青森県青森市の総鎮守・善知鳥(うとう)神社を参拝する。この神社名は鳥の名前を知らないと読めない。
青森駅から徒歩で10分ぐらい。商店街を歩くが、駅に近い方の店はまぁまぁだが、遠くなると寂しくなる。
青森市は昔は善知鳥村と呼ばれていた。ここは青森市が開拓された時の神社である。
由緒によると、允恭天皇の時代に善知鳥中納言安方が創建したことになっている。允恭天皇は、仁徳天皇の皇子で、5世紀前半に実在したという。当時、皇室の勢力がこの地に及んでいたのかと疑問に思う。
祭神は、宗像三女神(多紀理毘売命、市寸嶋比売命、多岐都比売命)である。場所柄から云っても航海の安全を祈る神社だった。