鬼門と宗看

ここのブログで、ヒゲにお迎えが来る迄に、伊藤宗看・看寿兄弟の詰め将棋集を
全問解きたいなと、宣言（？）しました。
マグネットの将棋盤まで引っ張り出して、ヒゲの目の前にセットしました。
このセッティングで、ヒゲは目を開ければ、いつも詰め将棋問題と向き合うハメに。
まあ、四苦八苦しながらも、二週間に一問のペースで進んでいました。
所が、　『　３７番　』 で、ピタリと止まってしまった。
やがて、リフォームやら病院の入退院で、詰め将棋のマグネットもお蔵入り。
やっとの思いで、我が家に戻ったヒゲ。
　　　　　　　　
ひと月ほど経てやっと落ち着き、リクライニングソファーの横にマグネット盤を立てました。
再び、３７番との対決です。
頭の中がゴチャゴチャしてきます。
更に、二ヶ月程考えて、ついにギブアップ。
初手だけでもヒントを頂こうと、解答をのぞくと　・・・　なんと！　不詰め作と書いてある。
何て事だ！
ヒゲは、詰まない将棋を一年半懸けて解いていたのか。
茫然として、天を仰ぎます。
幾ら何でも、不詰めはルール違反でしょう！　　（怒）
憤然としながらも、ヒゲは気を取り直して、３８番・３９番・４０番にへと向かう。
　　　　　　　　　

いつも通り、マグネット盤に詰め物をセットしていた時、ゴジラこと孫がやって来た。
　　　　♪　 ド・シ・ラ 　♪　 ド・シ・ラ　～　ゴジラが来るヨ～　♪
火焔を吹きながら暴れている内に、ゴジラは将棋盤を見つけた。
ヤバい！　思う間もなし、詰め将棋はバラされた。
前回の時は、この後、駒はたちまち放り投げられました。
しかし、今回は、カァちゃんが　“　と金　”　を教えたせいでしょう。
ゴジラの奴は、おとなしく　“　と金　”　を表に、リング状に並べ始めたのでした。　（笑）
　　　　　　　
そして今日、駒を見ると半分消えている。
もしかしたら？　と覗いてみると、やっぱり！
宅急便のミニカーに積み込まれていました。　　(笑)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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