シリーズ最終回は、前回に引き続き八甲田丸の見学です。
2階の乗船口から入って、いろいろと見学してきた後、いよいよメイン?の1階に移動します。八甲田丸は青函連絡船で有り、人員と一緒に「鉄道車両」を運ぶことが仕事でした。つまり、人を運ぶのが2階、3階だとすれば、車両を運ぶのが1階。車両甲板となります。ここには合計9両の鉄道車両が保存されており、ここでしか保存されていない車両も存在しました。
車掌車ヨ6000形。車両番号はヨ6798で、なぜかWikipediaのヨ6000形保存車両リストからは漏れている(ただし、八甲田丸の記事には記載がある)
青い色の車両が見える。この色と言えば荷物車
郵便車と荷物車を兼ねたスユニ50形。車両番号はスユニ50 509
スユニ50はもう1両あったが、番号を記録し忘れた
車両中唯一の旅客車だったキハ82形。キハ82 101である
DD16形。DE10形をさらにダウンサイジングした車両で、軸重制限の厳しいローカル線向けの機関車だった。右灯(向かって左)が盗難に遭ったのか、無くなっている
さて、これはなんでしょう?私も最初見た時は分かりませんでした
先ほどの車両の説明です。ヒ600形という控車。前回の記事で掲載した稼働橋での重量制限対応のために作られた貨車でした
車両甲板の後は、さらに地下1階へ降り、エンジンルームへ。八甲田丸は1台が1600馬力の中速ディーゼルエンジンを4台1組で左舷、右舷の各スクリューを回していたのだそうです。8台の合計出力は12800馬力ですね。鉄腕アトムの10万馬力にはかないませんが。エンジンルームを抜けると1階へ戻り、さらに2階に上って乗船口へ戻るようになっていました
エンジンルーム
この辺がエンジン
これはエンジンの監視室でしょうかね
エンジンルームを抜けると再度ヒ600形と対面
八甲田丸を下船。煙突の「JNR」マークが誇らしい
八甲田丸の見学終了後、乗船前に存在に気が付いた気動車を見に行きました。
手前にあるのは八甲田丸のスクリュー。気動車はぼろぼろの状態
かなり腐食が進んでいて、塗装ははがれ、車端部は鋼板も破損。落書きもされ、窓は割れ、保存と言うより放置である。塗装が国鉄色で無く、JR化後の物っぽいが余り見覚えが無い
奥には車掌車もあった。ヨ3500形のヨ4493である
ここまで見終わった時点でお昼も過ぎており、青森駅の方へ戻ります。
昼ご飯に何を食べようか迷い、ぶらぶらと町の中へ。八甲田丸を出た時点で雨は降ったり止んだりだったのですが、風だけは強烈に強くて、とても寒かったんです。それで、ラーメンでも食べて暖まりたいと言うことで、青森名物のB級グルメ、「味噌カレー牛乳ラーメン」を食べに「味の札幌 分店」へ行きました。幸い、座席が2席確保できて、狭い店内でしたけど、美味しいラーメンを食べることが出来ました。
味噌カレー牛乳ラーメン。味はマイルドで美味しい。体が温まりました
帰りの新幹線の時間には余裕があったのですが、強風で外はあまりにも寒い。この日は東北新幹線全線開業1周年の日でしたから、新青森に行けばイベントがやっているようだと言うことで、早めに新青森へ移動することにしました。新青森~青森は特急列車の自由席も乗車券のみで利用可能なので、せっかくですからE751系「つがる」を利用しました。
E751系「つがる」
こちらは隣に入ってきた485系3000番台「白鳥」
新青森駅に着くと、出迎えたのはたくさんのゆるキャラと、鉄道模型に出店。もっとも、外は風が強くて寒いので、出店にはほとんど行きませんでしたが(振る舞いの野菜汁(名前忘れた)は美味しかったです)。
左はよくわかりません。右はむつ市の「ムッシュ・ムチュラン1世」だそうです
Nゲージの運転
こちらはHOゲージ
右が黒石の「つゆヤキソバン」です。左も麺類系なんですが、名前忘れました
青森県文化財保護課の「さんまる」。三内丸山遺跡のゆるキャラです
謎の戦隊っぽいキャラクター。一応緑が「はやぶさ」、青が「はやて」、ピンクが「こまち」でした。そういや横須賀で見たE5系の人もフルバージョン?で中間車付きでいました
相変わらず動かない「いくべぇ」。青森県観光連盟のゆるキャラです
十和田市の「駒桜(こざくら)ちゃん」です
なぜか電気自動車の展示もありました
食事処がある場所では津軽三味線と尺八の演奏もありました
新青森で時間を潰し、お土産を買って予定の時間になったところで、E5系「はやて」に乗車。行きはグランクラスを使いましたが、帰りは普通席で帰りました。
発車を待つE5系「はやて」
普通席の2人掛け
普通席の3人掛け
2日間の旅行は珍しく観光スポットらしいところも周り、なかなか楽しい旅行でした。
次回からは12/17-18の青森旅行シリーズとなる予定です。
2階の乗船口から入って、いろいろと見学してきた後、いよいよメイン?の1階に移動します。八甲田丸は青函連絡船で有り、人員と一緒に「鉄道車両」を運ぶことが仕事でした。つまり、人を運ぶのが2階、3階だとすれば、車両を運ぶのが1階。車両甲板となります。ここには合計9両の鉄道車両が保存されており、ここでしか保存されていない車両も存在しました。
車掌車ヨ6000形。車両番号はヨ6798で、なぜかWikipediaのヨ6000形保存車両リストからは漏れている(ただし、八甲田丸の記事には記載がある)
青い色の車両が見える。この色と言えば荷物車
郵便車と荷物車を兼ねたスユニ50形。車両番号はスユニ50 509
スユニ50はもう1両あったが、番号を記録し忘れた
車両中唯一の旅客車だったキハ82形。キハ82 101である
DD16形。DE10形をさらにダウンサイジングした車両で、軸重制限の厳しいローカル線向けの機関車だった。右灯(向かって左)が盗難に遭ったのか、無くなっている
さて、これはなんでしょう?私も最初見た時は分かりませんでした
先ほどの車両の説明です。ヒ600形という控車。前回の記事で掲載した稼働橋での重量制限対応のために作られた貨車でした
車両甲板の後は、さらに地下1階へ降り、エンジンルームへ。八甲田丸は1台が1600馬力の中速ディーゼルエンジンを4台1組で左舷、右舷の各スクリューを回していたのだそうです。8台の合計出力は12800馬力ですね。鉄腕アトムの10万馬力にはかないませんが。エンジンルームを抜けると1階へ戻り、さらに2階に上って乗船口へ戻るようになっていました
エンジンルーム
この辺がエンジン
これはエンジンの監視室でしょうかね
エンジンルームを抜けると再度ヒ600形と対面
八甲田丸を下船。煙突の「JNR」マークが誇らしい
八甲田丸の見学終了後、乗船前に存在に気が付いた気動車を見に行きました。
手前にあるのは八甲田丸のスクリュー。気動車はぼろぼろの状態
かなり腐食が進んでいて、塗装ははがれ、車端部は鋼板も破損。落書きもされ、窓は割れ、保存と言うより放置である。塗装が国鉄色で無く、JR化後の物っぽいが余り見覚えが無い
奥には車掌車もあった。ヨ3500形のヨ4493である
ここまで見終わった時点でお昼も過ぎており、青森駅の方へ戻ります。
昼ご飯に何を食べようか迷い、ぶらぶらと町の中へ。八甲田丸を出た時点で雨は降ったり止んだりだったのですが、風だけは強烈に強くて、とても寒かったんです。それで、ラーメンでも食べて暖まりたいと言うことで、青森名物のB級グルメ、「味噌カレー牛乳ラーメン」を食べに「味の札幌 分店」へ行きました。幸い、座席が2席確保できて、狭い店内でしたけど、美味しいラーメンを食べることが出来ました。
味噌カレー牛乳ラーメン。味はマイルドで美味しい。体が温まりました
帰りの新幹線の時間には余裕があったのですが、強風で外はあまりにも寒い。この日は東北新幹線全線開業1周年の日でしたから、新青森に行けばイベントがやっているようだと言うことで、早めに新青森へ移動することにしました。新青森~青森は特急列車の自由席も乗車券のみで利用可能なので、せっかくですからE751系「つがる」を利用しました。
E751系「つがる」
こちらは隣に入ってきた485系3000番台「白鳥」
新青森駅に着くと、出迎えたのはたくさんのゆるキャラと、鉄道模型に出店。もっとも、外は風が強くて寒いので、出店にはほとんど行きませんでしたが(振る舞いの野菜汁(名前忘れた)は美味しかったです)。
左はよくわかりません。右はむつ市の「ムッシュ・ムチュラン1世」だそうです
Nゲージの運転
こちらはHOゲージ
右が黒石の「つゆヤキソバン」です。左も麺類系なんですが、名前忘れました
青森県文化財保護課の「さんまる」。三内丸山遺跡のゆるキャラです
謎の戦隊っぽいキャラクター。一応緑が「はやぶさ」、青が「はやて」、ピンクが「こまち」でした。そういや横須賀で見たE5系の人もフルバージョン?で中間車付きでいました
相変わらず動かない「いくべぇ」。青森県観光連盟のゆるキャラです
十和田市の「駒桜(こざくら)ちゃん」です
なぜか電気自動車の展示もありました
食事処がある場所では津軽三味線と尺八の演奏もありました
新青森で時間を潰し、お土産を買って予定の時間になったところで、E5系「はやて」に乗車。行きはグランクラスを使いましたが、帰りは普通席で帰りました。
発車を待つE5系「はやて」
普通席の2人掛け
普通席の3人掛け
2日間の旅行は珍しく観光スポットらしいところも周り、なかなか楽しい旅行でした。
次回からは12/17-18の青森旅行シリーズとなる予定です。
もっとも、こっちは仕事中でしたが、
コメントありがとうございます。そちらのブログも参照させて頂きましたが、ニアミスだったみたいですね。
ちなみに私、今週末も青森に行く予定です。「日本海」に乗りに。