竈山神社を参拝後、喜志川線で竈山駅から日前宮駅まで乗車。日前宮駅前に日前神宮・國懸神宮が鎮座する。
読み方が難しい。駅名の日前宮は「にちぜんぐう」だが、神社名の日前神宮は「ひのくまじんぐう」である。國懸神宮は、「くにかもすじんぐう」である。
由緒は古く、天岩戸伝説に発する。天照大神が天岩戸にお隠れになったとき、誘い出すために造られたのが八咫鏡、日像鏡、日矛鏡である。八咫鏡は伊勢神宮が奉祀している。そして、日像鏡(日前大神)は日前神宮が、日矛鏡(國懸大神)は國懸神宮が奉祀している。
ということで、神話に起源を持つお宮である。
神宮は二つだが、境内は一つである。
駅前とは云え、深い森を形成している。喜志川線の日前宮駅前だが、和歌山駅からも500メートルしか離れていない。徒歩でお参りできる。
左に日前神宮がある。
右に國懸神宮。帰宅して写真を見ても、どちらがどちらだか、分かりかねる。樹木の位置関係で判断できるのだが、