さて、土湯温泉と言えば、何といっても「土湯こけし」。紹介ページには「クジラ目、たれ鼻におちょぼ口、大きな髪飾り(かせ)のこけしがずらりと並ぶ様は、圧巻」。
「クジラ目、たれ鼻」って・・・😅
居並ぶ土湯こけし達。どれも同じように見えて、一つ一つ手作業で生み出される表情はすべて微妙に異なっており、その一体ごとが唯一の表情を見せて私たちを見返します。
しかし・・・流石にこれだけ並ぶと、圧巻を通り越して異様な雰囲気さえ感じさせます。真夜中に一斉にこの子たちが動きだしたら・・って、ホラー映画の見過ぎ。こけしさん、ごめんね!!💦
ワイワイと楽しんでおりますが、表の写真を残しておかなかった為、工房の名前は失念してしまいました。記憶に在るのは荒川橋の近くであった事。グーグルさんに聞いても、すっかり様変わりした景色は既に見知らぬ町並みに変わっていました。
棚にぎっしりと並べられた大小さまざまな「土湯こけし」。HPによると「土湯系こけしは、胴は細く頭部は比較的小さい。胴はロクロ線模様。線と線の間に花や蝶を描くこともある。土湯こけし独特の返しロクロという技法もある。構造は下はめ込み。頭頂に「蛇の目」といわれる黒い輪を描く。前髪と鬢の間には「かせ」という赤い髪飾りを描く。」よし、これで、偽物をつかまされる事は無い👍!
土湯こけしが集合して作られた長大な胴体を持つ「土湯こけし」は土産話に最適の被写体。優に2mは超えています。そして後方にこっそりと控えているのは行灯型土湯こけし。
可愛らしい雛段に並ぶ「土湯こけし雛」
ねぇ、折角「土湯こけし発祥の地」に来たのだもの。記念にお一方お連れ帰りしたいので、お支払い担当、よろしくお願いしま~す😀
ご亭主殿のお財布が少し軽くなったところで、ラストの足湯は「下ノ湯」。少々お疲れ気味の二人ですが、それでも名残惜しくてさらっと手湯だけ。
傍らの土湯こけし提灯の可愛らしさと、手にしたお土産入りの袋の重さににすっかりご機嫌の私。同じ顔をして見せてのリクエストだって笑って答えちゃいますよ😆
東日本大震災の発生を受け、「こけし育む 健康・湯の里 土湯温泉」を基本コンセプトに、町の復興と土湯温泉の地域ブランド再生に取り組まれてこられた地域の方々に。こんなにも楽しい一時を私たちは過ごさせて頂きました。二人の力など微々たるものですが、ずっと、ずっと応援しています。楽しい時間を有難うございました。
訪問日:2015年6月24日