2024/7/30-8/3 夏休み北海道旅行 その９「キハ283系特急大雪で旭川へ」

2024/7/30から8/3にかけて、夏休みをとって北海道旅行へ行って来た話の続きです。

8/2の朝に釧路を出て、釧網本線をH100形で通り抜けて網走までやって来ました。網走ではしばらく時間はありましたが、特に観光などもせずキハ283系「大雪（だいせつ）」に乗り継ぎます。
しかし、その網走駅には予想外の珍客がいました。JR北海道がマヤ34形の老朽化廃車に伴って代わりに製造したマヤ35形です。

マヤ35形は2017年に製造された軌道検測車で、JR東日本、JR東海、JR西日本がマヤ34形の廃車後に気動車または電車の検測車を製造したのに対して、マヤ34形と同様の貨車という状態です。したがって、マヤ35形は自走できず、両端にキハ40形300番台（700番台のエンジン換装車）が連結されて、検測を行っています。
余談ですが、北海道のマヤ34形の検測にはたまたま遭遇したことがあるのですが、その時はキハ141形が両端について牽引していました。


キハ40形300番台は元学研都市線（札沼線）用の気動車。なんでいるんだろうと思ったら・・・






マヤ35形牽引のためでした。マヤ35形を見たのは初めてです



検測車ということで台車はちょっと特殊ですね


側線にはラッピングされたH100形もいました

マヤ35形の撮影に夢中になっているうちに、そのうち旭川からのキハ283系「大雪（だいせつ）」がやってきました。


こちらは遠軽行きのH100形



キハ283系「大雪」が到着。「スーパーおおぞら」「スーパー北斗」時代には何度も乗ったキハ283系ですが、短編成化してキハ183系の置き換えに入るとは予想外でした





先ほどのH100形の遠軽行きが先に発車していきました


時間があったので一旦網走駅の外に出て駅舎撮影


駅改札の発車案内




さて、乗車します

キハ283系「大雪」に乗り、旭川へ向かいます。
先日、春のダイヤ改正で列車廃止と快速列車化が発表されましたので、キハ283系「大雪」に乗るのはこれが最初で最後になりましたね。
3月までに北海道へ行く予定もないので。


石北本線の車窓。山間部以外は農地が多い




遠軽駅でのスイッチバック。遠軽駅は元々はまっすぐ抜ける名寄本線があったのですけれど、1989年に廃止されたことで石北本線がスイッチバックするだけの駅になりました



旭川駅に到着

旭川に着いた時点ではまだ陽も高い時刻でしたので、宿泊は旭川にとってあったものですから、時間潰しに宗谷本線にも少し乗ってみることにしました。
とは言ってもそう遠くまでは行けないので、士別駅までの折り返しとしました。


宗谷本線もH100形に



士別駅に到着



士別駅の駅名標と駅舎


折り返しもH100形でした


旭川に戻ったら陽も暮れていました


隣のホームにいた789系1000番台「カムイ」

この日は旭川駅近くのビジネスホテルで宿泊しました。
次回は旅行最終日の8/3の行程ですが、あまり大きく移動していないので、次回でシリーズ最終回です。