オットが読んで、もう何年も前から本棚にあるこの本
タイトルから ホームドラマと思い込み、全然読みたい気分にならなくてほったらかしだったのが、
お芝居になると知り、ちょっと気になって観てきました。
京都が舞台のストーリーで、いろいろな地名が出てくるけど、
セットはこんな感じで、下賀茂の森のイメージかな。
南座で、歌舞伎以外の演目を観るのは初めてなので、
太鼓や三味線以外の音楽が聞こえるのが不思議な感じから始まり、
予想を超えて、楽しい、面白い
花道や回る舞台を上手に使ってるなぁと感じました。
お母さん役が壇れいなんだけど、宝塚病にかかって男装をしている設定で、タキシード姿で登場したのが傑作。
男役もなかなかでした。
さすが娘役トップを何年もこなしただけあって、声がよく通り、着物姿の所作もバッチリ。
この人は、テレビドラマより、舞台で映える人だと思いました。
4兄弟役の若手たちは、まだ始まって2日目ということもあるのか、
みんなせりふカミかみだったけど、全然許せるテンポ感。
池田さんや相島さんなどべテラン勢は、安定の化けっぷりでした。
オットに原作に忠実かどうか聞いてみたら、だいたい…とのことだったので、
面白かったし、読んでみようかな。