岩国市玖珂町、旧山陽道沿いに鎮座される「菅原神社」。御祭神は『菅原道真・柿本人麻呂』合祀『伊弉諾尊・素盞嗚尊・事代主命・大己貴命・少彦名命・大歳神・手置帆負命(たおきほおいのみこと)・彦狭知命(ひこさしりのみこと)・田心比売命・市杵島比売命・湍津比売命』
江戸期「大庄屋:岡氏」が屋敷内に奉斎していたものを、明治時代に玖珂総鎮守の 「岩隈八幡宮・御旅所」である現地に遷座。
拝殿前参道より神域を守護されるのは、広島構えの狛犬さん一対。「明治三十六年(1903)」「尾道市 石工:大村(喜兵衛)」の刻。
拝殿前右手に神牛。「昭和七年(1932)五月吉日」「玖珂町、高森町」「尾道市 彫刻 大村喜兵衛」の刻。
岩国市指定文化財「菅原神社のモミの木」。拝殿に向かって右の木は、目通りの幹回り2.9m、樹高27.94m。左の木は、目通りの幹回り3.2m、樹高27.94m。
偶然お見掛けし、雨中の参拝。摂社・末社には参拝できず、中途半端な参拝となりましたが、尾道構えの良い狛犬さんに出会えて、ご亭主殿はご機嫌です。
参拝日:2015年11月18日
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御神名一口メモ
「手置帆負命(たおきほおいのみこと)」「彦狭知命(ひこさしりのみこと)」、天照大神の岩戸隠れの折、共に天御量(あまつみはかり)をもって木を伐り、瑞殿(みずのみあらか)という御殿を造営した。工匠の守護神。手置帆負命は讃岐忌部氏の祖。彦狭知命は紀伊国の忌部氏の祖神。
こんばんは。
今回の狛犬さん
なにやら尾が普段見るのと
違いますね、格好いいてすね!
あー、今日で7月も終わり。
早いですよねぇ☺️
広島県に比較的多くみられるもので
尾道型と呼ばれています
昔の狛犬は、その土地独得の形があって
その違いを見るのも楽しいですよ