南知多町内海高平井に鎮座される「高宮神社」。御祭神は『撞賢木厳之御魂天疎向津媛命(さかきいつのみたまあまさかるむかつひめのみこと)』。聞きなれない御名ですが『天照大神』の荒御魂とされます。
長く急な石段参道・・今回は私が下で待機してご亭主殿が一人で参拝。折角知多半島まで来て社殿参拝をしないというのは、ご亭主殿には残念だったのでしょう。一緒に行けない私に飛び切りの笑顔を見せて気遣ってくれます
石段参道の途中に鎮座される「秋葉社」拝殿と、奥に御本殿。
社殿までにはさらに長い石段が続いたと、後でご亭主殿が話してくれました。境内入り口より神域を守護されるのは、文政12年(1829)正月吉日建立の浪速型古米にさん一対。何ともひょうきんで独特の表情に、疲れも忘れたそうです(^▽^)。
別アングルから
【創建は永禄5年(1562)。宝積院住職と村役人久兵衛に夢のお告げがあり、伊勢外宮別宮の高宮御前のお礼が現在地に天下りしていたので、村中大寄合の結果、社殿を造営しお祀りする。明暦4年(1658)、村の種池から大国・恵比須両神の姿石が出現したので、伊勢大宮司請うて、外宮第一の別宮高野宮御前が勧請された。】
拝所の奥に鎮座される「御本殿」
御本殿の縁先より神域を守護されるのは瓦材の狛犬さん一対。まるで獅子頭のように大きな顔と丸く見開いた大きな目。
横からのアングル、うなじに流れる鬣はまるで翼のよう。
後姿も独特で、御亭主殿いわく、頑張った甲斐があったそうです。
一方私はと言うと・・・一人で待っている時間は実際よりもずっと長く感じるものです。あたりの景色をカメラに収めるにしても遠くには行けず、車の側から離れられません。
南知多町の観光案内も、見飽きてしまいました。
参拝日:2011年9月25日
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