車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

増泉(ますいずみ)春日神社 in 石川県金沢市増泉

2017年08月25日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・石川県

金沢市増泉に鎮座される「増泉(ますいずみ)春日神社」。御祭神は『武甕槌命(たけいかづちのみこと)、經津主命(ふつぬしのみこと)、天児屋根命(あまのこやねのみこと)、比咩大神(ひめおおかみ)』

由緒「人皇第八代孝元天皇四十五年(三世紀末)の創建とされる。平安時代の十世紀頃、当地も大和国三笠山春日大社の荘園(御厨)となった。村上天皇の天暦元年(947)に大和国よち春日大社を勧請、あらたに社殿・神庫を造営して春日社と称す。藩政時代には、加賀藩歴代藩主の祈祷所として厚く崇敬されるとともに、五箇庄総鎮守として広く敬神された。」公式HPより

軽やかに後ろ足を跳ね上げて境内より神域を守護されるのは、加賀逆立ち狛犬の中では二番目に古いと言われる明治十五年(1882)九月建立の加賀逆立ち狛犬:吽形さん。

阿形さんはどっしりと太い足を岩山に食い込ませた構えの姿勢で、同じく神域を守護されています。

朱塗りの鳥居の奥に鎮座される「出世稲荷神社」。御祭神は『宇迦乃御魂神 (うかのみたまのかみ)』

由緒「文政四年(1821)、山城国宇治群山科郷「花山稲荷社」より稲成明神の御分霊を賜り、御神体は庭鷺社に奉斎。天保八年二月より春日神社に奉斎された。」公式HPより

稲荷の社を守護されるのは神狐さん一対。顔立ちからして新しい時代の奉納。

鎮火と書かれた丸い石碑。神社庁のページに「かって天文弘治永禄頃の兵乱に社殿悉く兵火に罹り縁起記録等の神寶共残らす燒亡して」の一文が有り、火難は何よりも重大な禍であった事が伺えます。

手水舎越しに見る美しい境内

裏参道、鳥居の内より神域を守護されるのは、全体的にスラリとした姿勢の狛犬さん一対。控えめに開けた阿形さんの口元が笑っているようで好感の持てるお顔です。

参拝日:2011年10月13日


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