旧玖珂郡錦町(にしきちょう)は山口県の北東部に位置した町です。周南市、本郷村、美川町に。また県を跨いで広島県廿日市市、島根県益田市、吉賀町に隣接。山口県下では最も標高の高い地域にあり、 西中国山地国定公園の西の雄で、山口県の最高峰「寂地山」を擁し、錦川とその支流の宇佐川が町内を流れ、その川沿いに町域が開けています。「町の花:しゃくなげ」「町の鳥:カワセミ」を制定。
宇佐川の支流である寂地川の豊富な湧水は古くから地元住民の飲料源や特産物であるわさび栽培に利用されており、日本名水百選に選ばれています。また寂地峡(竜ヶ岳峡)には「日本の滝百選」にも選ばれた「寂地峡五龍の滝」があり、多くの観光客に人気となっています。
明治22年(1889)、町村制の施行により玖珂郡広瀬村・深須村・高根村が発足。
1940年、広瀬村が町制を施行、玖珂郡広瀬町となる。
1955年、広瀬町・深須村・高根村が合併、玖珂郡錦町が発足。
2006年、岩国市、由宇町、玖珂町、本郷村、周東町、美川町、美和町と合併し、岩国市錦町となりました。
マンホールには「町の花:シャクナゲ」と「オシドリ」、下に「アマゴ」がデザインされています。
昭和34年(1959)10月1日制定の町章は「「ニシキ」を図案化したもの」
岩国駅 - 錦町駅間で運行される「錦川鉄道錦川清流線」。終点の「錦町駅」駅舎
カワセミがデザインされた綺麗なラッピング電車が入線しました。NT3003「こもれび号」だそうです。
観光パンフレットで見た夢のような景色。山々の緑に染まった水の色、三色のラッピング電車の行く先は、きっと幼い日に夢見たおとぎの国かもしれません。
撮影日:2012年11月12日