第13番・別願寺をお詣りしたあと、第3番・安養院に向う。目と鼻の先で2分ほどで着く。札所番号が飛んでいるのは、安養院を坂東三十三観音霊場と同じ番号・3番を振ったためである。
坂東三十三観音霊場の第1番が杉本寺、第3番が安養院、第4番が長谷寺である。第2番はどこかというと、逗子にある岩殿寺で、鎌倉在ではないので除かれている。その代わりに、杉本寺から安養院は行く途中にある宝戒寺を第2番にした。
安養院は、坂東三十三観音霊場の札所であるので、観光寺になるだろう。しかし、霊場巡りを考える人でないと、観光の中心地から離れているので、お詣りする人は少ないのではないか。
<御朱印> かなりの崩し字であるが「千手大悲殿」である。左横の墨書きは「田代寺」で、もともとここの観音像は田代寺にあったものだからである。