第4番の長谷寺から歩き、第23番の高徳院に至る。高徳院ではほとんどの人は分からないだろう。鎌倉大仏のある寺院である。
有名な割りには、高徳院の入口は分かりづらい。スマホで確かめながら来る人が多かった。
古い石碑はある。
しかし、注意して見ないと見逃してしまう。立て看板ぐらい置いたらどうかと思う。
これが鎌倉大仏だが、実際は阿弥陀仏である。
やや前のめりになっているように見えるが、関東大震災の時に50センチほど前に傾いた。次の大地震の時は大丈夫だろうか? 補強はしてあるだろうが。
しかし、これは阿弥陀仏である。観音菩薩ではない。観音霊場をまわっているのだから、観音菩薩のありかが分からなくては話にならない。
朱印所で訊いた。大仏を囲った回廊の背後に観音堂があるという話だった。
確かに観音堂があった。簡単なお詣りを済ませる。
<御朱印>「聖観世音」である。