ。

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つたないブログを応援して下さる大切な読者の皆様に、心よりお礼申し上げます。新年のご挨拶は出来ませんが、迎えた新しい一年の始まりが、皆様方にとってより良き年であります事を心より願って。

皇紀2683年1月1日

 

コメント (4)
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