旧津名郡北淡町(ほくだんちょう)は淡路島の北西部に位置した町です。津名町、淡路町、一宮町、東浦町に隣接。神戸淡路鳴門自動車道の北淡インターチェンジを有し、淡路島のなかで弥生遺跡の多い地域として有名。沖合いに鹿の瀬の好漁場をもつ富島、室津など、漁港を中心に水産業が盛んで、ノリ養殖地として、また野島地区はビワ、育波はブドウの産地。伊勢の森 (516m) 一帯は瀬戸内海国立公園に属する景勝地として知られています。
1995年の阪神・淡路大震災においては震源地に近く、甚大な被害を受けました。小倉地区には震災で現出した野島断層(国指定天然記念物)の保存館「北淡町震災記念公園」が、往時の記憶を留めています。「町の木:椎」「町の花:桜」「町の鳥:雉」「町の魚:鯛」を制定。
明治22年(1889)、町村制の施行により、津名郡富島村・浅野村・育波村・仁井村・室津村が発足。
1892年、仁井村(野島村・常盤村)、岩屋町(箙村)が分立して津名郡野島村が発足。
1924年、津名郡富島村が町制を施行し富島町となる。
1955年、津名郡富島町・浅野村・育波村・仁井村・野島村・室津村が合併、津名郡北淡町が発足。
2005年、津名郡淡路町・一宮町・津名町・東浦町と合併、淡路市となりました。
マンホールには「町の花:桜」と「風力発電」、「明石海峡大橋」「タコと鯛」がデザインされています。
「風力発電」
消火栓には「町の鳥:キジ」「町の木:シイノキ」「風力発電」、「町の花:サクラ」「明石海峡大橋」「町の魚:タイ」がデザインされています。
仕切弁には「町の花:サクラ」と「町の魚:タイ」がデザインされています。
昭和32年(1957)3月22日制定の町章は「北淡町の頭文字を漢字とローマ字の「北」・「H」がそれぞれ通じたものです。」合併協議会資料より
1995年1月17日5時46分、兵庫県南部を激しい揺れが襲い、多くの命が失われました。無力であった私たちはただ震え慄き、生かされた事にひたすら感謝し、失われた命に涙しました。
あの日涙を流した全ての方々のために、語る術をなくした全ての魂の為に、ただただ祈ります。どうぞ安らかであれと・・・
撮影日:2010年9月19日
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