旧津名郡淡路町(あわじちょう)は淡路島の最北端に位置した町です。津名郡北淡町・東浦町、明石海峡を挟んで神戸市、明石市と隣接。津名丘陵の一角にあり、町の東側は大阪湾、北側は明石海峡に面し、中心集落の岩屋は古くからの交通の要地として栄えてきました、また最北端の松帆崎周辺は万葉の昔から知られた大和島・絵島・松帆の浦などの景勝地が多く、一部は瀬戸内海国立公園に属し、古来からの潮待ち・風待ちの地として多くの歌人の歌に詠まれてきました。明石海峡大橋南東側に設置された「道の駅あわじ」からは、明石海峡を通る船舶などを眺めることができ、観光名所にもなっています。「町の木:ウバメガシ」「町の花:ツツジ」「町の魚:タイ」「町の鳥:カモメ」「町の色:ブルー」を制定。
明石海峡大橋の下を航行する「たこフェリー」。兵庫県の明石港と岩屋港(淡路島)を結ぶ明石淡路フェリーですが、この時からわずか二ヶ月後に廃止されました。
明治22年(1889)、町村制の施行により、津名郡岩屋町・来馬村・浦村・釜口村が発足。
1892年、岩屋町大字箙村が野島村の一部となる。
1912年、来馬村が町制を施行、改称して津名郡仮屋町となる。
1956年、岩屋町・仮屋町・浦村・釜口村が合併、津名郡淡路町が発足。
2005年、津名町・北淡町・一宮町・東浦町と合併して淡路市が発足。現在に至ります。
デザインマンホールは東浦町と共同のデザインで、「明石海峡大橋」の下に「淡路町の花:ツツジ」「東浦町の花:カーネーション」がデザインされています。
昭和32年(1957)1月制定の町章は「片仮名の「ア」を組み合せて図案化し、明石海峡に臨む海辺の町を表したものです。」合併協議会資料より
撮影日:2010年9月19日
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます