2024/7/30-8/3 夏休み北海道旅行 その７「釧路から根室へ往復乗車」

2024/7/30から8/3にかけて、夏休みをとって北海道旅行へ行って来た話の続きです。

8/1の朝に釧路駅からバスに乗り、釧路市湿原展望台に行って来ました。ドラクエウォークのお土産を回収し、展望台を見学、遊歩道を少しだけ散歩した後は再びバスに乗り、釧路駅に戻って来て駅前の和商市場で昼食を食べました。

この日は釧路にもう1泊でしたので、昼食後は根室まで列車で往復してくることにします。
根室本線の普通列車で釧路〜根室は2時間半あまり。駅の廃止が相次いだので現在は17駅ほどしかありませんが、距離は営業キロで135.4kmもあります。
東海道本線の東京駅からで考えると、東田子の浦駅の手前くらいまでの距離です。北海道がどれだけ広いのかがよくわかります。
先日発表された2025年春のダイヤ改正では、ついに東根室が廃止になることとなったので、この時に列車で通っておいて良かったと思います。


和商市場から釧路駅へ戻る


釧路駅の駅名標


ずっと前からホームに置かれている海底炭。石炭ですね






乗車する車両はキハ54形500番台の「ルパン三世」ラッピング車でした。この車両とはよくよく縁がありまして、前回根室に行った2016年、その前に根室に行った2014年にも乗車していました。なお、「ルパン三世」原作者のモンキーパンチさんが途中の浜中町出身であることからラッピングされています






車内は車端部ロングシート、中央が集団見合式クロスシート（座席は特急用のリクライニングシート）となっています。車内の広告、窓のところにもルパン一味と銭形警部がいます


8/1という真夏の時期ですが、扇風機しかありません。しかし、扇風機も必要ないくらい涼しいのが釧路、根室の辺りです








発車待ちの間に、釧網本線からの「釧路湿原ノロッコ号」がやってきました。10年前に乗った時は中国系の客でいっぱいでしたが、この日もかなり混雑しているようでした



釧路を出発し、最初はずっと山の中を走るのですけれど、門静あたりからはけっこう海際のところも通ります。下の写真は別寒辺牛川あたりの湿地帯だったかと




茶内駅で行き違い待ちでしたが、ここではルパン一味と銭形警部が。それにしても、銭形警部の漁師姿が似合いすぎ



行き違いのキハ54形500番台は2連でしたが、車内から体を乗り出して撮影している人が。危ないですね



浜中駅でもルパンと銭形警部が。しかし、ルパン三世の立て看板はだいぶ色褪せていました

やがて列車は終点の根室に到着。
一旦改札を出て、11分ほどで折り返しとなりました。




根室駅に到着


根室駅の駅舎。結構人はいました


引き上げ線に見えたのは構内用除雪車


駅のホームにある温度計がなんと16度。8/1ですよ。この日の東京の最高気温が33.5度でしたから、夕方とはいえ半分の気温です。ちなみに12/15にこの記事書いている私の部屋の気温が今16度です

この後はひたすらに折り返しますが、釧路に戻った時には19時前ということもあり、ほぼ真っ暗でした。



東根室駅。2025年3月で廃止されますが、この時はそんな話もなかったので・・・


車掌車を待合室にした別当賀駅


同じく車掌車を待合室にした尾幌駅


釧路に到着



H100形がいました


こちらは根室行きの最終列車です


札幌行きのキハ261系1000番台「おおぞら」

この後は釧路駅からだいぶ歩き回って（目当てのラーメン店の閉店時間に間に合わなかったので）夕食を食べて、ホテルに戻りました。
次回は8/2の話に入ります。