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交流

「未来へ」 卒業式の後の息子と・・・

2004-03-24 12:24:00 | 徒然なるままに
3月13日(土)

昨日の卒業式の後、いわゆる「第2ボタンセレモニー」もなく、息子はさっさと帰ってしまた。
その後、6:00から食べ放題レストランでクラスのお別れ会に出席。
ところが、10:00を回っても帰ってこない。同級生のお母さんたちが心配してあちこちから連絡が入る。
持たせたはずの携帯電話はつながらない。
そのうち、食べ放題までは一緒で、先に帰宅した別のクラスの子から、A組はみんなで公園に行ったということを聴き、やっと携帯電話につながった。
みんなに早く帰ってくるように伝えてくれと言づてたはずが、結局帰ってきたのは11時。

「こんなに寒い中、こんな遅くまで公園でみんなで何やってたの?!」
「ごめんなさい。花火やってました」
「花火?火の始末はちゃんとしてきたのね」
「ああ。」
「すっかり冷えたんだろうから、早くお風呂に入りなさい」
「わかった。」

息子は風呂から上がってから、なんだかいろんなことを話してくれた。

本当は、卒業式の後、もっと学校に残って先生方に挨拶したかったし、友達と別れを惜しみたかったこと、でも、自分が「告れ(告白しろよ)」とけしかけた友達がフラレてしまい、落ち込んで、「俺、先に帰るわ。」と帰りそうになったので、放っておけず一緒に帰ってしまったこと、食べ放題から出たら、誰かが花火を準備していて、みんなで中学校の隣の公園で花火をしてきたこと。

なんだか聞いているうちに、自分の中学・高校時代とだぶってきて、二人で朝の5時まで話し込んでしまった。

先生方に挨拶できなかったことを悔やんでいる様子だったので、31日の離任式の時に会うのもいいけど、春休みに部活に顔を出しながら挨拶に行く方がゆっくり話できるんじゃないかとすすめた。

先生方が、息子のピアノを大変ほめてくださり、息子の成長ぶりと、高校での活躍を期待してくださっていることを伝えると、
「みんな、いい先生だったよな・・・」
と涙声になった。

1~2年生は、とにかく「一通り」のことをやった息子だった。
テストの成績は常に上位なのに、通信簿は「意欲・態度」が「C」評価のため、惨憺たる「内申点」だった。
それが3年生になって志望校を決めたとたん、授業態度は一変し、反抗期の嵐もだいぶ穏やかになっていった。
2年生の夏休み前の3者面談では、担任に
「勉強以外、ほめるところが一つもなかったな」
といわれた息子が、1年後の面談では
「勉強でも部活(サッカー)でも、打てば響く、教えたことは全部吸収し、謙虚で熱心、最後まで諦めずに食らいついていく姿勢は素晴らしいです。ずいぶん成長したな!受験はプレッシャーに負けずにがんばれ!」
と言っていただけるまでになった。

息子のどんなに反抗的な態度や問題があっても、常に温かく見守ってくださった先生方に心から感謝したい。

思春期・反抗期・「魔の14歳」ともいわれるこの年頃。本人も悩める日々だろうが、親にとっても試練の日々である。
昨日の卒業式で歌ったkiroroの「未来へ」 の歌声が本当に心に響いた。


     「 未来へ 」Kiroro
 
                           作詞・玉城 千春作曲・玉城 千春

                   ほら 足元を見てごらん
                   これがあなたの歩(あゆ)む道
                   ほら 前を見てごらん
                   あれがあなたの未来

                   母がくれたたくさんの優(やさ)しさ
                   愛を抱(いだ)いて歩(あゆ)めと繰(く)り返した
                   あの時はまだ幼(おさな)くて意味など知らない
                   そんな私の手を握(にぎ)り
                   一緒に歩んできた

                   夢はいつも空高くあるから
                   届(とど)かなくて怖(こわ)いね
                   だけど追(お)い続(つづ)けるの
                   自分の物語(ストーリー)
                   だからこそ諦(あきら)めたくない
                   不安になると手を握り
                   一緒に歩んできた

                   その優(やさ)しさを時には嫌(いや)がり
                   離(はな)れた母へ素直(すなお)になれず

                   ほら 足元を見てごらん
                   これがあなたの歩む道
                   ほら 前を見てごらん
                   あれがあなたの未来

                   その優(やさ)しさを時には嫌(いや)がり
                   離(はな)れた母へ素直(すなお)になれず

                   ほら 足元を見てごらん
                   これがあなたの歩む道
                   ほら 前を見てごらん
                   あれがあなたの未来

                   ほら 足元を見てごらん
                   これがあなたの歩む道
                   ほら 前を見てごらん
                   あれがあなたの未来
                   未来へ向かって
                   ゆっくりと歩いて行こう…


カラオケ・・・http://www.geocities.co.jp/AnimalPark/7833/karaoke.html

★まっと★さんの東京公演を聴きに、月島・晴海へ

2004-03-24 02:33:00 | 徒然なるままに
3月14日(日)

今日は、子どもたち3人と妹と一緒に、HPFriendでピアニストの★まっと★さんの東京公演を聴きに、月島・晴海に行って来た。

最初は腹ごしらえに、月島とくれば「もんじゃ焼き」を食べた。
「もんじゃ焼き」は初体験の子どもたちは、けっこうはまっていた。
お店を出てからも、末娘は、
「夕飯はもんじゃ焼きにしてね!」
なんて言っていた。

開演までにはまだ間があるので、みんなで「晴海トリトン」に行った。
商業施設ということで、テーマパークとかではないので遊ぶものはないが、アイスクリームを食べて、トリトン像を見て来た。
桜はやっと一分咲き。でも、日差しはすっかり春爛漫。
♪は~るのうら~ら~の す~み~だ~が~わ~の面影は、すっかり変わっていた。

2:00に会場に入り、★まっと★さんと初対面!わ~、イラストそっくり~!思わず手を振ってみたけど、私は★まっと★さんのお顔を知っていても、あちらは私の顔は知らないわけで、びっくりしてらしたっけ。
「はじめまして。tolitonです。」
と名乗ったものの、どんな第一印象をお持ちになっただろうか・・・?

今まで遠くの舞台上の演奏者を客席で聴くことはあったが、あんな身近で、プロのピアニストの演奏が聴かれるなんて、本当に至福のときだった。
ピアノから音が出ていると言うよりも、★まっと★さんの魔法の指先からメロディーが弾き出されていると言うような不思議な体験だった。
本当にピアノがお好きなんだなあと思った。
過去と現在と未来の全てをかけて、『一曲入魂』でピアノに向かう姿勢に感動した。
だからこそ、『自分の音作り』に拘られるのだろう。
いつか、★まっと★さんの一番信頼のおけるピアノでの演奏、奥様との共演を聴いてみたいと思う。

子ども達は、3人ともピアノを習っている。が、
プロのそれも男性(どの子も先生は女性なので)の迫力満点のピアノを間近で聞くなんて経験がないので、みんな★まっと★さんの演奏に圧倒されていたようだ。
特に息子は、指先やペダル使いをじっと見ていて、『スッゲ~』と思ったそうだ。
娘達は、★まっと★さんのピアノを弾くときの表情の方が気になったらしく、
「目をつぶって弾いてる!」と驚いたり、
「厳しい表情で弾いてるかと思うと、優しい顔になって、口元がキュッと笑ってる!」
と興味津々だったようだ。
自分達は譜面を追うので精一杯で、曲に対してこう弾きたいとか、思いを込めて弾くとか言う段階までまだまだいっていないのだ。
これも、弾き手の表情や息遣いまで間近に観察できたからこその感想だと思う。
末娘は、『百面相の★まっと★さん』と言っている。
帰り道はそのことですごく盛り上がった。(笑)
ショパンやシューマン好きの息子にはすごい刺激になったようだ。
素敵な演奏を、どうもありがとうございました。

妹は、★まっと★さんが進路を決める時、お父様から
「お前からピアノを取ったら何も残らないだろう」
と言われた話を聞いて、
「私の時もお父さんにそう言われた」
と言っていた。彼女の場合は、ピアノではなく『絵』なのだが・・・。

好きなことを仕事にして長年続けていくことは、喜びも多いが、苦労も多いことだと思う。
とにかく体が資本。
「戦場のピアニスト」の彼のように、どんな困難な状況にもへこたれず、ご自分の音楽の道を突き進んで行かれるよう、健康には気をつけて頑張ってすばらしい演奏活動を続けていってほしいと思います。