第14回みのおの子どもを育てる大人たちの学習会
子育てで今、できること ~震災をきっかけに考える~
今回初めて「学習会」に参加させていただきました。
以下に感想などを交えレポートさせていただきます。
時:2011年7月9日(土)14:00~16:00
所:メイプルホール大ホール
【This is 箕面の教育2011】
•三世代交流事業「かんたろうまつり」…北小校区
楽しそうな活動の紹介でした。とくに花火をみんなで楽しむ
様子に、大人は準備が大変だったでしょうが子供達には素晴
らしい思い出になったと感じました。
•防災学習の取り組み…彩都の丘学園
防災に真剣に取り組む様子が紹介されました。
実際にダンボール箱で避難所生活を体験している様子に
知識だけでなく体験として学んでいるなあと感心させられました。
できたてほやほやの学校の様子が写真で見る事ができ興味深かった
です。
•被災地にモザイク画を贈る取り組み…豊川北小学校
画を描いて被災地の子供達を応援したい、と4年生のみんなが
一所懸命モザイク画を創る様子が紹介されました。
紙片を貼っていくという地道な作業を通して被災地への思いを
寄せて行く様子に感動させられました。
「あきらめないで」というメッセージはしっかり届いたと思います。
【子育てで今、できること ~震災をきっかけに考える~】
子育てやPTA活動によくありがちな問題を、先生と保護者の方々による
楽しい寸劇で一緒に考えようという企画です。
終始笑いの中にも「うんうん」「わかるわ」と共感させられる
ところがたくさんありました。
出演された先生方、父兄の方々、楽しいお芝居をありがとうござい
ました。
【講演 JAY'ED(ジェイド)さんのお話】
箕面出身のミュージシャン、ジェイドさんが小学校5年の時に
ニュージーランドから箕面に来て、現在プロミュージシャンと
して活動するまでのことを、小学校4、5年生の時の恩師とともに
和やかに振り返りながら語ってくれました。
箕面に来た当初はまったく言葉も文化もわからず困惑し苦悩した
ジェイドさん。そんな彼に当時の担任の先生は寄り添い、「6年生
になるまでに4年生までの国語の知識を身につけよう」と目標を立て、
二人三脚で取り組んだこと。
高校を辞めて音楽の道に辿り着くまでの悩んだことや支えてくれた
家族のこと。
そして先の東日本大震災を仕事先で被災、帰り際に地元のおばあ
ちゃんからおにぎりをもらったのをきっかけに被災地支援活動を
始めたことなど。
そんな様々なエピソードを聞かせていただきながらあっと言う間に
時間が過ぎました。
最後にジェイドさんと一緒に「見上げてごらん夜の星を」を会場の
全員で歌いました。
それでお開き、と思っていたらなんとジェイドさんが一曲歌って
くださることに。ジェイドさん本人も知らされてなかったマネージャー
さんと主催者のサプライズ!!
「♪ずっと一緒、箕面で一緒…♪」
歌の終わり頃に即興で歌詞を変えて歌ってくれた時には思わず
涙が出そうになりました。
今日は、他の小学校の活動の様子も垣間見れて、寸劇で笑わせて
もらいながらも色々考えることができ、さらにジェイドさんの貴重な
お話と、生歌まで聴く事ができて…
大変得した気分の一日でした。
(窪田)