みやしたの気まぐれblog

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森首相以来のろくでもない失言人物、柳沢厚労相

2007-02-06 22:14:23 | 日常
「結婚・子供2人 極めて健全」 柳沢厚労相が発言(朝日新聞) - goo ニュース

女性は産む機械発言の次は、結婚して子供2人が健全ですか。
そりゃまあ、結婚していない=子供を作らないのは生物としては不完全というか、誤っていると言う論理もありますが、要はこの馬鹿厚労相は人間というものが理解できていないと言う事でしょ。

「若い人たちは、結婚したい、子どもを2人以上持ちたいという極めて健全な状況にいる。若者の健全な希望にフィットした政策を出していくことが大事」
なんて言ってますけど、結婚したいまではともかく、今の日本の環境で子供2人以上とか思える人がどれだけいるのかは疑問。それに、人数2人以上と言うのは1人では不健全と言っているかのようだし、厚生労働相という立場にある人物が、家庭への干渉を行っているかのようで不愉快ですね。発言の真意が少子化問題の対策をうっていくべきだと言うものだとは理解していますが、2人以上は自然だと擁護している他の議員も含め、政治家として言ってはならないことがあるということを理解していませんね。

私は30代の独身男なんですが、今の日本を見ていると、女性が子供がほしいと思える環境ではないと思います。
例えば、これまでも何度かニュースになっていますが、産婦人科が急速に減っています。私は仕事が病院関係なので多少は病院の動向を見ているのですが、産婦人科をやめて婦人科だけになったり、NICU(小児用集中治療室)があるにも関わらず出産の受け入れを止めたり、その結果別の産婦人科がある大学病院へ集中しすぎてしまったりと、妊婦さんが安心して出産できる環境ではなくなってきています。さらにまずいことに、出産時の事故が報道で叩かれるようになった為に、医療機関側が竦み上がってしまい、危険な状態の妊婦さんがたらい回しにされたり、産院からすぐに大学病院行きになったり本末転倒な状態。これら医療機関を統括する厚生労働省のトップがこんな馬鹿な発言するんですから、こんな医療環境で子供産みたいと、女性が本当に思えるのでしょうかね?

近年は育児休暇や出産時の経済的支援こそ徐々に充実してきていますが、女性の社会的地位が依然男性より低いことは事実で、結婚や出産をする事で退職を迫るような職場もまだまだあると聞きます。また出産で職場から一時的でも離れる事は、常に仕事をとりまく環境が変わるような職業では、スキルや経験上のネックにもなることがあり、抵抗感を覚える事もあるのではないでしょうか。まして、職場で重要な役割を与えられていればいるほど、女性には大きな人生選択としてのしかかってくるでしょう。政府が本当に考えるべきは、女性が男性と同じように働いているのが当たり前の現代に合わせた環境づくりでしょう。柳沢厚労相の発言や自民党の議員の考えは、「産めよ増やせよ」の極めて古い時代の考えにしか見えません。
(ついでですが、私は政治家ほど女性蔑視の傾向が強い職業もないと思います。)

それに環境問題だってあります。地球温暖化により、だんだんと住み難い気候になりつつありますし、オゾンホールの拡大による紫外線の直接照射、水質汚染や大気汚染に土壌汚染。私が子供の頃よりも人類に未来がないって感覚は強くなっていますね。子供の頃にあった森や林はなくなり、今の子供はバッタやカマキリ、アゲハチョウなんて見た事ない子が多いのではないでしょうか。便利さを求めて多くの自然を失ったこの国、この星で、子供を育てていく事に不安になったって不思議じゃありません。空港やら道路やらを造る事で利得を得ている政治家は、子供たちにどう代償を支払ってくれるんでしょうか?

こういった「子供をつくりたくても作れない」という問題の一方で、相次ぐ子供の虐待のニュースもあり、本当に子供を欲しいのか、子供は単に快楽を求めた結果でしかないのではないかと思う事もあります。20代以下の人では所謂「できちゃった婚」への抵抗感がかなり薄れていると言う統計もありましたし、結果として「子供が欲しい」ではなく快楽の結果でしかないという考えが若い世代には広がっているのではないでしょうかね。そう考えると、柳沢厚労相の発言はまったく的を得ていないと考える事だってできます。

なんにしろ、国の方向性を定める政治家、まして与党である自民党の議員連中がこんなのばっかりなんですから、この国は滅びの道をいくだけなんでしょうかね。
まあ、失言で騒いでるだけの野党も役には立たないですがね。

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8 コメント

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Unknown (aaa)
2007-02-09 16:39:39
朝日の記事は、的を射た記事ではないな。この全文をみるかぎりは。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070206-00000132-mai-pol
■柳沢伯夫厚生労働相の6日の記者会見での主なやり取りは次の通り。
(記者) 少子化対策は女性だけに求めるものなのか、考えはいかがか。
(厚労相) 若い人たちの雇用形態が、例えば婚姻状況などに強い相関関係を持ち、雇用が安定すれば婚姻率も高まるような状況なので、まず若者に安定した雇用の場を与えていかなければいけない。また、女性あるいは一緒の所帯に住む世帯の家計が、子どもを持つことで厳しい条件になるので、それらを軽減する経済的支援も必要だろう。もう一つは、やはり家庭を営み、子どもを育てることには人生の喜びのようなものがあるという意識の面も若い人たちがとらえることが必要だろう。そういうことを政策として考えていかなければならない。他方、当人の若い人たちは結婚をしたい、それから子どもを2人以上持ちたいという極めて健全な状況にいるわけだから、本当にそういう若者の健全な、なんというか希望というものに我々がフィットした政策を出していくことが非常に大事だと思っている。
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Unknown (みやした)
2007-02-09 22:54:25
確かに、ご指摘の通り朝日新聞の記事は言葉尻を撮っている記事ですね。読売や産経もそうでしたが。
ただ、上記文章を読んでも、やっぱり柳沢厚労相は考えが世間からずれてますね。
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Unknown (aaa)
2007-02-10 02:27:43
で、どのあたりがずれていますか?


>今の日本の環境で子供2人以上とか思える人がどれだけいるのかは疑問。

朝日の記事<国立社会保障・人口問題研究所が05年に実施した調査によれば、9割が「いずれ結婚するつもり」と答え、希望する子どもの数は「2子以上」が85%にのぼるが、実際にはそこまで達していないことを踏まえた発言。>とあるように、9割です。

>それに、人数2人以上と言うのは1人では不健全と言っているかのようだし、厚生労働相という立場にある人物が、家庭への干渉を行っているかのようで不愉快ですね。

統計結果を「健全である」という言葉を使って評価して何がおかしいのでしょうか。少子化政策の実効性をあげるには、高い値(=9割ぐらい)でないと困ります。子どもをつくるかつくらないか、最終的な決定は個々の家庭にゆだねられており、分厚い下地がないと、政策は無駄になります。私個人としては、もう手遅れで、移民政策や養子縁組の制度改革を考えないといけない気がします。

>これら医療機関を統括する厚生労働省のトップがこんな馬鹿な発言するんですから、こんな医療環境で子供産みたいと、女性が本当に思えるのでしょうかね?

そんな医療環境で産みたいとは思いませんが、たとえバカが厚生労働省のトップでも、子を産みたいと思う人は産もうとするでしょう。菅さんが大臣でも子は生まれていたわけですし。

急患の無い眼科、耳鼻科が人気で、激務の産婦人科が敬遠され、医学部に沢山の補助金を投入していていも、医師が足りない。晩婚化でリスク出産も増える。リスクが増えたので、医療事故も増える。夜間の出産では点数に見合った収益が得られないので、平日に陣痛促進剤を使用したり帝王切開をして、自然分娩を叶えられず、医療不信も増える。患者高齢化で患者は増えていき、産婦人科をやらなくても、それなりにやっていける。少子化で、医師、看護師の成り手も減っていく。病院が減っていく。ますますリスクが増える。多少なりとも、少子化が遠因になっていませんか。

>政府が本当に考えるべきは、女性が男性と同じように働いているのが当たり前の現代に合わせた環境づくりでしょう。柳沢厚労相の発言や自民党の議員の考えは、「産めよ増やせよ」の極めて古い時代の考えにしか見えません。(ついでですが、私は政治家ほど女性蔑視の傾向が強い職業もないと思います。)

1985年の男女機会均等法の制定以来、出生率が下がっていますが?
http://www.kunikoinoguchi.jp/seisaku/kouen/pdf/saikin-shiryou_b.pdf
反動で男性の雇用が安定しなくなった結果、結婚率も急下降ですね。派遣社員、契約社員、アルバイトが女性と結婚し子を持つ甲斐性はありません。急がれるべきは、女性の地位向上よりも、全体の労働環境の整備でしょう。女性の更なる地位向上は、時代錯誤です。今回の発言の内容である少子化対策についてですが、「若者の雇用安定化」「若年世帯に対する経済支援」「子育てを喜びと感じられるような若者の意識改革」。おまけとして、最近浮上した産休期間中の給付金制度などがあります。そんなにずれていますか?

彼の娘は2人ともフルタイムで働いているそうで、孫の送迎もやっていたそうです。むしろ新しい考えをもっているとおもいますが、いかがでしょうか。

読売が報じた柳沢の人物像についてコメントしているブログ
http://yuuyuukandai.at.webry.info/200702/article_9.html
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Unknown (みやした)
2007-02-10 22:30:11
一言で言うと、「健全」という言葉です。どうして健全なのか、そもそも健全という言葉が持つ意味は、心身が健康である事と言う以外に、「状態や考え方が片寄らず普通であるさま。堅実で安心できるさま。」とされています(goo国語辞典http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%B7%F2%C1%B4&kind=jn&mode=0&base=1&row=0)

では、結婚したい、子供2人以上欲しいが偏っていないといえますか?今回の発言井対する妥当な言葉とは思えません。もし、「健全」という言葉さえなければ、今回の柳沢厚労相の発言は妥当なものであったと思います。しかし、一国の大臣が具体的数字を指し示して「健全」と表現されることは、国民に成果を要求しているのと同じように捉えられます。正直、国家に個人の自由に関する部分まで指示される筋合いはない。「健全」などと表現されるのは私のような独身者に対する誹謗中傷のようで不愉快です。
確かに、ご指摘の記事を見る限り、柳沢厚労相はいろいろ考えて対応されているようです。ただし、人間は自己の記憶、体験、思考を持ってしか語る事はできません。そういった経験の中で、誤った発言をする事もあるから、一般人ですら、自己の発言に気をつける必要があるのに、一国の大臣という立場の人が、あまりにも自己の発言に不注意すぎる。一度叩かれたのに、自己の発言内容への注意心が全くない。すでに国民には彼への不信感が漂っているのに、「健全」については不快に思う人がいても全く謝罪のつもりがないなどと、ずれている以外のなんでしょうかね?
>1985年の男女機会均等法の制定以来、出生率が下がっていますが?
http://www.kunikoinoguchi.jp/seisaku/kouen/pdf/saikin-shiryou_b.pdf
反動で男性の雇用が安定しなくなった結果、結婚率も急下降ですね。派遣社員、契約社員、アルバイトが女性と結婚し子を持つ甲斐性はありません。急がれるべきは、女性の地位向上よりも、全体の労働環境の整備でしょう。女性の更なる地位向上は、時代錯誤です。今回の発言の内容である少子化対策についてですが、「若者の雇用安定化」「若年世帯に対する経済支援」「子育てを喜びと感じられるような若者の意識改革」。おまけとして、最近浮上した産休期間中の給付金制度などがあります。そんなにずれていますか?

私の周りの派遣社員さんで結婚している人は結構います。別に結婚は金銭がなくたってできるでしょ。第一、「女性と結婚し子を持つ甲斐性」等という言葉こそ時代錯誤なのですよ。なぜ男性が女性と家族を金銭的に支える家庭にしばられるんですか?今の時代、男性も女性も働いている家庭は珍しくもありませんし、女性の方が収入高いなんてのも無いわけじゃない。逆に男性が家庭に残り、女性が働いたっていいんです。各個人の自由でしょ。柳沢厚労相の発言を見るかぎり、「男性が甲斐性」みたいな考えは無かったんじゃないのですか?
「若者の雇用安定化」「若年世帯に対する経済支援」「子育てを喜びと感じられるような若者の意識改革」、大いに結構。言っている事は確かに大筋では正しい事でしょう。ただ、柳沢厚労相は人物として信用に値しないという事です。優れた人なら、あんな発言はしませんよ。
返信する
Unknown (みやした)
2007-02-10 22:35:43
ついでに、
>彼の娘は2人ともフルタイムで働いているそうで、孫の送迎もやっていたそうです。むしろ新しい考えをもっているとおもいますが、いかがでしょうか。

彼の娘の労働環境がどうであろうが、彼自身の人格に関係ありません。親や祖父なら孫の送迎くらいするでしょ。あたりまえ。あたらしいわけでもなく、ただあたりまえのこと。
返信する
Unknown (aaa)
2007-02-11 01:51:58
コメント大変参考になります。

>しかし、一国の大臣が具体的数字を指し示して「健全」と表現されることは、国民に成果を要求しているのと同じように捉えられます。正直、国家に個人の自由に関する部分まで指示される筋合いはない。


施策をする上で実効性を高めるために、政策が無駄にならように、国民に要求(提言)してもいいでしょう。税金を収めるだけで、ただ政治をしてもらうだけですか。国家と私が乖離しすぎていませんか?国民主権でしょう。国家は個人の総体です。選挙制度ってご存知ですか?今回の会見は、そういうメッセージです。私は妥当と考えますので、見解の相違です。

>「健全」などと表現されるのは私のような独身者に対する誹謗中傷のようで不愉快です。

http://www.ipss.go.jp/ ここでご覧になれば分かると思いますが、数字は独身者に対する調査です。
独身者の多くが持ちたいと思っている、その結果を「健全である」という評して、どうして誹謗中傷になりますか?自分がさも「健全」ではないと、決めかかっていませんか?

>確かに、ご指摘の記事を見る限り、柳沢厚労相はいろいろ考えて対応されているようです。ただし、人間は自己の記憶、体験、思考を持ってしか語る事はできません。そういった経験の中で、誤った発言をする事もあるから、一般人ですら、自己の発言に気をつける必要があるのに、一国の大臣という立場の人が、あまりにも自己の発言に不注意すぎる。一度叩かれたのに、自己の発言内容への注意心が全くない。すでに国民には彼への不信感が漂っているのに、「健全」については不快に思う人がいても全く謝罪のつもりがないなどと、ずれている以外のなんでしょうかね?

誤った発言は言語道断ですが、誤解が生じる表現は使うべきではありません。で、誤解が生じる内容であるならマスコミはそこを補足して、政府の言葉である会見内容の真意をきちっと国民に伝えるべきでしょう。報道の本分は、分かりやすく正しく伝える事です。しかし、ただ騒ぎに終始する。2人以上子供を持ちたいと思わない人が傷つくように大々的に報じるマスコミや野党の方が悪質で、少子化問題も政府批判や政治の道具としてしか興味が無いのではないでしょうか。


>私の周りの派遣社員さんで結婚している人は結構います。別に結婚は金銭がなくたってできるでしょ。

結婚率が急降下した理由はなんでしょうか。出生率も下がっております。結婚だけなら無くてもできます。

>>反動で男性の雇用が安定しなくなった結果、結婚率も急下降ですね。派遣社員、契約社員、アルバイトが女性と結婚し子を持つ甲斐性はありません。急がれるべきは、女性の地位向上よりも、全体の労働環境の整備でしょう。
>第一、「女性と結婚し子を持つ甲斐性」等という言葉こそ時代錯誤なのですよ。なぜ男性が女性と家族を金銭的に支える家庭にしばられるんですか?今の時代、男性も女性も働いている家庭は珍しくもありませんし、女性の方が収入高いなんてのも無いわけじゃない。逆に男性が家庭に残り、女性が働いたっていいんです。各個人の自由でしょ。

共働き大歓迎です。昔は共働きが普通で、いったん専業主婦が出てきて、また共働きが当たり前になっていうの知っていました?それはともかくとして、非正社員のケースですが、多くの登録型・派遣労働者(男性の3.5割、女性の6・5割)の場合ですと、育児休暇とほぼ無理です。どうやって生活ができますか?結局、男性は家計を支えざるを得ませんし、女性の方が収入が多かったとしたら悲惨です。支える男性側ですが、派遣社員、契約社員にも高給取りの方がいるのは承知しておりますが、多くはが正社員であるよりも所得は低いです。「時代錯誤」とお思いでしょうが、これがないから問題なのです。

<<厚生労働省が実施した派遣労働者に関するアンケート調査で、派遣労働者の賃金が平均月額20万6000円だったことが分かった。 賞与・一時金の支給も約4割にとどまっている。同省がまとめた2005年の事業所規模5人以上の平均給与総額は月額33万4910円で、派遣労働者の賃金水準の低さが浮社員き彫りになった。調査は、厚生労働相の諮問機関「労働政策審議会」の部会に資料として提出された。 それによると、平均年収は291万7000円で、給与形態も時間給制が半数を占め、月給制は35%にとどまった。>>

さて出産を終え復職したい女性ですが、都市部では核家族が進んでいる事もあり、祖父母にあずけることのできない家庭は、公立保育所に預けて働くでしょう。空きがあればいいですけど、公立が駄目なら私立保育所に月5~8万の自腹で払うことになります。

結局、子供を作る予定は無いので入籍せず、子も産まれようもない。だから結婚率も出生率も下がっているのではないでしょうか。

>柳沢厚労相の発言を見るかぎり、「男性が甲斐性」みたいな考えは無かったんじゃないのですか?
おしゃるように、無いです。結婚率、出生率の低下の原因として私が示しました。

>「若者の雇用安定化」「若年世帯に対する経済支援」「子育てを喜びと感じられるような若者の意識改革」、大いに結構。言っている事は確かに大筋では正しい事でしょう。ただ、柳沢厚労相は人物として信用に値しないという事です。優れた人なら、あんな発言はしませんよ。

お前は気に食わないから駄目だ、的発想ですね。飛躍しすぎです。

>彼の娘の労働環境がどうであろうが

彼ら夫婦の教育の賜物でしょう。遺産がたっぷり見込めるのに、未婚のニートや家事手伝いではないですし。

>親や祖父なら孫の送迎くらいするでしょ。あたりまえ。あたらしいわけでもなく、ただあたりまえのこと。

そりゃ、親や祖父なら孫の送迎くらいするでしょ。あたりませんです。ですが、秘書も家政婦もいるだろう国会議員が孫の送迎するのは当たり前ですか?実子ならともかく、子育てが終わり本業に専念できる身分なのに孫の送迎をやっているから、新しいと言ったまでです。



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Unknown (みやした)
2007-02-11 07:14:30
> 施策をする上で実効性を高めるために、政策が無駄にならように、国民に要求(提言)してもいいでしょう。税金を収めるだけで、ただ政治をしてもらうだけですか。国家と私が乖離しすぎていませんか?国民主権でしょう。国家は個人の総体です。選挙制度ってご存知ですか?今回の会見は、そういうメッセージです。私は妥当と考えますので、見解の相違です。
>http://www.ipss.go.jp/ ここでご覧になれば分かると思いますが、数字は独身者に対する調査です。
独身者の多くが持ちたいと思っている、その結果を「健全である」という評して、どうして誹謗中傷になりますか?自分がさも「健全」ではないと、決めかかっていませんか?

そうですね。見解の相違です。独身者へのアンケートを元にしている事は当初から知ってますし、逆に同じ独身だからこそ、同意できないことでもありました。はっきり言えば、私個人が未婚であり、子供を持つ気があまりないが故に、「健全でなくて悪いか!」っていう感情です。まして「女は産む機械」と発言した人ですから、今度は「結婚して2人以上作れ」って感情の裏にはあるんじゃないかって疑っても当然でしょう。少子化対策は結構ですが私はそこまで指示して欲しくないということ。

>誤った発言は言語道断ですが、誤解が生じる表現は使うべきではありません。で、誤解が生じる内容であるならマスコミはそこを補足して、政府の言葉である会見内容の真意をきちっと国民に伝えるべきでしょう。報道の本分は、分かりやすく正しく伝える事です。しかし、ただ騒ぎに終始する。2人以上子供を持ちたいと思わない人が傷つくように大々的に報じるマスコミや野党の方が悪質で、少子化問題も政府批判や政治の道具としてしか興味が無いのではないでしょうか。

おっしゃる通りです。しかし、そういうマスコミ状況があるのを前提に話すべきが大臣という立場なのです。この状況はもう何十年も変わっていないのですから。加えて言うなら、マスコミも営利企業の1つであり、所詮は読者や視聴者の望みそうなものを報道しているに過ぎません。その結果がどうなるかまでは考えていないのが、ご指摘のとおり問題なんですけどね。

> 共働き大歓迎です。昔は共働きが普通で、いったん専業主婦が出てきて、また共働きが当たり前になっていうの知っていました?それはともかくとして、非正社員のケースですが、多くの登録型・派遣労働者(男性の3.5割、女性の6・5割)の場合ですと、育児休暇とほぼ無理です。どうやって生活ができますか?結局、男性は家計を支えざるを得ませんし、女性の方が収入が多かったとしたら悲惨です。支える男性側ですが、派遣社員、契約社員にも高給取りの方がいるのは承知しておりますが、多くはが正社員であるよりも所得は低いです。「時代錯誤」とお思いでしょうが、これがないから問題なのです。

育児中に男性が家計を支える事になる事は多くの場合確かでしょうね。ただ、女性の収入が多い事は、悲惨ではない。育児するまでに十分費用をため込むなり、いろいろな補助を使えばいいでしょう。
また、契約社員や派遣社員が正社員よりも所得が低いのは当然でしょう。そして育児や家庭への補助制度が正社員よりも悪いのも止むを得ません。同じであれば、正社員を続けている人間には不公平になります。契約社員や派遣社員は契約以上の残業ができないようになどされていますし、正社員よりも責任の軽い仕事が与えられますから、その分の代償です。
契約社員や派遣社員の中には「正社員になりたくてなれなかった人」もたくさんいるでしょうが、「正社員を辞めて、意図的にやっている人」も多いんです。一度手に入れたものを手放している以上、代償は発生しますよ。多くの企業で中途採用を行っているのに、契約社員や派遣社員の道を選んでいるんですから、前者の人なら単に能力不足、後者の人なら自由にやっていると捉えられます。

そして、私は現在の子育てをめぐる環境が状態が望ましいなんて、一言も書いてないです。このあたりのご指摘の数々の事項は全て理解していますし、本文でもその内容を批判しています。ただ、言葉足らずが多々あって誤解を生んでいると反省しています。私は、その対応策をとるトップである柳沢厚生労働相の人物を批判しているに過ぎません。

> お前は気に食わないから駄目だ、的発想ですね。飛躍しすぎです。

感情の問題ですね。私は最初の「女性は産む機械」発言から彼を疑ってますから、いくら謝罪されたところで信用に値しないと考えてます。謝罪で彼を受け入れているか受け入れていないかの差でしょうね。

> 彼ら夫婦の教育の賜物でしょう。遺産がたっぷり見込めるのに、未婚のニートや家事手伝いではないですし。
> そりゃ、親や祖父なら孫の送迎くらいするでしょ。あたりませんです。ですが、秘書も家政婦もいるだろう国会議員が孫の送迎するのは当たり前ですか?実子ならともかく、子育てが終わり本業に専念できる身分なのに孫の送迎をやっているから、新しいと言ったまでです。

逆に言えば、議員なら親の「あたりまえ」の義務を放棄していいとも読めます。そうであれば国会議員としては新しいのかもしれませんが、親としては「あたりまえ」を果たしているだけですので褒めるほどの事じゃないです。新しいんじゃなくて、「あたりまえ」を果たせる人ですということでしょう。
返信する
Unknown (みやした)
2007-02-11 17:13:49
> 私は、その対応策をとるトップである柳沢厚生労働相の人物を批判しているに過ぎません。

自レスですが、読み返してみるとそうでない部分もありますね。失礼しました。最初に本文を書いたときは感情的になってましたから、的外れな部分もありますね。なんにしろ、柳沢厚生労働相は私が当初思ってたよりはずっとできた人間みたいですが、失言は失言として、大臣として尊敬に値するような人格であって欲しいですね。
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