2016年 6月 3日
場所 メイプルホール
テーマ 「子どもの貧困に対して一人ひとりができることは?」
NPO法人 あっとすくーる
理事長 渡 剛さん
現代日本のひとり親家庭の現状を通して、子どもの貧困について学びました。
渡さんは未婚の母子家庭で生まれ育ち、色々なご経験を経て大阪大学に進学。大学で子どもの貧困について学び、ご自身の経験をもとに「家庭環境で子どもの将来が左右されることがないように」との想いから設立された『あっとすくーる』についてのお話を聞きました。
あっとすくーるは学習支援という形でひとり親家庭を支えている団体で、箕面市と高槻市で「渡塾」という個人指導の塾を開いています。週1コマ12.000円/月額(ひとり親家庭は6.000円)という設定です。いくつかの事例からも、ひとり親家族に配慮がある学習塾で支えられている親子がいることを知りました。
子どもの貧困やその連鎖を止めることは大きな課題で、渡さんが行っている活動はとても意味があり素晴らしいと感じました。私たちも今問題となっている見えづらい貧困に目を向け、知り、自分に出来る範囲で行動しようと思いました。