10/7〜9に行ってきた広島・山口旅行の続きです。
10/7の朝に新幹線で新横浜を出て、広島到着後に芸備線で志和口に寄りつつ、三次までやってきました。三次からは口羽まで三江線で往復します。
3/31での廃止を予定している三江線は、広島県の三次と島根県の江津を結ぶローカル線です。ほぼ全線に渡って江の川の流れに沿って走ります。この江の川や、山に囲まれた地形から、過去何度も災害不通となっており、2006年の災害では1年近く止まっていたこともありました。
そんな三江線はキハ120形が1両で1日4〜6本の列車が走るだけの超赤字路線。とは言え、廃止が近づくと「葬式鉄」が大挙するのはいつものことなので、今回は比較的空いている区間便で早めのさよなら乗車することとしました。
キハ120形300番台の車内に入る。この時点ではあまり人もおらず空いているので、人のいない状態での撮影ができた。ただ、この後団体客が乗ってきた
キハ120形300番台の運転台付近。ワンマン運転用で、半室運転室の料金箱付き、折りたたみ式のバス用扉など、第三セクターの軽快気動車並に簡素な作りなのがキハ120形だ。昔はトイレも無かったが、現在はトイレが付けられている
そろそろ発車する
江の川の流れに沿う景色は良く、三江線は美しい川の景色を眺められる路線である
団体客のおかげでこの通り、座席が埋まる程度の混雑。夏場の貫通列車は記念乗車で埋まることもあったが、秋の区間列車でこれだけ埋まるのは、すでに廃線ブームが来ていたからだろう
景色を見ながら、列車は進む
やがて途中駅の作木口で団体客が下車。やや小ぶりな観光バスが対岸に迎えに来ていた
作木口を通り過ぎ、終点の口羽へ向かう
口羽に到着。折り返しまでは8分間
駅前の倉庫のようなところに横断幕が
ホームにある神楽の看板
駅の端から見る。4両程度は止まれそうなホームに、短い車体のディーゼルカーが1両だけ。国鉄時代に作られた地方ローカル線らしい姿ではあるが
駅の待合室。しっかりした作りだ
どう見ても新しく作ったトイレ。廃線間際の駅前に新しい物が作られるとは・・・廃線発表前に作り始めていたのかも知れないが
ホームに至るまで踏切はあるが警報器はない。必要ないと言えばそのとおりだが
同じ行程で三次へ戻る。行きと逆方向に風景を見ていくので、これはこれで面白い。団体客が降りて空いていたし
三次駅に到着。さよなら三江線。乗ったのはこれで3度目(1度目と2度目は全線乗車)でした。廃止直前の混雑は嫌いなので、これが最後の乗車です
こちらは府中行きの福塩線。これに乗って福山に行ってから広島に行くことも最初は考えていたのだけど、食事を取る時間があまりなくなりそうなので止めといた
広島行きの芸備線はキハ120形の2連でした。ほとんどがキハ47形2連の中では、数少ない運用です
途中駅にて、交換列車待ちの間に
なぜか、府中と備後落合からの料金が表示されていました
広島に到着
ホームには115系と227系の姿。ああ、都会だな
広島駅前は多彩な広島電鉄の路面電車の姿が。宿に荷物を置いてから、夕食を取るついでに乗り回すことにしました
銀山町で下車して、繁華街へ
なんとなく入ったお好み焼き店。空いていたんですが、味がイマイチだった
電停1つ分歩いて胡町から広島港行きに乗ってみる。5100形「Green mover max」のカープ電車でした
これでもかってくらいにカープな電車。車内放送もカープの選手の声が流れるし、これが市民に愛される市民球団の姿ですね
夜の広島港に到着。この列車はこのままここで留置でした
こちらも回送の1000形「GREEN MOVER LEX」
さらにサンフレッチェ広島電車も来ましたが、これもここ止まり
仕方ないので、5系統で広島へ戻りました
これで初日を終了。翌日は山口県へ向かいます。
10/7の朝に新幹線で新横浜を出て、広島到着後に芸備線で志和口に寄りつつ、三次までやってきました。三次からは口羽まで三江線で往復します。
3/31での廃止を予定している三江線は、広島県の三次と島根県の江津を結ぶローカル線です。ほぼ全線に渡って江の川の流れに沿って走ります。この江の川や、山に囲まれた地形から、過去何度も災害不通となっており、2006年の災害では1年近く止まっていたこともありました。
そんな三江線はキハ120形が1両で1日4〜6本の列車が走るだけの超赤字路線。とは言え、廃止が近づくと「葬式鉄」が大挙するのはいつものことなので、今回は比較的空いている区間便で早めのさよなら乗車することとしました。
キハ120形300番台の車内に入る。この時点ではあまり人もおらず空いているので、人のいない状態での撮影ができた。ただ、この後団体客が乗ってきた
キハ120形300番台の運転台付近。ワンマン運転用で、半室運転室の料金箱付き、折りたたみ式のバス用扉など、第三セクターの軽快気動車並に簡素な作りなのがキハ120形だ。昔はトイレも無かったが、現在はトイレが付けられている
そろそろ発車する
江の川の流れに沿う景色は良く、三江線は美しい川の景色を眺められる路線である
団体客のおかげでこの通り、座席が埋まる程度の混雑。夏場の貫通列車は記念乗車で埋まることもあったが、秋の区間列車でこれだけ埋まるのは、すでに廃線ブームが来ていたからだろう
景色を見ながら、列車は進む
やがて途中駅の作木口で団体客が下車。やや小ぶりな観光バスが対岸に迎えに来ていた
作木口を通り過ぎ、終点の口羽へ向かう
口羽に到着。折り返しまでは8分間
駅前の倉庫のようなところに横断幕が
ホームにある神楽の看板
駅の端から見る。4両程度は止まれそうなホームに、短い車体のディーゼルカーが1両だけ。国鉄時代に作られた地方ローカル線らしい姿ではあるが
駅の待合室。しっかりした作りだ
どう見ても新しく作ったトイレ。廃線間際の駅前に新しい物が作られるとは・・・廃線発表前に作り始めていたのかも知れないが
ホームに至るまで踏切はあるが警報器はない。必要ないと言えばそのとおりだが
同じ行程で三次へ戻る。行きと逆方向に風景を見ていくので、これはこれで面白い。団体客が降りて空いていたし
三次駅に到着。さよなら三江線。乗ったのはこれで3度目(1度目と2度目は全線乗車)でした。廃止直前の混雑は嫌いなので、これが最後の乗車です
こちらは府中行きの福塩線。これに乗って福山に行ってから広島に行くことも最初は考えていたのだけど、食事を取る時間があまりなくなりそうなので止めといた
広島行きの芸備線はキハ120形の2連でした。ほとんどがキハ47形2連の中では、数少ない運用です
途中駅にて、交換列車待ちの間に
なぜか、府中と備後落合からの料金が表示されていました
広島に到着
ホームには115系と227系の姿。ああ、都会だな
広島駅前は多彩な広島電鉄の路面電車の姿が。宿に荷物を置いてから、夕食を取るついでに乗り回すことにしました
銀山町で下車して、繁華街へ
なんとなく入ったお好み焼き店。空いていたんですが、味がイマイチだった
電停1つ分歩いて胡町から広島港行きに乗ってみる。5100形「Green mover max」のカープ電車でした
これでもかってくらいにカープな電車。車内放送もカープの選手の声が流れるし、これが市民に愛される市民球団の姿ですね
夜の広島港に到着。この列車はこのままここで留置でした
こちらも回送の1000形「GREEN MOVER LEX」
さらにサンフレッチェ広島電車も来ましたが、これもここ止まり
仕方ないので、5系統で広島へ戻りました
これで初日を終了。翌日は山口県へ向かいます。
三江線が廃止になり時間も経ち、沿線も静かになっていることと思います。廃止前にはだいぶ多くの人が押し寄せたようですね。喧騒の中では、三江線の普段の情景が伝わりきらないのではないかとも思いながら、報道や記事を見ていました。
もう一度訪ねたいと思う路線ほど、廃止されてしまったり、本数が減らされてしまったりしている現状が悲しいですね。
中国エリアにはなかなか行く機会がありませんが、またいつか訪ねたいと思っています。
風旅記: https://kazetabiki.blog.fc2.com
こんばんは。三江線廃止から9ヶ月、今年の夏に再度三次へ行くつもりでしたが、豪雨により断念せざるを得ませんでした。
現在は芸備線が代行バス輸送で通れるようになりましたので、また来年に行ってみたいと思っています。