8、伝えたい言葉があふれそうなほどあった だけど愛しくて忘れちまった 2012年01月12日 | 月夜の散歩 僕が未だ10代だったある日、家族会議の末に犬を飼うことになった。 ペットとはまるで無縁で、世の中の犬好きを誰一人理解出来ない我が家族にとっては非常に大きな変化だった。 知り合いから譲ってもらえるということで両親が貰いに出かけた。 僕は家でそわそわと待っていた。 僕と愛犬との出会いは母の腕の中。 母が優しく抱えたタオルの中に両手に収まる程小さな白いトイプードルの赤ちゃんが居た。 我々家族5人はみ . . . 本文を読む