微笑みを生きる

ナラティブセラピストとして、日々の心の気づきを書いています。また、ケアマネージャーの視点から介護についても記述します

自己をとりもどす

2021-02-06 05:12:50 | 

息をゆっくりすい

息をゆっくりはきます

手を合わせ静かに呼吸を続けます

呼吸に帰るひと時

呼吸とともに在るひと時を楽しみます

庭には山茶花の花が咲いています

花の蜜を吸いに小鳥たちがやってきます

その小鳥に気づいた家猫がニャーニャーと鳴き始めます

身体を低くしてぶるっと震わせながら

捕獲体制をとりつづけています

生まれてからずっと家の中で育っているのに

本能は忘れていないのです

誰に教わったわけでもないけれど

遺伝子に受け継がれてきた本能なのでしょうね

生みの苦しみ

子どもから大人になるときに味わう苦しみ

気づいてなかったことが気づき始めることによる苦しみです

自己の矛盾に苦しみ

社会の矛盾、大人の矛盾に苦しみ

自己の矛盾、社会の矛盾、大人の矛盾に気づきはじめて苦しみます

この苦しみを乗り越えたときに

新たな人生を歩み始めます

特に感受性の強い子ほど矛盾に苦しむのかもしれません

こときにどこまで心によりそうことができるか

見守ることができるかなのでしょう

自己否定から自己肯定へ

他者を見つめる目から自己を見つめる目へ

そのときの思いを聴き見守ることが必要なります

生まれるとは自己の本音に気づき自己を取り戻すことです

自己を取り戻すとは周りに影響されることなく自己の望むままに生きることです

数か月で自己を取り戻す人もいます

数年、十年近くかかる人もいます

それでも人は自己を取り戻すことができます

自己の責任で生きていく

これができるようになっていきます

自立ですね

私はのそのときどきに思いを聴き

自己を取り戻すすがたをみつめつづけています

伝えてください今の思いを

思いを聴きます

平和でありますように

よい一日を

いつもともに

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