来年の今頃の鉄道話題は

今年の春のダイヤ改正は、「北陸」「能登」と言った国鉄時代から続く列車の廃止が話題の中心で、その前に500系「のぞみ」の廃止が入る感じです。
ここ数年は毎年春のダイヤ改正で寝台列車が徐々に削減されてきていましたが、さすがにもう残っている物がほとんどありません。

では来年は？

先日のJR九州からの発表で、来年3月の九州新幹線の博多延長開業が示唆されました。
これが意味することは、787系「リレーつばめ」の廃止と、新八代乗り継ぎの廃止です。
「リレーつばめ」とほぼ同じ区間を走る「有明」の廃止も示唆されています。
（この場合、熊本～肥後大津の特急削減をどう補うかという問題も出ますが）
さらに、山陽・九州直通新幹線の運行開始により、「ひかりレールスター」の廃止も推測されます。
「ひかりレールスター」用の700系7000番台は100系に代わって「こだま」転用となるでしょうから、
今度は100系の全廃が近づいてきます。
また、N700系の増備により、次々と廃車されている300系引退もそろそろ心配される頃でしょう。
またすでに、485系「雷鳥」の終演も来年春頃で発表されているので（前倒しにならなければ）、国鉄時代から続く伝統の列車名「有明」「雷鳥」が消えるかもしれませんね。
この他に、次の廃止対象夜行列車として推測されるものとして、急行「きたぐに」、寝台特急「日本海」もあります。
毎年毎年、鉄道ファンの春には葬式ネタが続きますね・・・


新八代駅で並ぶ787系「リレーつばめ」と800系「つばめ」。この姿もあと1年あまりで見納め

「有明」廃止が現実化すると、豊肥本線でのこの姿も見納めになってしまうのか