老いの考察~未来~
老いてゆく事とは
inochiの砂時計の砂を
絶えず減らしてゆくと言う事
つまり
老いの未来は
減りこそすれ
増えることの無いもの
まだ若くて
未来など考える必要もない時代は
其処に、輝きしか無かった
漠然とだが
豊かさや喜びしか
感じられなかったものだ
多くの時分が流れて
たくさんの明日が過去に消えて
目の前には
最早、数えるほどの未来しか
持てなくなった
それが、老い
無償の夢に溢れていた
あの頃と比べて
老いを考察すれば
未来は、明日は
見え隠れする希望でしかない
けれど、老いの智慧を駆使すれば
対処法は有る
些かの処方箋は有る
作り続けることだ
造り続けることだ
創り続けることだ
未来に
希望や夢を設定し続けること
縦しや
途中で無に帰すとしても
スケジュールの終焉が訪れたとしても
inochiの先に
未来への明かりを灯し続けるには
先回りして、次から次へと
未来の予約を取るしかない
何れ、其処から
periodのmessageが届くまで・・