みやしたの気まぐれblog

鉄道とか野球とか食べ物とかMacとか、日々の気まぐれ記録。更新も気まぐれ。

12/2-4 北の大地の旅 その2「石勝線不通区間を通り抜け根室へ」

2017-01-15 11:29:10 | 乗り鉄
12/2-4で行ってきた北海道旅行シリーズの2回目です。

12/2の朝に飛行機で千歳へ飛び、千歳駅から夕張行きの普通列車に乗って夕張まで行き、同じ列車で折り返して新夕張駅に戻ってきました。
ここから先は石勝線不通区間を通りつつ、根室本線の終端根室へ向かいます。

昨年8月に発生した台風7号、11号、9号、10号の連続被害の影響で、新得駅近郊の橋が流されるなど甚大な被害が発生し、根室本線東鹿越ー新得は今でも再開の予定はありません。
このままこの区間は廃線になる物と思われますが、訪問時点では石勝線のトマムー新得、根室本線新得ー芽室も不通区間となっていました。
このため、本来は1日に何本も特急列車が通る新夕張ートマムは1日3本の臨時特急、そこから乗り継ぎで代行バスにて帯広という状態でした。
列車が通常通り運行されていれば、新夕張ー帯広は約1時間40分ですが、この代行輸送体系のため、ダイヤ設定上は2時間30分かかるようになっていました(実際は2時間15分ほどで着きましたが)。



札幌からのキハ283系6連による「臨時特急」が到着。普通車は全て自由席扱いで、グリーン車は車内でグリーン券発売


乗車した車両は元々自由席車であるもの。指定席車が比較的混んでいたので、空いている自由席車に乗った


乗車したのは5号車


雪の山の中を抜け、列車はトマムへ向けて走る



トマム駅に到着。代行バス利用者は案内があるまで車内待機の放送が流され、スキーリゾート目的の客が先に降りていった


こちらが代行バス。2台で運行された


雪に覆われたトマム駅ホーム


側面の列車愛称表示機は「臨時」の表示


こちらはスキーリゾートと結ぶローカル運用バス


トマム駅待合室。改札は無く、本来は無人駅


トマム駅駅名標


新得方面への線路は雪に覆われ見ることが出来ない


この特急はこの後折り返し運用に入る



指定席車(自由席扱い)は大半の乗客が降りていた。先ほどの写真と比べても、自由席車よりシートが良くなっているのがわかる



なかなかお呼びがかからないので撮影して待つが、そこそこ吹雪いてます



やっとお呼びがかかったのでバスへ移動します


代行バス2台に別れて乗車



トマム駅を後にして、バスで帯広へ向かいます



代行バスは道東自動車道を通るため、途中駅は全て通過となりました


帯広駅に到着。雪はありませんでした


帯広駅


帯広駅の改札は九州の宮崎駅の用にホームごとに2つ用意されている形です



発車案内には代行バスの表示までされていました


ここからは臨時快速に乗車して釧路へ向かいます



快速と言っても車両はキハ283系特急形気動車。時間的には、特急列車と変わらない1時間40分ほどで釧路まで走ります



帯広駅ビル内にある豚丼店「ぶたはげ」で4枚豚丼の御弁当を購入。作りたての豚丼のうまさたるや最高


釧路に到着しました

釧路では1時間ほどの待ち時間で根室行きの普通列車へ乗り継ぎます。
道中はほとんど真っ暗になってしまいましたが、釧路も雪が無くて、12月初旬とは言え道中で夕張、トマムの辺りでしか雪を見なかったことに、ちょっと驚きました。


釧路駅改札


ご丁寧に「スーパーおおぞら」は「運休」と表示されている


釧路駅ビル。真っ暗ですね


乗車した根室行きはキハ54形500番台の「ルパン三世ラッピング車」でした





真っ暗なので写りがあれですが、両側面ともルパン一味と銭形警部のラッピングがされています


車内もポスターがルパン三世一味による沿線の紹介となっています


終着、根室に到着


夜の根室駅

この日は根室駅近くのホテルに宿泊。
ほぼ泊まっただけでして、翌朝は早朝の列車で釧路へ戻ります。以下、次回。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 12/2-4 北の大地の旅 その... | トップ | 12/2-4 北の大地の旅 その... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (風旅記)
2017-02-26 15:58:15
こんにちは。
列車が止まると初めてそのときにわかったかのように生活や仕事が乱れ、鉄道の存在を意識する、特に地方ではそのようなことばかりが起きているように見えます。
石勝線から根室本線方面は、冬に入っても工事が続けられ復旧に至りましたが、新得から富良野方面は手つかずのままのようですね。
JR北海道が経営面で深刻な見込みを発表したときには、流石に北海道庁の道路一辺倒の姿勢に批判が集まったようですが、鉄道の維持に対する温度感は低いままのように見えます。
代行バスに乗り継いでまで鉄道を使う人は少なかったのでしょうか。
バスでしか移動できない状況になる前に、きちんと鉄道の設備を再整備して永らえて欲しいと願うところです。
風旅記: http://kazetabiki.blog41.fc2.com/
返信する
Re: Unknown (みやした)
2017-02-27 01:21:25
こんばんは。

鉄道好きの旅行者としては寂しい限りですし、不便なんですが、やはり地元に必要とされていない鉄道は消えていくしか無いかなとも最近は思っています。

北海道は本当に札幌以外の人口は減っていく一方ですし、道内飛行機移動、高速道路網整備で、鉄道による都市間輸送の必要も、地域輸送の必要も減ってきていますし。

ただ、鉄道が無い場所って都会の人間からすると、不便な田舎でしかない。ここ2年でいくつか「廃線跡」をバスで通ったりもしましたが、そのバスの乗客すら少なかったです。

過疎化が進んでいくのを地元の人がどうにかしようと行動に移さない限り、緩やかな滅びが待っているだけですが、それに気が付いて行動に移しているのは本州でも数少ない。
一方で北海道は多くの炭坑が遙か前に無くなってから、滅んでいくことに慣れすぎた感じがありますね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

乗り鉄」カテゴリの最新記事