ぶらり町めぐり&御朱印

町を歩くのが好きだ。特に御朱印集めに熱中した。年齢を重ね、段々と体力が落ちてきたが、もう少し頑張りたい。

御朱印めぐり 津軽半島 高山稲荷神社 千本鳥居

2020年12月14日 09時39分44秒 | 旅行
五所川原のホテルに宿泊した翌朝、高山稲荷神社を参拝する。JR東日本のポスターで、鮮やかな千本鳥居に魅せられたからである。

しかし、行くのは大変だ。五所川原駅から45分ほどバスに乗り、高山神社入口で下りる。入口なのだから神社が近いと錯覚するが、バス停から40分ほど歩かなくてはならない。

やっと着いた気がした。


入口にある社務所に御朱印帳を預けてお詣りする。



社殿は丘の上にあった。


しかし、肝心の千本鳥居が見当たらない。地元の参拝者に丘を反対側に下りるとありますよと云われた。案内板もあった。

その人曰く、いつも参拝しているが、鳥居を見たことがない、一緒に行きましょうか。どうやら地元の人は鳥居に関心がないようである。

雑木林の中の階段を下りると、目の前に龍宮宮があった。地元の人は、これは昔からあったという。古いお社だったそうだが。今は朱塗りの橋が鮮やか。


丘の上に延びる千本鳥居。これが入口。両側は庭園である。


一番上に上がると、稲荷ではなく、神明社の祠があった。


ここから千本鳥居を見ると、ポスターの写真になる。



地元の人曰く、この辺は雑木林だったそうだ。その底辺を造成して、庭園に作り変え、道に鳥居を設置した。先代の宮司さんの時代に行われた。

それが目玉になって観光客が来るようになった。現に、ここでツアー客に出会った。

千本鳥居を下りる。





両側は庭園である。


最後に雑木林の写真を一枚。昔は、こんな感じの場所だったそうだ。


JR東日本の高山稲荷神社のポスターに魅せられる人は多いだろうが、辺鄙な土地で、行くには時間もかかり、金もかかる。バス便ではなくタクシーを利用すると楽だが、往復で1万4千円ほどかかるそうだ。よくよく考えて欲しい。



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五所川原市

2020年12月14日 08時31分08秒 | 旅行
東北旅行、弘前市内の熊野奥照神社、弘前八幡宮を参拝したあと、弘前駅から五所川原駅へ移動する。五所川原駅近にあるホテルに宿泊。翌日に高山稲荷神社を参拝する予定だったからである。

五所川原市は、津軽半島中部の市だが、他の地方都市と同じで、人口は減りつつある。1960年の人口が7万人、直近のデータがある2015年は5万5千人。2020年は国勢調査が行われたが、もっと人口は減少しているはずである。

年齢別の人口分布を見ると、20歳前後の人口が急減している。地元に仕事がなく、都市に出てしまうからである。

五所川原駅。


五所川原の名物は、夏に行われる立佞武多祭 である。高さ20メートルの立佞武多が街を動く。移動の邪魔になるので電信柱や電線がない。

かっては三つの百貨店があったが、郊外にショッピングセンターができたため、すべて閉鎖された。人影が見当たらないが、地方によくあることである。




立佞武多像がある。背後が市役所。


市役所前。


JR五所川原駅前。隣に津軽五所川原駅がある。津軽鉄道の始発駅である。太宰治の生家がある金木に行く場合に利用する。



津軽鉄道の待合室。





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