伊達市梁川町八幡堂庭に鎮座される「梁川(やながわ)八幡宮」。御祭神は『誉田別命(応神天皇)』。
社伝に「平安時代中期に田原中納言勝稙が京都・石清水八幡宮を勧請して創建したのがはじまりとされる。平安時代末期、藤原秀衡が佐藤基治に命じて再建し若宮八幡と称された。室町時代、伊達持宗が高子岡の亀岡八幡宮を遷して若宮八幡と合祀。亀岡八幡は伊達稙宗の代に桑折西山へ遷されたが、伊達市が米沢に遷ると再びこの地に戻り、伊達政宗が仙台に移ると亀岡八幡の御神体も仙台に遷された。八幡宮自体はその後もこの地に残り、現在の社殿は延享2年(1745)に改築。近世には伊達郡六十六郷の惣社とされ、境内には若宮八幡、弁天堂、三重塔など多くの建物があったと伝わり、放生池であった観音堂の池などが現存する。」
境内正面に拝殿、右手に神門。
拝殿の横にはテントが張られており、慌ただしく人の出入りがありましたが、先の龍寶寺と同様に、美しい御朱印を頂く事ができました。
神門から拝見させて頂く御本殿。16歳の伊達政宗が戦勝祈願のため参詣したことで知られ、今も伊達氏の氏神として崇敬されています。
境内には往時の面影を残す「放生池」
参拝日:2015年6月22日