明日に向けて

福島原発事故・・・ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかに生きればよいのか。共に考えましょう。

明日に向けて(2472)動画「日本被団協のノーベル平和賞受賞を機に考え行動するどうなの?今こそ原発ゼロをめざして」をご覧下さい

2024年11月06日 23時30分00秒 | 明日に向けて(2401~2600)

守田です(20241106 23:30)

動画をご覧下さい

岡山市で「日本被団協のノーベル平和賞受賞を機に考え行動するどうなの?シリーズ6 今こそ原発ゼロをめざして」とのタイトルで講演しました。
ノーベル平和賞からはじまり、広島と長崎、そして原爆のこと、被爆者、放射能、その治療の可能性など話しました。
以下をクリックすると動画が再生されます。

日本被団協のノーベル平和賞受賞を機に考え行動するどうなの?今こそ原発ゼロをめざして


資料も公開中です。

画面の中のスライドの表示が小さいので、使用したスライドをPDFにしてアップしています。
以下からダウンロードしてお手元において録画をご覧下さい。 
https://xgf.nu/aAGZA

なおスマホからはダウンロードしにくいようです。
スマホしか使えない方はLINEをお持ちでしたら、アカウントを頂ければすぐにお送りできますのでご連絡下さい。
PDFのダウンロード期限は11月15日まで。動画視聴には期限はありません。



三田茂医師も参加して下さいました

今回は会場に三田茂医師が来て下さいました。講演を聴いて下さり、最後に登壇してコメントもして下さっています。
僕の話の中で三田さんが行ってきていることを話していますが、そのあとに三田さんに話して頂いているので、ご覧になるとよりリアルに内容をつかめると思います。
この点も視聴して頂きたいポイントです。



感想とシェアとカンパでご協力を

動画をご覧になられた方は、ぜひ感想をお寄せ下さい。良ければそれを公開させて下さい。
またシェア・拡散などで積極的に広めて欲しいです。一方でぜひそれぞれで身近な医師他、医療関係者に広めて下さい。

またこうした活動を支えて頂くためカンパもお願いしたいです。
振込先 ゆうちょ銀行 なまえ モリタトシヤ 記号14490 番号22666151
他の金融機関からのお振り込みの場合は 
なまえ モリタトシヤ 店名 四四八(ヨンヨンハチ)店番 448 預金種目 普通預金 口座番号 2266615

みんなで被曝から命を守るムーブメントを広げていきましょう!

#ノーベル平和賞 #被団協 #被爆者 #ヒバクシャ #被爆二世 #福島原発事故 #三田茂 #原発ゼロをめざして #YMCAせとうち #ミュージックバーOMS

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明日に向けて(2471)企画「日本被団協のノーベル平和賞受賞を機に考え行動する。どうなの?シリーズ6 今こそ原発ゼロをめざして」に参加してお話します!(岡山市11月1日午後7時から・ZOOM併設)

2024年10月30日 23時30分00秒 | 明日に向けて(2401~2600)

守田です(20241030 23:30)

● 岡山市のミュージックバーOMSで11月1日午後7時からお話します!

と き:2024年11月1日(金)19:00~20:30
ところ:ミュージックバー OMS(岡山市北区表町 1-4-52 4F)*近隣の駐車場をご利用ください。
参加費:無料(ただし、当日カンパにご協力ください)
zoom併設:https://x.gd/lLgkO ID:858 2910 0611 パスコード9wMHRy

ちらしの案内文を貼り付けます。

この度、日本被団協がノーベル平和賞を受賞しました。長年にわたる平和への働きが世界から認められたことに、大きな喜びを感じます。しかしながら、日本の現状は一向に改善されないように見えます。
2011年3月11日、東日本大震災によって福島第一原子力発電所が水素爆発を起こしました。それにより、大量の放射性物質が大気中にば らまかれました。
正しい情報が知らされない中で多くのお母さんたち が不安を感じ、子どもの命を守るために自主避難しました。

13 年経った今も溶け落ちた燃料は強い放射線を出し続け、人が近づ くことさえできません。それでも政府は原子力発電に頼る政策を改めようとせず、増え続ける汚染水を海に放流しようとし、放射性廃棄物の処分場を探し回っています。 
自主避難した人たちは政府や東京電力による補償も謝罪もないまま、「あの避難は正しかったのだろうか?」という問いを胸に、今日もそれぞれの場で懸命に生きておられます。
原爆や原子力発電所を巡る問題に、長年かかわり、国際会議にも参加されてきたジャーナリストの守田敏也さんが、最新の情報をもとにノーベル賞と被爆者運動のこれからも含めてお話しくださいます。


● ノーベル平和賞はすべての被爆者と被爆者運動の担い手に送られた

被団協のノーベル賞を受賞、喜ばしいことだと思います。とくにノーベル委員会が10月11日に発したノーベル平和賞授賞理由には以下のようなことが述べられています。
「(被団協)はヒバクシャ(被爆者)としても知られる広島、長崎の原爆生存者による草の根運動であり、核兵器のない世界を実現するための努力と、核兵器が二度と使われてはならないことを目撃証言を通じて示してきた」
「広島、長崎(の原爆被害)を生き抜いた被爆者の証言は、こうしたより大きな文脈において唯一無二のものである。
これらの歴史の証人たちは個人の体験談から、自らの経験に基づく教育キャンペーンをつくり出し、核兵器の拡散と使用に対する緊急の警告を発することにより、世界中で核兵器に対する幅広い反対運動を生み出し、定着させることに貢献してきた。被爆者はわれわれが言葉で言い表せないことを表し、考えられないことを考え、核兵器によってもたらされる理解し難い痛みと苦しみを何とか理解する助けとなっている。」
「肉体的苦しみやつらい記憶を、平和への希望や取り組みを育むことに生かす選択をした全ての被爆者に敬意を表したい。」

平和賞授賞理由全文 「核のタブー」確立に貢献と評価
日経新聞 2024年10月11日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB11CUX0R11C24A0000000/?msockid=17cec9b02edb612a31f4dbc42f096086

ノーベル平和賞は明らかにすべての被爆者に与えられています。そのことで被爆者と共に反核平和の道を歩んできた全ての方が懸賞されている。その点を心から喜びたいです。


受賞を伝える南海放送と取材に応える松浦秀人さん


● ノーベル平和賞は矛盾に満ちてもいる

ただそのことを踏まえた上で、ノーベル平和賞がこれまでたびたび、とんでもない平和の破壊者にも出されてきたことを見つめておく必要もあります。
その筆頭に挙げられるのは1974年に受賞した日本の佐藤栄作元首相です。「非核三原則」(核を持たず作らず持ち込ませず)を提唱したことが授賞理由でしたが、佐藤首相はアメリカのベトナム戦争を支援し続け、中国敵視外交も行いました。
そもそも非核三原則についても、佐藤元首相は1969年に当時のニクソン米国大統領を密約を交わし、沖縄返還時には米国は核兵器を撤去するが緊急時には再び持ち込むことを確約していたのです。

このような例は枚挙の暇がありませんが、核との関係で最もひどかったのは、国際原子力マフィアの一員であるIAEAが2005年に「原子力エネルギーの平和的利用に対する貢献」の理由のもとに受賞したこと。
さらには2009年にオバマ米国大統領が在任中に受賞していますが、これまた酷い。チェコのプラハで核軍縮の呼びかけ演説を行ったことが授賞理由ですが、オバマは2010年以降、相次いで臨界前核実験を強行。シリア内戦にも武力介入しました。
アフガンでも国境なき医師団が運営している病院を攻撃する戦争犯罪を行うなど、まさに平和の破壊者への授賞でした。

一方で1985年に核戦争防止国際医師会議が受賞したり、2017年に核兵器廃絶国際キャンペーン(i can)が受賞するなど、核戦争を止めようとする団体が賞を得たこともあります。そして今回の被団協への授賞。
まさに人類にとって良きものと悪きものに与えられてきているわけで、ノーベル平和賞がそんな大きな矛盾も抱えていることをしっかりとおさえておく必要があります。


オバマ米国大統領が2009年に受賞 その後に相次いで臨界前核実験を強行


● これからの被爆者運動、反被爆運動を考察する

さてノーベル平和賞を機にどう考え、行動したら良いのでしょうか。何よりも反被爆の運動を共に大きく拡大していくことを訴えたいです。
被爆者の運動にはいくつもの層があります。核戦争だけでなく戦争そのものに反対してきたのが被爆者運動でした。またその頑張りには人権をもぎ取り、輝かせていく面もありました。それは日本の平和運動の礎で、その総体が引き継ぐものです。

だけれどさらに大きく発展させるべき領域があります。それが反被爆であり反被曝の運動です。核兵器による被爆・被曝だけでなく、ウラン採掘や製錬等々、そしてその後の原発や核施設によるさまざなま被爆・被曝です。
放射能はあらゆる生命体にとって危険以外の何物でもないものであり、それが核実験や事故ばかり繰り返す原発・核施設で繰り返しばら撒かれてきたのです。しかも被害を隠し、わい小化しながら。その流れ、それを推進する人々と対決しなければ。

それがこれからの被爆者運動に課せられたものであり、それを引き継ぐのは、まさに今、被爆させられている当事者です。被爆者・被爆二世、三世、そして福島原発事故をはじめとした核施設で被爆した人々。ウラン鉱の被害者などなど。
その被害の多くが「大したことない」とさていることをひっくり返しましょう。そのことが自分たちとよりたくさんの命を救うことにつながります。

以上、11月1日はこんなところを導入とし、被爆被害とはどんなものなのか、どのように隠されているのか、それを暴き、命を守るために、何を進めるべきなのかをお話します。ぜひお聴き下さい。


この報告書を開くところから新たな未来が始まる!

#ノーベル平和賞 #被団協 #被爆者 #ヒバクシャ #被爆二世 #福島原発事故 #核実験 #ウラン採掘 #核施設の被爆 #被爆者運動

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明日に向けて(2470)11日金曜日タカキン(高崎駅前金曜原発反対行動)に参加します!12日土曜日玉村町たんぽぽ小学園でお話します!

2024年10月10日 20時30分00秒 | 明日に向けて(2401~2600)

守田です(20241010 20:30)

タカキンスピーチ(2022)=「福島と群馬とウクライナのつながりについて」をご覧下さい

関東に来ています。8日に衆議院議員会館で行われた脱原発政策実現全国ネットワークの再処理問題批判パンフレット作製会議に参加。
今日は午前中に国会見学に赴き、その後、鎌倉を訪れて活発に活動されている方たちと歓談してきました。
そして明日夜はタカキンに参加します。午後7時から8時まで。高崎駅西口にてです。

これに向けて、2022年5月13日にタカキンに参加した時の僕のスピーチ動画を、字幕を入れるなど再編集したのでお届けします。
福島と群馬とウクライナのつながりをコンパクトに語っています。ぜひご覧ください。


「ウクライナについて、戦争について」もご覧下さい

2022年の訪問の時は翌日14日に玉村町たんぽぽ小学園でお話させていただきました。
あらためてこれをご覧いただきたいです。


「日本の戦争準備はどこまで進んでいるのか」のタイトルで12日にお話します!

12日土曜日午後3時から、再び玉村町のたんぽぽ小学園でお話します。
今回は1部で「日本の戦争準備はどこまで進んでいるのか」についてお話します。
ただしこの部分はまずはみなさんの意見を聞こうと思います。この問題、実に多角的な見方ができるからです。
それを踏まえて、僕なりに考えていることをお話します。ちょっとチャレンジングな企画です!
2部で原発のこと、被曝のことに関する最新情報をお話します。


講演はFacebookでライブ配信します。
僕のFacebookページのタイムラインで流しますので、興味のある方は午後3時からご覧下さい。そのままアーカイブにも残ります。

原発と戦争から命を守るために、群馬のみなさんと熱い時を過ごします!

#福島と群馬とウクライナのつながり #タカキン #高崎駅西口金曜行動 #ウクライナ政府報告書 #チェルノブイリ原発事故 #ウクライナは深刻に被曝している #戦争準備とはないか #戦争と平和 #原発と戦争からの命の守り方

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明日に向けて(2469)『原発からの命の守り方2024』を読む会にご参加を(10月5日土曜日午前10時半から)

2024年10月01日 15時30分00秒 | 明日に向けて(2401~2600)

守田です(20241001 15:30)

『原発からの命の守り方2024』を読む会にご参加下さい

『原発からの命の守り方2024~能登半島地震・珠洲・志賀・福島原発を問う 福島原発事故から13年を踏まえて~』を読む会を、8月からにょきにょきプロジェクトで始めました。
原発を止めるために必要な点をみんなで討論しながら深めていく企画です。8月3日の1回目の開催に続いて、今週土曜日、10月5日の午前10時半から2回目を行います。

Facebookのイベントページを示しておきます。バナーをクリック!『原発からの命の守り方2024』を読む会 第2回 ~南海トラフ地震発生の可能性の高まりが告げられる中で~

パンフレットは無料でダウンロードできます。冊子版申し込みフォームも示しておきます。
https://forms.gle/k6EY83VWM3gAdT3U6 
https://forms.gle/T8EeCkJP4d1wW6Eb9

今回は『原発からの命の守り方2024』に盛り込んだ10のコンテンツの3.4番目を扱います。
3,福島原発事故について、あらたに見えてきたこと
4, 福島原発事故以降、私たちはたくさんの原発をとめてきた

これらについて1時間ほど読み解きを行い、あとの1時間で自由な討論を行ってみんなで内容を深めます。
1回目に参加していなくても問題なく理解できるように工夫しています。その点は安心してご参加下さい。

お申し込みは以下から
https://forms.gle/m8sgasA8GmPVtJiJ7

参加費は表をご覧下さい。まとめて申し込むとお得です。
https://toshikyoto.com/press/8764.html

「にょき3000円コース」の方はさらにお安くなり「にょき7000円コース」「議員コース」の方は無料になります。
各コースの詳細はここからご覧下さい。⇒https://nyoki2pj.com/lp/info_yomitokibook/

なお第2回目の10月5日(土)以降のスケジュールは、③12月7日(土)、④2025年2月1日(土)、⑤4月5日(土)です。
毎回アーカイブも出すので録画視聴でも参加可能。


福島原発事故について新たに分かった事実は驚愕、危機はもっと深刻に迫っていた

とくに今回、深めたいのはあの事故から13年もかかってやっと見えてきた真実です。
僕はそれをNHKメルトダウン取材班が作成した『福島第一原発事故の「真実」』によって知りました。

講談社文庫から2024年2月15日に「ドキュメント編」「検証編」に分けられて出された本で、全部で約1000ページあるのですが、とにかく内容に驚愕しました。
というのはこれまで一番深刻な崩壊にいたったのは2号機であり、そのどこかが裂けてしまった結果、大量の放射能が飛び足したとされてきました。

そのこと自身は間違っていないのですが、実は「ベント」成功で危機を免れていたと思われていた1号機、3号機でも相当に深刻な危機が進んでいたのでした。
その際、恐ろしいことに必死の注水が、かえってメルトダウンを速めていたという事実があったことが明らかになりました。水-ジルコニウム反応というものに伴って膨大な熱が発生していたからです。

それらの事態から分かった真実は、現場の必死の対応がかなり間違っていて、危機を回避しようとする行動がかえって危機を促進させていたことです。
そしてそこから教訓として導かれるのは、過酷事故になった時に確実に安全を確保する道などまったくないということ。それどころかどうしたら良いのか分からなくなってしまうのです。この事実をリアルにつかんで頂きたいです。


『福島第一原発事故の「真実」』NHKメルトダウン取材班 2024


総選挙を前にあらためて原発のことをしっかり学ぼう

いまちょうど石破茂氏が自民党新総裁になり、国会解散ー総選挙が行われようとしています。投開票は10月27日になりそうです。
国の行く末を占う選挙になりますが、そんな時だからこそ、原発のことをしっかり学びましょう。

とくに石破氏は国を守ることを主張の大きな柱にしています。それならば「ぜひとも原発を全廃を」との声を強めましょう。過酷事故が起これば日本の半分、いやそれ以上が壊滅してしまう可能性があるからです。
実は石破氏、自衛隊OBなどとも近くて、そのリアリティも知っているから、一時期「原発ゼロ」を口走ったとも思われます。河野氏、小泉氏が選挙前までは原発推進に否定的だったのも、同じような理由からでしょう。

しかし政権をとるためにこの方たちは「原発ゼロ」の主張を簡単に捨ててしまいました。端的にいって国や社会を愛する気持ちが薄いからです。これらの人々が掲げる「愛国心」など薄っぺらであまりに底が浅すぎる。
ただし僕は「国を守る」という言い方はしません。国家は利害の異なる人々の住まう幻想の共同体だからです。「国を守る」ことの実態は、往々にして「上級国民」の利益を大衆が守らされることでしかない。

だから国というより「社会」を、「私たちと未来世代の命」を守るために、「原発ゼロの即時実現」という声を上げていきましょう。そのためにしっかり学びましょう。
10月5日(土)午前10時半からの『原発からの命の守り方2024』を読む会にご参加下さい。

お申し込みは以下から
https://forms.gle/m8sgasA8GmPVtJiJ7


小泉・河野両氏が早々と原発ゼロを捨てる中、石破氏は「原発ゼロに向け最大限努力する」と一度は掲げたが・・・日経新聞20240826

#原発からの命の守り方 #にょきにょきプロジェクト #放射線副読本すっきり読み解きBOOK #放射線防護 #原発はオワコン #福島第一原発事故の真実 #注水がメルトダウンを促進させていた #13年経ってようやくわかった真実 #過酷事故になったら安全など確保できない

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明日に向けて(2468)もりもり原発解説  活断層が確認されてないところでも大地震が起きているから原発はどこでもダメ 敦賀原発再稼働不合格を深掘りする-3

2024年09月28日 23時30分00秒 | 明日に向けて(2401~2600)

守田です(20240928 23:30)

敦賀原発再稼働不合格を深掘りする解説動画その3を作りました

以下のバナーをクリックして下さい
活断層が確認されてないところでも大地震が起きているから原発はどこでもダメ 敦賀原発再稼働不合格を深掘りする-3

これまで敦賀原発の再稼働不合格は当たり前だけれど、遅すぎたことを指摘してきました。原子炉直下に活断層が走っているというのです。そんなの止めるのは当たり前すぎます。
しかしそもそも敦賀原発は敷地内に浦底活断層が走っていることが認められているのに、規制当局は稼働を許してきた。今回、そのことを正さず「原子炉直下に活断層があったときのみ運転を認めない」と確定しようとしている。めちゃくちゃです。

さらに今回深掘りしたのは、そもそも活断層が認められていないところでも大きな地震が起きていること。典型例が2004年新潟県中越地震と2008年岩手・宮城内陸地震です。
双方ともにとても大きな地震で、後者では加速度4022ガルという世界最大値が記録されていて、ギネスブックに載せられています。そんな地震を起こす活断層が把握できていなかったのです。

つまり活断層はすべてが把握されているわけではない。どこにあるかつかめていない。だからこれからもどこで巨大地震が起きても不思議はないのです。
これに対して原発は地震にとても弱い。この点は電力会社も認めていて争う余地などないのです。だから原発は日本のどこでも建ててはいけないし動かしてはいけないのです!

なおこの動画は以下の記事と連動しています。
明日に向けて(2458)活断層が確認されてないところでも大地震は起きている どこで起きるか把握できないのだから原発は運転してはダメ
https://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/705b9245a210f10fbac37ef20c7f8718


敦賀原発再稼働不合格問題の深掘り1,2もご覧下さい

敦賀原発再稼働不合格を深掘りする-1 以下をクリック
もりもり原発解説 敦賀原発再稼働不合格を深掘りするーその1 敦賀原発再稼働不合格は当たり前すぎるけれど遅すぎ 規制委のあり方はあまりに不十分

なおこの動画は以下の記事と連動しています。
明日に向けて(2456)敦賀原発再稼働不合格は当たり前すぎるけれど遅すぎ 規制委のあり方はあまりに不十分
https://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/d8c3cab71bc4384d28cdee4d45810563

敦賀原発再稼働不合格を深掘りする-2 以下をクリック
もりもり原発解説 電力各社は規制委員会をなめきり安全性をないがしろにしている こんな電力会社に原発の稼働を続けさせてはダメ 敦賀原発再稼働不合格を深掘りする―その2

なおこの動画は以下の記事と連動しています。
明日に向けて(2457)電力各社は規制委員会をなめきり安全性をないがしろにしている こんな会社に原発の稼働を続けさせてはダメ
https://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/542cd00c3474d8c1a75af0ee6d7929dd


もりもり原発解説のシェア・拡散にご協力を

みなさま。もりもり原発解説=原発問題に関するショートムービーの作成は、原発稼働を止めることを目的に始めたものです。
原発は過酷事故を起こしたら日本の半分以上を壊滅させてしまいます。だから原発を止めることは私たちが社会を自分を愛しい人を守るための最重要課題です。

ではどうしたら止められるか。大事なのは原発推進策にまったくの展望がないこと。そもそもあまりに無理なことがやられようとしていることをつかむことです。
同時にだからこそさまざまに破たんが繰りかえされるし、ひどいことが連発します。現場のモラルの低下と劣化は目を覆うほど。

だからその実態を粘り強く明らかにしていくことが大切なのです。そうすれば福島原発事故を経てこの国で起きた覚醒の力をまだまだ強めることは可能です。
実際それがあったからすでに21基を廃炉にし、いままた敦賀を廃炉にしつつあるし、もんじゅすらも廃炉にできているのです。だからその力をさらにませば必ず全原発を止められます。

そのための一助として「もりもり原発解説」を作っているので、ぜひみなさん。シェアして下さい。拡散して下さい。
一緒に原発を止めるためにに頑張りましょう!

#敦賀原発再稼働不合格 #原子力規制委員会 #もりもり原発解説 #活断層 #浦底活断層 #活断層が確認されてないところでも大地震が #原発は地震に弱い #岩手宮城内陸地震 #新潟県中越地震 #原発再稼働反対

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明日に向けて(2467)老朽原発うごかすな高浜全国集会 360人の参加で元気いっぱいにやりきりました!

2024年09月28日 09時00分00秒 | 明日に向けて(2401~2600)

守田です(20240928 09:00)

9月23日、福井県高浜町の高浜原発近くに福井・関西・中部などの人々を中心に360人が集い、熱い一日を過ごしました。
この日の報告をスライドショーと動画で行います。

まずはスライドショー(5分)でこの日の行動の概要をご覧下さい

まずはスライドショーを見て下さい。以下をクリック!

老朽原発うごかすな高浜全国集会スライドショー 20240923

冒頭は京都駅南側でバスを待つ京都の人々です。僕もここから参加。乗っていったバスも写っていますが、こんな感じで、各地でそれぞれに乗り物を調達し、現地へ向かいました。
それで高浜原発北側の音海でみんなで合流。そこから原発ゲート前までデモをし、関西電力に対する抗議と申し入れを行い、さらに高浜町文化会館に移動して熱い屋内集会を行いました。
たくさんの方の発言の後、会場を出て高浜町内のデモに。JR若狭高浜駅まで歩きました。なお写真撮影は柳田かや乃さんです。


高浜ゲート前での頑張り

続いて動画とともにより詳しい報告を行います。以下をクリック!

高浜原発ゲート前での抗議と申し入れ 2024年9月23日午前11時より

高濱原発北の音海に朝11時ぐらいに集合。「老朽原発うごかすな実行委員会」の木原壯林さんを中心に、直ちに高浜原発ゲート前にデモで向かいました。
この途中にも車がやってきて、ドアをあけてそのまま合流。とくに高浜ゲート前にデモ隊が辿り着いた時に、名古屋・岐阜などの方たちを乗せたバスが到着して合流できました。着いた側も迎える側も嬉しそうにしていました。

この場で関西電力に対する申し入れを行いました。
ゲートは二重になっているのですが、一つ目が開けられて中に5人が入りました。(撮影の守田を含む) その場で申し入れ書を読み上げ
その全文を以下にアップしておきます。動画をご覧になる時はこの申し入れ書を手元に置かれてください。
https://toshikyoto.com/wp-content/uploads/7f83fe55a8b34a6f4c1c897c5dd40ac9.pdf

申し入れを終えたころにバスが到着して乗り込み。すぐ近くの高浜町文化会館に向かいました。
この短い時間にみなさん持参してきた弁当をパクついていました・・・。


高浜町文化会館で熱い集会を実現

午後の集会の動画をご紹介します。以下をクリック!

老朽原発うごかすな 地震も事故も待ったなし 9・23高浜全国集会 (高浜町文化会館にて) 2024年9月23日

午後1時から集会開始。主催者を代表して小浜明通寺の中嶌哲演さんが挨拶。
その後、メイン講演の北野進さん(珠洲市から)、樋口英明さん(元福井地裁裁判省)の講演をはじめ、多彩な人々が次々に発言。
チラシにはこれだけ多彩な人々が発言するとは書かれてなかったので、嬉しい驚きでした。

どれも素晴らしかったのでご紹介したいのですが、ここでは発言者一覧を掲載するにとどめます。ぜひ動画をご覧下さい。

当日プログラム

司会 世戸玉枝(福井県小浜市議会議員)
主催者あいさつ 中嶌哲演(原子力発電に反対する福井県民会議)
講演 「能登半島地震を教訓に原発全廃を!」
ー北野進(石川県珠洲市住民/原発を廃炉に!訴訟原告団長)
講演 「原発の本質と原発差止訴訟」
ー樋口英明(原発は地震に耐えられないとして原発を止めた元裁判官)

使用済み核燃料問題 青森からのビデオメッセージ
ー核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会事務局長 中道雅史
使用済み核燃料問題 福井から
ー原子力発電に反対する福井県民会議事務局長 石地優

高浜町への申し入れ行動について

全国各地からのビデオメッセージ
―女川 さよなら原発みひやぎ実行委員会 多々良哲
ー柏崎刈羽 規制庁・規制委員会を監視する新潟の会 桑原三恵
―島根 島根原発3号機訴訟の会 芦原康江

カンパのお願い
プラカードアクション

特別報告「敦賀2号機の廃炉を求める」
ー原発住民運動福井・嶺南センター事務局長 山本雅彦
若狭の現状報告
ーふるさとを守る高浜・おおいの会 宮崎宗真
東海地方でのたたかい
―40年廃炉訴訟市民の会 草地妙子

地元・若狭湾沿岸、京都府北部、住民のみなさん
―福井県高浜町住民 東山幸弘
―舞鶴市市会議員 小西洋一
―京都地方労働組合総評議会 梶川憲(議長)

全国からのメッセージの紹介

集会宣言
デモの説明
シュプレヒコール

15時閉会 15時15分デモ出発

主催 老朽原発動かすな!実行委員会

最後に集会宣言が読み上げられました。
途中で報告された高浜町への申し入れ書と共に以下にアップしてあります。
https://toshikyoto.com/wp-content/uploads/0a6aa74af0de297afeee8a0a7f56c5e9.pdf
https://toshikyoto.com/wp-content/uploads/6c826ab0846aab36e66d2c81403bdc7d.pdf


高浜原発から5キロ圏内も含む高浜町内をデモ

高浜町文化会館での集会のあと、町内をデモしました。会館から三々五々外に出ていくところから写しています。ご覧下さい。以下をクリック!

高浜町内デモ 2024年9月23日午後3時過ぎから4時過ぎまでテキスト

幸いなことにこの日は穏やかな秋晴れとなり、涼しい風がデモ隊を包んでくれました。
でもここは高浜原発から5キロ圏内。事故が起きれば真っ先にここに住んでいおられる方たちが被曝してしまいます。みなさん、「そんなことを絶対に起こさせないためにも早く高浜原発を止めなければ!」との思いで歩かれていたと思います。

嬉しかったのはたくさんの町民の方たちが手を振ったり、笑顔で見送って下さったこと。
これは「老朽原発うごかすな 実行委員会」の方たちが足しげくチラシ撒き・アメーバーデモに通われた成果です。
はじめは「ケンカを売ってるのか」などと言われたこともあるそうなのですが、このところ、わざわざ近寄ってきて笑顔でチラシを受け取る方も多いのだそうです。
デモに参加した学生さんがあとで「デモってアウェイな雰囲気の中でやるものだと思ってました。今日はとても嬉しかった」と語ってくれて、みなさん、それまた嬉しそうに聞いていました。

解散地はJR若狭高浜駅前。この場で次の行動として12月8日の関西電力大阪本店包囲行動が提案されました。
みなさま。12月8日は大阪へお集まり下さい。(僕自身は別件のZOOM講演に出るので欠席になりますが・・・。いや現場からZOOMに出ようかな・・・その手があるかもな・・・)


行きかえりの車中でもずっと集会

なお京都駅から高浜現地まではやく2時間半ぐらい。
この往復5時間の間、車中でマイクを回して全員が発言。ワーワーと意見交換していました。
ほとんど寝てる人はいない。疲れを知らないツワモノのみなさん。もちろん僕もしっかりワーワー言わせて頂きました(笑)
いろいろな情報の交換もしっかりして、午後8時ぐらいだったかな、京都駅前で解散。
熱く、有意義で、楽しい一日でした。

#高浜原発 #老朽原発うごかすな #樋口英明 #北野進 #原発はオワコン #原発再稼働反対 #木原壯林 #中嶌哲演 #次は関西電力大阪本店包囲 #過酷事故が起きる前に原発をとめよう

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明日に向けて(2466)「今こそ原発ゼロを!~こうすれば原発をとめられる~」というタイトルでお話します!(10月6日日曜日午前10時~奈良市)

2024年09月25日 21時00分00秒 | 明日に向けて(2401~2600)

守田です(20240925 21:00)

新大宮セミナールームにて

表題の内容で奈良市でお話します。近鉄新大宮駅から南へ徒歩1分の「新大宮セミナールーム」にてです。
午前10時から正午まで。開場は9時半です。

主催は奈良県保険医協会と奈良反核医師の会
詳しくはチラシをご覧下さい。



以下から入手できます
https://toshikyoto.com/press/9109.html


原発には未来がなく破綻を繰り返すので止められる

チラシにも講演要旨を載せて頂きましたが、今回お話したいのは原発と止めるために押さえるべき3つの大事な点です。

1つに原発には未来がないこと。オワコンであること。だから破たんを繰り返しているしこれからも繰り返すことです。ここをしっかり明らかにし続けることが大事。

そもそも原発は、様々な技術的な難問を超えられておらず、安全性が確保できていません。特に地震に余りに脆弱。強い揺れに耐えれない。だから「次世代革新炉」を作るなどと言ってますが、現世代が安全ではないことを認めているのです。
しかしその「革新炉」では「コアキャッチャー」でメルトダウンしたデブリを捕まえるとか言っている。メルトダウンしない原発の建設を諦めたのです。でもそれもすでに建設費が膨大になってしまっていて、賄いきれないことが明らかだし、中国ではすでに革新炉で事故が起きています。

さらに原子力政策は、軽水炉の使用済み燃料を再処理してプルトニウムを取り出し、MOX燃料にして高速増殖炉で燃やして、使ったより多くのプルトニウムを回収するという夢のサイクルを目指したのでしたが、それはもうとっくに破たんしています。
高速増殖炉などどこも作れなかったし、日本でももんじゅが大事故を起こしたまま廃炉になりました。その上、再処理もできていない。1997年竣工予定だった六ヶ所再処理工場は27回にわたって延期を繰り返しています。

そのように様々に破たんが繰り返される中、電力各社は原発がオワコンであることをウソで隠して、強引に突っ走っていますが、実はそんな矛盾をしている現場の士気とモラルは下がりっぱなし。それで唖然とするほどひどい「不祥事」が連発し続けています。
例えば柏崎刈羽では配管の溶接手抜きが匿名の複数告発で明らかになりました。東電が調べてやり直しを命じましたが、その箇所がなんと約1600もあった。もう本当に終わっているのです。

奈良でこうしたリアルな例をより詳しくお話します。それを聞いただけで「原発に展望などなくこの先も破たんが続く」ことがはっきり見えてきます。それをつかんでともに宣伝して頂きたいです。


守田講演スライドより


民衆に力があることをもっと強く自覚しよう

2つに大事なのは、民衆に力があることをもっと強く自覚することです。

福島原発事故以降でも、私たちはすでに21基の原発を廃炉にしているのです。これに新たに敦賀原発が加わりつつあります。
さらに輸出にいたっては1つもさせませんでした。民衆側の完全勝利でした。

さらにそもそも能登半島の珠洲原発だって、民衆が建てさせなかったのです。
志賀原発だって私たちの再稼働反対運動の力で止まっていたから大事故に発展しなかった。

だから私たちはこの社会を襲うかもしれなかった大惨事をもう幾つも避けているのです。私たち民衆がこの社会を守ってきているのです。
このことにもっと誇りを持ちましょう。私たちには大きな力があります。

これに対して権力者は、常に私たちに民衆に対して「お前たちには力がない」という暗示をかけようとしてきます。
だから支配や管理を受け入れろと言うわけです。そんなことに騙されではダメ!この点も奈良で強調します。


2021年3月で再稼働は9基 2024年9月で12基(高浜1,2号と美浜3号がプラス) この3年で増えたのはわずか3基


放射能被曝被害ともっと強く向かい合おう

3つに大事なのは、一方で残念ながら放射能の被害が深刻に広がっていること。それとしっかり向き合うことです。

福島だけでなく首都圏、とくに東京の汚染も深刻です。この現実としっかり向き合ってこそ未来の明るい展望が拓ける。こうした厳しいことにも、みんなで立ち向えば怖くありません!
そもそもチェルノブイリ原発事故では、2004年までの推計で約100万人が被曝被害によって亡くなったと報告されています。

これに対して福島原発事故の放射能による被害は、ほとんどまったく報告されていません。おかし過ぎると思いませんか?明らかに真実が隠されているのです。
僕はこの点に憂いを持つ全国の仲間と、調査を繰り返してきていて、たくさんの被害を把握していますが、なかなかデータで示せるものがありませんでした。

その点で目を見開かされたのが、自らも東京の小平市から岡山に避難移住された医師の三田茂さんの行いでした。
三田さんは東京の子ども4000人の血液を調べ、白血球の中の好中球が軒並み下がっているという驚くべき事実をつかまれたのです。

また福島原発事故による被災者の多くに、広島・長崎で「原爆ぶらぶら病」と言われた症状が出ていることを把握、この被災者を「新ヒバクシャ」、症状を「能力減退症」と命名して、この事態と格闘されてこられた。
そして画期的になことに、治療法にも到達されました!この間、そんな三田さんの実践の紹介記事をたくさん書いてきたし、それが僕が参加している京都「被爆二世・三世の会」の調査とも大きく重なっていることも報告してきましたが、奈良でもこの点をお話します。

そもそも私たちが原発に反対する原点は、放射能=死の灰が私たちの命にとって大変危険なものだから。事故になるとそれが大量にまき散らされるから。だからこそもっと福島原発事故による被曝被害と向き合うことが大事。ぜひこの点を聴きに来て頂きたいです。


『能力減退症』は文春オンラインでも報じられた
https://bunshun.jp/articles/-/6958


『原発からの命の守り方2024』を読む会にも参加を(10月5日午前10時から)

こうした講演会と並行しながら、zoomで『原発からの命の守り方2024』を読む会も行っています。
第2回目は10月5日土曜日に開催。午前10時半から午後1時までです。
今回は「福島原発事故について、あらたに見えてきたこと」と「福島原発事故以降、私たちはたくさんの原発を止めてきた」ことの二つを行います。


詳しくは以下のイベントページをご覧下さい。
https://fb.me/e/EAAXRKvK1

なお『原発からの命の守り方2024』は守田が作成したもの。無料でお配りしています。まずはぜひ手に取って見て下さい。以下から入手できます。
https://forms.gle/pYWuksJT2tuinLVb7

冊子版(有料)も作りました。以下からお申し込み下さい。
https://forms.gle/T8EeCkJP4d1wW6Eb9

#原発ゼロ #原発は止められる #原発の止め方 #原発はオワコン #核燃料サイクルはとん挫 #もんじゅ廃炉 #六ヶ所再処理工場動かず #原発再稼働反対 #民衆には力がある #放射能被曝被害と向き合おう

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明日に向けて(2465)老朽原発うごかすな 高浜全国集会に参加してきます!(9月23日月・休)

2024年09月23日 01時00分00秒 | 明日に向けて(2401~2600)

守田です(20240923 01:00)

高浜全国集会のチラシを掲載します

告知が遅くなってしまい恐縮ですが、本日、高浜現地で集会が行われます。僕も参加してきます。
まずはチラシをご覧下さい。




以下から入手できます
https://toshikyoto.com/press/9099.html


午前11時より高浜原発ゲート前で集会 午後に講演会 その後デモ

午前8時過ぎに京都駅から出るバスで高浜町に向かいます。
まずは11時に高浜原発ゲート前で集会だそうです。

午後1時から高浜町文化会館で屋内集会
発言者は以下のお二人です。とても楽しみです!

北野進さん(石川県珠洲市住民 志賀原発を廃炉に!訴訟・原告団長)
樋口英明さん(原発は地震に耐えられないとして原発を止めた元裁判官)


北野進さん 「政経東北」のサイトより


樋口英明さん 枚方集会より 守田撮影

屋内集会後に高浜町内のデモが予定されています。
15時過ぎからです。解散は16時15分。
そこからバスで京都に戻ります。


facebookでLIVE配信します

この一連の過程をFacebookでLIVE配信します。
午前の行動、午後の屋内集会、デモと3部に分かれるかと。

iPhoneが高温になると止まり撮影できなくなるので、iPhoneクーラーを用意しましたがうまくいくかどうか。
ともあれ可能な限り現地の様子をお伝えするのでぜひご覧になって下さい。

Facebookページのアドレスを記しておきます
https://www.facebook.com/toshiya.morita.90

なお同実行委員会の美浜現地集会(2022年7月24日)に参加した時の動画を貼り付けておきます。ご覧下さい。

ともあれ頑張って行ってきます!

#高浜原発 #老朽原発うごかすな #樋口英明 #北野進 #原発はオワコン

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明日に向けて(2463)もりもり原発解説 電力各社は規制委員会をなめきり安全性をないがしろにしている こんな電力会社に原発の稼働を続けさせてはダメ 敦賀原発再稼働不合格を深掘りする―その2

2024年09月17日 12時00分00秒 | 明日に向けて(2401~2600)

守田です(20240917 12:00)

敦賀原発再稼働不合格を深掘りする解説動画その2を作りました

以下のバナーをクリックして下さい
もりもり原発解説 電力各社は規制委員会をなめきり安全性をないがしろにしている こんな電力会社に原発の稼働を続けさせてはダメ 敦賀原発再稼働不合格を深掘りする―その2

敦賀原発2号機再稼働の不合格、背景に電力各社が規制委員会をなめきり、ずさんで不誠実、騙し打ちまでするようなひどい対応を続けてきていることがあります。
それでも規制委は再稼働を認め続けてきたのであって、電力各社だけでなく規制委も不誠実。今回、幾つかの実例をあげて解説しました。

一つは九州電力が免震重要棟建設を反故にしたのに稼働許可が撤回されなかったこと。もう一つは東電柏崎刈羽原発で不正が相次ぎ、7号機の溶接手抜きで1600カ所のやり直しさえ生じているのに、規制委がいったん下した運転禁止命令を解除してしまったことです。
これをご覧になると、こんな会社に原発の稼働を続けさせてよいわけがないことがはっきりと見えてきます。ぜひご視聴になり、お知り合いに広めて下さい。


原発はオワコン!このことを確信をもって広げていこう

原発問題を大きく俯瞰していると、昨年からの再稼働強化の動きの中で、脱原発を唱えてきた民衆の動きが政府によって「おされている」と感じておられる方もいるように思いますが。そんなことはまったくないです。
なぜって原発はどうあがいたってもうオワコンだからです。終わったコンテンツで展望などないのです。そしてなぜ展望がないのかというと、一つに核燃料サイクルがとん挫したからです。

ウランの埋蔵量はけして多くない。そこでウランを燃やしながら作られるプルトニウムを再処理で取り出し、燃料にして高速増殖炉で回す。そうして消費量以上のプルトニウムを作って無尽蔵にエネルギーを得るというのが核燃サイクルの夢でした。
しかし高速増殖炉がどうやっても作れず、もんじゅは廃炉になりました。世界を見回しても商業炉として成功したところなんてない。日本の場合は再処理だってうまくいかない。もう無理なのです。

二つにいま動いている商業炉も、安全性が確保できていません。実際にスリーマイルで、チェルノブイリで、福島で過酷事故を起こし、それぞれ、立地国の大きな部分が吹っ飛んでしまいかねませんでした。
それで「過酷事故を起こさない炉」を開発しようとしたけれどいつまで経ってもできない。いまも「次世代革新炉こそ安全」とか言っていますが、そんなもの、今の原発が危ないことの自己暴露です。

しかもその革新炉はメルトダウンした時の対策を組み込みだした。メルトダウンしない炉の開発を諦め、溶けたデブリをつかまえる「コアキャッチャー」とかをつけだしていますが、そのなの本当に役に立つのかどうか分かりません。
ただ膨大な経費がかかることだけは確実。そしてそれだけで原発は他の発電方式にコスト的に適わなくなっています。この点からも原発はオワコンなのです。


守田講演スライドより


原発の現場は矛盾だらけ それを「もりもり原発解説」で明らかにしています

今の強引な動きは、巨大な原発利権団体である原子力マフィアが、もう終わってしまった原発を、無理無理に延命させようと画策しているもの。しかしどうにも展望がないので現場は矛盾だらけ。
結局、ウソを重ねて進められていますが、現場にはウソが通用しないから、「不祥事」が頻発しています。これらをつぶさに見ていると、原発に展望がないことを現場の方たちも熟知していることすらよく見えてくる。

それで「もりもり原発解説」動画を連続的に流していくことを決めました。現場のリアリティをつかむことで、「原発はオワコン」という確信をみんなで深め、そのもとで廃炉促進に向けた力強い流れを作り出せると思うからです。
これはもうまったくもって可能な道です。同時にこれこそが社会を守り、国を保守できる真の道です。あ、ここでは便宜的に「国を守る」という言葉を使っていますが。(本当は国は幻想の共同体でしかありません。このことはまた別に論じます)

以上、みなさん。ぜひもりもり原発解説を広げて下さい。そのことで脱原発運動をさらに力強くしていきましょう!以下をご覧下さい。バナークリックで動画に飛べます。

福島原発燃料デブリ試験的取り出し延期問題の本質とは何か

もりもり原発解説 敦賀原発再稼働不合格を深掘りするーその1 敦賀原発再稼働不合格は当たり前すぎるけれど遅すぎ 規制委のあり方はあまりに不十分

#敦賀原発 #再稼働不合格 #免震重要棟 #柏崎刈羽原発 #溶接手抜きが匿名告発で明らかに #原発はオワコン #核燃料サイクルとん挫 #もんじゅ廃炉 #再処理は行き詰まり #原発核燃からの撤退を

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明日に向けて(2461)三田茂医師講演動画と全文文字起こしのご活用を

2024年09月14日 21時00分00秒 | 明日に向けて(2401~2600)

守田です(20240914 21:00)

三田医師講演録全文起こしを完成させました

5月12日に行った三田茂医師の講演、録画を配信し、折に触れて宣伝してきました。
おかげさまで動画はいま、約1150回、再生されています。これまでも繰り返し紹介していますが、ぜひ何度でもご覧になってしっかりと内容を掴んでいただきたいです。
以下のバナーをクリックすると動画に飛べますので、すでにご覧になった方もぜひご覧下さい。

三田茂医師講演 「原爆ぶらぶら病」と『能力減退症』=被爆者と『新ヒバクシャ』その類似性、共通性ー被爆・被曝の新しい理解・病悩の解決の可能性

さて、この間、この内容をよりしっかりつかんで頂くために、全文文字起こしを行い、「明日に向けて」で連載しました。
全7回で完結しています。今回はあらためてこの文字起こし記事のアドレスを載せます。動画と合わせてご覧になって内容のつかみ取りを進めて下さい。以下、記事のアドレスを列挙します。

明日に向けて(2424)三田茂医師講演・「原爆ぶらぶら病」と『能力減退症』=被爆者と『新ヒバクシャ』その類似性、共通性ー被爆・被曝の新しい理解・病悩の解決の可能性 全文文字起こし1
https://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/75a758f68b4f68b4d778459af5daf4d0

明日に向けて(2425)国の調査は結論ありき!  ―三田茂医師講演・「原爆ぶらぶら病」と『能力減退症』=被爆者と『新ヒバクシャ』その類似性 全文文字起こしその2
https://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/df251260b486a6b5ac08718a22790bd9

明日に向けて(2426)被爆二世・三世健康調査アンケート結果報告書を読み解く ―三田茂医師講演・「原爆ぶらぶら病」と『能力減退症』=被爆者と『新ヒバクシャ』その類似性 全文文字起こしその3
https://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/08dda4dd8cc4e16df6e28baaec2d930e

明日に向けて(2429)冷え性、風邪やケガになりやすく治りにくい(被爆二世の症例から) ―三田茂医師講演・「原爆ぶらぶら病」と『能力減退症』=被爆者と『新ヒバクシャ』その類似性 全文文字起こしその4
https://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/fcce34244c68b852c8a90f7ab4657e31

明日に向けて(2434)臓器トラブル、ガン、止まってしまう、病悩(被爆二世の症例から) ―三田茂医師講演・「原爆ぶらぶら病」と『能力減退症』=被爆者と『新ヒバクシャ』その類似性 全文文字起こしその5
https://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/8cb76987d2c3ffa1fe7bccf50fc09938

明日に向けて(2449)ウクライナ政府報告書・慢性原子爆弾症後障碍・間脳症候群・能力減退症・ホメオスタシスなどについて ―三田茂医師講演・「原爆ぶらぶら病」と『能力減退症』=被爆者と『新ヒバクシャ』その類似性 全文文字起こしその6
https://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/1b34f4a51701800ac316772dc8362081

明日に向けて(2450)高感度体質者、能力減退症、全国の被曝に着目を ―三田茂医師講演・「原爆ぶらぶら病」と『能力減退症』=被爆者と『新ヒバクシャ』その類似性 全文文字起こしその7
https://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/5515cc8467ba54273409048a04f793ad

なお三田さんの論文を以下に掲載しています。「能力減退症」について端的にまとめられています。振り返りに活用されて下さい。
『新ヒバクシャ』に『能力減退症』が始まっている 三田茂
https://toshikyoto.com/press/8747.html


『被爆二世・三世健康調査アンケート結果報告書』にもご注目を

この三田さんの講演、僕が世話人の一人を務めている京都「被爆二世・三世の会」が行った『被爆二世・三世健康調査アンケート結果報告書』を元に行っています。
とくに三田さんは、この記事の3番目から5番目のところで、この報告書を手に取り、丁寧に読み解いてくれています。調査を進めてきた私たちにとって圧巻と言えるものでした。
それだけにぜひこの報告書と一緒にご覧になって頂きたいです。無料でダウンロードできますが、有料の冊子版も手に入れられます。

『被爆二世・三世健康調査アンケート結果報告書』
ダウンロード申し込みフォーム
https://forms.gle/UdeTXoGjschrT7cN9

冊子版申し込みフォーム
https://forms.gle/24hHZXjvKUbhfTzf9


11月16日(土)に三田茂さんが大阪でお話されます。僕も報告などで登壇します!

さてその三田さんが、11月16日(土)に開かれる「原発・核燃からの撤退を!南海トラフ巨大地震が来る前に 2024関西集会」のメインスピーカーとしてお話されることになりました。
大阪のドーンセンター(京阪電車天満橋駅下車)にてです。主催は僕も参加している脱原発政策実現全国ネットワーク関西・福井ブロックです。

当日は午前中10時半からプレ企画があり、午後1時50分からメイン企画。
そのプレ企画「子供たちにヒバクのない未来を」から三田さんが登壇されます。
午後1時50分開演のメイン集会でも、ジャーナリストの青木美希さんと共に三田さんがメインスピーチ。

三田さん、5月12日には私たちの報告書を片手に、被爆二世・三世に起きている症状に対する解説を丁寧に行って下さいましたが、今度は福島の被爆者=新ヒバクシャに起きている症状を、同じような感じで解説して下さるそうです。
必見必聴です!!

なお僕も社民党議員の大椿ゆう子さんとともに、六ケ所再処理工場施設報告で登壇します。
みなさま。ぜひご参加下さい。




なおこの集会のことはまた追ってお知らせします。

以下からチラシが入手できます。
https://toshikyoto.com/press/9070.html

被爆・被曝の実情としっかり向かい合いながら、核なき未来を手繰り寄せていきましょう。

#三田茂 #被爆二世三世健康調査アンケート結果報告書 #能力減退症 #新ヒバクシャ #原爆ぶらぶら病 #原発核燃からの撤退を #青木美希 #六ヶ所再処理工場 #大椿ゆう子 #脱原発政策実現全国ネットワーク関西福井ブロック

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