みやしたの気まぐれblog

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祝・東海道新幹線 開業50周年

2014-10-01 23:46:48 | 鉄道その他
旅行記を始めたばかりですが、本日は記念すべき東海道新幹線開業50周年の日ということで、東海道新幹線を走った/走っている列車の写真を掲載したいと思います。

あいにく、全部を東海道新幹線の区間内で撮影したものではありませんが、JR東海、JR西日本の車両の双方を掲載しておきたいと思います。
さすがに1000形とか、見たことが無い車両までは写真がありません。保守用車両もドクターイエロー以外は省きます。

東海道新幹線の説明は、今更するまでもないほど世の中の新聞やニュース記事が出ていますので、写真の車両の簡単な説明と撮影地のみ記載します。


0系。0系は新幹線で試作車1000形の量産車として最初に営業運転を開始した車両。0系と呼ばれるようになったのは、東北新幹線200系登場以降からで、それ以前は単に新幹線車両と呼ばれることが多かった。撮影地:浜松工場

0系。上の写真の0系と同じ物で、リニア・鉄道館保存後の車両。先頭部の連結器カバーがベージュからアイボリーの物に交換された。車両番号は21-86。撮影地:リニア・鉄道館

0系。JR西日本から鉄道博物館へ譲渡された車両。最も初期に製造された0系の1両で、車両番号は21-2。初期の0系で採用していた「光前頭」を復元している。ちなみに、21-1は交通科学博物館にあったが、現在は閉館・移転により見学不可能。撮影地:鉄道博物館

0系。山陽新幹線には後期に製造された0系2000番台が最後まで残留し、4両、6両の「こだま」で運用された。0系の耐用年数は12~15年ほどだったので、0系を0系で置き換えていったことで合計3,216両も製造されたのだが、最終的に残留したのは6両編成3本であった。撮影地:博多駅

100系。0系の後継として国鉄末期に登場した。2階建て車両を新幹線で初めて組み込んだのが特徴で、国鉄時代から投入された初期車X編成とJR東海によるG編成では2階建て車両が2両だったが、JR西日本のV編成は4両の2階建て車を組み込んでいた。写真はG編成。撮影地:浜松駅

100系G編成の2階建てグリーン車。1階部分は1両は個室、もう1両はカフェテリアになっていた。私が唯一乗車した、100系のグリーン車がこの写真の車両。当時すでに「ひかり」ですら300系/700系が主流で、会社の出張の帰りに、臨時100系「ひかり」を選択してグリーン車代は自腹で乗ったのを覚えている。撮影地:新大阪駅

300系先行量産車J1編成。300系の先行量産車として登場したJ1編成は、後に試験用車両となり、700系開発の土台となった。特徴的なのが車体先頭部横の膨らみで、この膨らみは量産車からはなくなっている。この他に、前照灯の縁取りが角張っていて、丸みが無いのも特徴。撮影地:浜松工場

300系。東海道新幹線の最高速度を220km/hから270km/hへ一気に50km/hも引き上げた新世代の新幹線であり初代「のぞみ」。モーターも直流モーターから交流モーターになり、サイリスタ位相制御からVVVFインバータ制御方式に変更された。車体も鋼鉄製からアルミ合金製になり、非常に軽くなっている。ちなみに、16両編成での重量は後継の700系等よりも軽い。その反面、乗り心地を犠牲にしたと言われる車両でもある。撮影地:新横浜駅

500系。JR西日本が試験車両WIN350の開発を経て投入した、日本初の300km/hで営業運転を行う車両であった。ただし、東海道新幹線内は270km/h。現在は8両編成に短縮化され、山陽新幹線で「こだま」として運用されており、最高速度も285km/hに抑えられている。撮影地:新横浜駅

500系。東海道新幹線撤退の最終日前日に撮影した物。最高速度300kmを誇る500系は、その外観のかっこよさから現在も人気が高いが、円形の室内は狭さを訴える乗客もおり、また300系/700系と異なる座席配置がネックとなって、東海道新幹線からは4年半前に撤退した。撮影地:品川ー新横浜(多摩川橋梁)

700系C編成。試作車300Xでのデータを元に、JR東海とJR西日本が共同で開発した新幹線。300系で乗り心地の悪さ、500系では室内の狭さを指摘されていたことも有り、室内の快適性と経済性を優先した結果、最高速度は500系に劣る285km/hに抑えられた。しかし、東海道新幹線内では270km/hまでのため、乗り心地から私は700系登場後は優先して700系を選んで乗っていた(現在はN700系優先だけど)。撮影地:新横浜駅

700系C編成「AMBITIOUS JAPAN!」ロゴ車両。ほとんどラッピングも装飾もしない東海道新幹線の車両で、数少ないラッピング実績である。東海道新幹線品川駅開業に伴う物であった。撮影地:東京駅

700系B編成。JR西日本が、「ひかり」運用で残っていた100系を置き換えるために製造した700系3000番台である。0番台であるC編成との違いは、C編成が300系の改良型台車を履いているのに対して、B編成は500系の改良型を使用している。またB編成は運転台付近にJR700のロゴが有り、普通車車内のシートの色も異なる。撮影地:東京ー品川(田町駅付近)

N700系。700系の改良型として、新幹線で初めて空気バネによる車体傾斜機構を搭載し、東海道新幹線内でR2500カーブでの通過速度を向上させることで、東京ー新大阪の到達時間を最高速度270km/hのままで5分短縮した(登場時)。山陽新幹線での最高速度も500系同様の300km/hとなり、700系以上の性能でありながら、室内環境は普通車の座席幅をわずかに広げるなどさらに改善した。東海道・山陽新幹線の特徴でもあった喫煙車の廃止に伴う、喫煙ルームの設置も特筆される。JR東海のZ編成0番台、JR西日本のN編成3000番台があるが、どちらもN700Aに準じた改造が始まり、X編成2000番台、K編成5000番台が登場している。撮影地:小田原駅

N700系2000番台の側面ロゴ。小さくAが追加されている。撮影地:小田原駅

N700系の連結器カバーを外した状態。0系、100系、300系と比較してトンネル微気圧波対策でロングノーズ化していった近代の新幹線だが、N700系はカバー部分がかなり大きい。700系も同様ではあるのだが。撮影地:浜松工場

N700A。N700系製造開始以降に開発された技術を導入し、N700系をマイナーチェンジした車両。主な変更は、ブレーキ強化、台車振動検知システムの導入、定速走行装置の導入など、あまり乗客には分からない範囲のものが多い。外観的には、車体側面のロゴの変更、先頭車青帯の若干の延長が変化の分かるところ。撮影地:新大阪駅

N700Aのロゴ。Aが強調されている。撮影地:東京駅

922形T3編成。922形20番台で、いわゆる「ドクターイエロー」としては3代目である。JR西日本の所属車両で、0系ベースの車両としては最後まで東海道新幹線を走行していた車両。2005年に引退後、先頭車の1両はリニア・鉄道館で保存されている。撮影地:静岡駅

923形T4編成。700系をベースに開発された「ドクターイエロー」の4代目。922形10番台の置きかえ用として製造された車両。0系ベースの922形では不可能だった時速270kmでの検測が可能になり、それまで主に夜間の検測が主だった「ドクターイエロー」が日中の空きダイヤ(「のぞみ」「こだま」ダイヤ)を利用した検測を行えるようになった。撮影地:品川ー新横浜(多摩川橋梁)

以上、そろそろ日も変わってしまうのでここまでで。
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