北海道新得町に鎮座する新得(しんとく)神社を参拝する。
札幌駅からJR石勝線の特急に乗車し、新得駅で下りる。夕張山地・日高山地を通り抜けた地点にある駅である。沿線の原生林の風景が素晴らしかった。日本の他の地域では見ることのできない雄大さだった。
新得駅から徒歩12分ほどで新得神社に着いた。
鳥居の根元に土嚢が巻き付けてあるのが風変わりだ。平成28年の台風で洪水になった。神社橋の一部が崩壊した。その時の経験から鳥居を補強しているようである。
神社橋。パンケ新得川に架かっている。これが洪水(というより、鉄砲水)により損傷した。下流にある石勝線の鉄橋も被害を受け、石勝線は3ヶ月ほど不通になった。
神社は高台にあるので被害を免れた。
社殿。祭神は、天照大神。北海道の場合、その土地特有の神はいないから分かりやすい。
帰りに太鼓橋を見る。周辺は桜の木が植えられていて、桜の名所だそうだ。宮司さんの説明によると、ゴールデン・ウィークの時期が見頃だそうである。