真鶴から熱海へ向う。來宮神社を参拝する。伊東線の来宮駅でおりるか、熱海駅からバスで行くのが普通だが、タクシーで行った。
タクシーの運転者さんが云うには、昔は、そんなに参拝者の多い神社ではなかったという。パワースポットとしてSNSで発信されて以来、若い女性の参拝者が多くなった。
古いものだが参拝者数のデータがある。2008年には約16万人だったが、2017年には69万人と4倍以上に増えた。急激に人気スポットになったことが窺える。
確かに、來宮神社の境内は若い女性が楽しめるようになっている。
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鳥居。「善逝山 医王寺」の幟が見えるね。神社にお寺の幟があるのは違和感がある。ネットで調べても、來宮神社との関係が分からない。多分、別当寺だったのだろうと思うが、熱海駅の近くにあり、神社とは距離があるから断定できない。なかなか活発に活動している寺院であるようだ。電子御朱印を貰えるお寺である。
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社殿。祭神は、大己貴命、五十猛命、日本武尊である。ここでのお参りは形だけで、すぐ社殿背後の御神木に向う。社殿より御神木が目当てになる神社である。
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御神木の大楠。樹齢は2100年という。今は來宮神社と呼ばれているが、江戸末期までは「木宮明神」であった。この大楠が御神体であることが分かる。
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よくよく見ると、老木であり、人間様と同じで、皮膚はたるんでいる。かなり、不気味である。エイリアンのような…。
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休憩用の施設が充実している。オープンカフェがあり、大楠を眺められる五色の杜には抹茶を飲める休憩所がある。1,2時間は、ここで安らぐことができそうだ。