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車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

水木しげるロード~Ⅰ~ in 鳥取県境港市

2017年06月27日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・鳥取県

鳥取県境港市には妖怪たちが集う一画が有るという・・河童にガシャドクロ、一つ目小僧に百目、ねずみ男に砂かけ婆、猫娘に一反木綿・・って、あれ何だか聞き覚えのある名前が (((((^_^;)  そうなんです、実はここ境港市はあの有名な水木しげる氏の故郷。で、そのご縁もあって『水木しげる』が描く妖怪の世界観をテーマとした観光名所「水木しげるロード」が誕生しました。境港駅から水木しげる記念館まで約800m続く妖怪の道には、177体の妖怪ブロンズ像が観光客を出迎え、今では鳥取県を代表する観光対応型商店街として脚光を浴びています。

「鬼太郎駅(境港駅)」の駅前で原稿を書く『水木しげる氏』と、それを見守る「鬼太郎・目玉おやじ・ねずみ男」。ここは境港駅に降り立った人が最初に立ち止まる撮影スポット。私たちが去った後にも沢山の人が順番待ちをしていました。

ちなみに、ペンを走らせる氏の原稿には、ちゃんとマンガの原案が書き込まれています。で、何の場面だろうかと二人で推理してみたり(笑)

境港市に「水木しげるロード」がオープンしたのは1993年7月18日。23体の銅像の設置に合わせてJR境線の「鬼太郎列車」も運行を開始。鬼太郎と妖怪による町興しはこの時から始まりました。妖怪たちの銅像は少しずつ増殖し(笑)、2011年現在で177体(2022年現在では222体)。

177体かぁ・・よしっ!!。あらかじめ数が分かっていると全部を見て回りたいと思う困った癖が又しても出てしまいました。今回も全ての妖怪たちをカメラに収めるべく、トップは、この世の魔性を祓う神の使者「麒麟獅子」と、麒麟獅子のあやし役「猩猩」。1650年に始まった「麒麟獅子舞」は今も鳥取県の伝統芸能として地域に息づいています。

「河童の三平と仲間」たちが遊ぶかたわらで、鳥取名産のスイカを食べる「死神」。でもあんたが食べてると、ちっとも美味しそうに見えないのは何故?

名前は分からなくても大丈夫、ちゃんとネームプレートが付いてます。が、流石にブログで177体全部を紹介するのはいささかアレなので(笑)そこは「がしゃどくろ」に免じて適当に。

次に向かった建物には、前面一杯に描かれた鬼太郎とその仲間たち。ここは「ゲゲゲのパワースポット 鬼太郎妖怪倉庫」。面白そうではあるけど、多分間違いなく時間を取られるので潔くパス(笑)

ちょっと後ろ髪引かれつつ(笑)、緑がいっぱいの一画は「河童の泉」。ここには馴染み深い妖怪たちが9体いるとの事、さて誰に逢えるかな?

泉の前には小さな小屋。切り株の上に居るのは鬼太郎の小便小僧(笑)。泉なのに、魚とか泳いでいるかもしれないのに・・・(^^;) 隣りの塔には悪魔くん三平君の姿も見えます。

「シャ~コ シャ~コ シャ~コ 」何だか怪しげな音がすると思ったら「小豆洗い」さんではないですか。今日も変わらず精が出ますね~。

「エロイムエッサイム 我は求め訴えたり」で一躍有名になった「悪魔くん」。無理矢理呼び出されて不平たらたら、やる気ゼロの「メフィスト」との掛け合いが好きでした(笑)

三平君がたっている下の小屋では、河童のさん平と友達のタヌキ君が碁を打っています。近くで魚を丸かじりしているのは「さざえ鬼」、その横で何か叫んでいる「岸涯小僧」

そして・・・・機嫌よく泳いでいる「ネズミ男」。あのさぁ、あんたが泳ぐと泉の水が汚れるってみんな言ってるよ。「へっ、おいらは綺麗になるし気持ちいいから関係ないね」・・・まぁ・・鬼太郎君の○○入り水だけどね(-"-)

妖怪の泉を出て再び全部の妖怪を網羅すべく商店街に向かった私たちの前に現われた一本角の妖怪・・「手の目」さん、この妖怪の名前知ってます?「な~~~に、簡単じゃ。わしの手の目は何でもお見通しなんじゃ。うむうむ、こやつは「方相氏(ほうそうし)」ゆうてな、追儺の折に悪鬼を追い払ってくれるんじゃ。」だそうです(笑)

何なん!!??この顔だけ妖怪? しかも転んでるのはどうやら人間らしいし・・その正体は・・巨大な顔をみせて人間をおどろかせて楽しむ「大かむろ」。タヌキが化けたものだそうですが、人を驚かすのが目的で、直接的な危害を加えることはないらしい・・でも心臓の弱い人とかには危険!

あちこち道草しながら、やっと水木しげるロードのメイン的存在の商店街にやってきました。アーケード全部が妖怪臭で一杯(笑)。で何やら楽しい商品がズラリと並んだ「鬼太郎本舗」。う~~~ん、あれもこれもネタ的には最高のお土産になりそう(笑)。

等身大の「ネズミ男」に出迎えられてハイテンションの私。御亭主殿はいつのまにか「開眼Tシャツ」を手に買う気満々。うん、確かに受けると思うけど、いつ着るの?(笑)

ひとしきりお土産選びを楽しんだら、次はお隣に鎮座される「妖怪神社」に参拝。

そのまえに手水舎で・・って、「目玉おやじ」が浮かんでる・・・ここで手水を使って本当に良いんだろうか(^^;)

「千年の節目である2000年1月1日午前0時に落成入魂式を行い創建されました。1999年の年末から、2000年の年始にかけて『妖怪神社落成法要式典』が行われ全国からたくさんの人や妖怪が集まりました。高さ約10尺(約3m程)近くに及ぶ黒御影石と、樹齢300年の欅で構成される妖怪神社の御神体は、神社建立の折、水木しげる氏より入魂頂いており、その際、御神体の一部分を指し、「ここに目玉をつけると面白い」と語られたという逸話も伝えられています。」公式HPより

で、水木しげる先生が御神体入魂の折、「ここに目玉を~」と指差された部分が「ポロッ」と剥がれ落ちたのがこの「目玉石」。御神体同様、今なお強い妖力を放っているそうです。

お願い事を書いて納める絵馬ですが・・出来れば持って帰りたいと思った人は私だけでは無い筈(笑)

鬼太郎ロード、見所はまだまだ一杯。妖怪ブロンズ像の紹介はかなり省いているにもかかわらず・・終われそうにありません(-"-) という事で恒例の「続きは明日」。

訪問日:2011年5月20日

 


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