1月31日金曜日 とどろみの森学園 プレイルームにて
摂南大学 教職支援センター 特任講師の谷口雄一さんにお話を伺いました。
まず、先立って行われた人権参観では、初雪の降るなか多くの保護者の方が学校に集まり、子どもたちの発表に耳を傾けておられました。
3年生は仲の良い友達とのトラブルの事例を通し、気持ちの変化に気付き、感情的にならず、相手の気持ちを理解することの大切さについて学びました。
5年生はメールやラインを使うときの相手の受け止め方や、言葉の選び方について意見を交わしていました。
どちらの学年も自由に意見を交わし、さまざまな考え方を知ることで学びあっている印象でした。
講演会では、道徳は他の教科と違い、答えは一つではないこと。昔と違って、現在は多様性が求められることなどを踏まえ、道徳教育や道徳科について対話しながら考える時間を持ちました。
道徳をどう解く?みんなでDo talk(どうとく)など、道徳と言う言葉を散りばめながら、これからの道徳教育について考える時間でした。
自分の生き方について考える。自立した人としてよりよく生きるための基盤。道徳的な判断力、心情、実践意欲と態度を育てる。自己を見つめる。物事を多角的にとらえる。
など、講演会では私たち大人も大切に考えていきたい言葉をたくさん聞くことができ、とても勉強になりました。道徳の授業とは子ども時代だけでなく、人生を通して考え続けていきたい、そういう印象に変化していました。
小学校では昨年度から、中学校は本年度から『道徳の時間』は『特別の教科 道徳』へ道徳科となりました。
道徳科になった事により、どう変わったのか、
道徳科が目指すものは何か、
また、子供達の道徳性を養う為に出来る事は?
を参加した方達と話し合いながら考える、とても貴重な時間になりました。
他の方が話されている事を聞き、納得したり、またそんな考え方もあるのかと驚いたりと、視野が広がり、子供達を育てていく中での日常の接し方等のヒントとなる事を多く<wbr />得られるとても貴重な時間を過ごす事が出来ました。
家庭・地域で出来ることなどもお話していただき、身近に出来ることから取り組んで行こうと思いました。