11日(土)。6日 goo事務局あてに「携帯のメールからの写真送信がエラーになり、ブログに写真が掲載できない」ことについて問い合わせをしていましたが、昨日19時過ぎにgoo事務局のF氏から返信メールがありました あいさつを除いた内容は以下の通りです
「ご申告いただいております『携帯のメールからの投稿がエラーになる』事象につきましては、現在調査対応中でございます。解消されましたら以下のスタッフブログにてお知らせいたしますので、ご迷惑をおかけし心苦しいかぎりでございますがお待ちいただきますようお願いいたします。
https://blog.goo.ne.jp/staffblog/e/a28fd96c4a75faf7c7ecab5ddebddcea
ご不明な点がございましたら、下記までご連絡いただきますようお願いいたします。
506506@shop.ntt.com」
要するにまだ問題は解決できていないということです したがって、もうしばらく、モコタロや他の写真は、これまでtoraブログに掲載した写真をリユースすることになりますので、ご承知おきください
昨日朝、9日付のtoraブログのアクセス数とランキングを見て、驚きました この日の閲覧数=7086 PV、訪問者数=4047 IP、gooブログ全体におけるランキング=3,196,691ブログ中24位となっていました これはいずれも自己新記録です
「アクセス解析」によると、1月7日付の「指揮者・秋山和慶さん ⇒ 84歳の誕生日の前日に大怪我のため指揮活動一時中止」の記事がバズったようです (これは昨夜まで続いていました) 秋山さんのアクシデントを取り上げた当ブログが これほど大きな反響を呼ぶとは思ってもみませんでした 前回バズったのは、ピアニストの反田恭平さんの著書「終止符のない人生」を取り上げた昨年12月13日付のブログでした そうかといって、ビッグネームのアーティストを取り上げればバズリ易い、と結論づけるのは安易な考えだと思います
ということで、わが家に来てから今日で3651日目を迎え、トランプ次期米大統領の盟友で実業家のイーロン・マスク氏は9日、ドイツの右翼政党「ドイツのための選択肢(AfD)のアリス・ワイデル共同党首とX上で対談し、「AfDだけがドイツを救える」として2月にある総選挙での投票を呼びかけ、強い支持を表明した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
トランプの盟友をいいことに 他国の選挙に口出しするのは 調子に乗り過ぎだろう
泡坂妻夫著「乱れからくり」(創元推理文庫)を読み終わりました 泡坂妻夫は1933年 東京生まれ。75年に「DL2号機事件」が第1回幻影城新人賞佳作となりデビュー 78年「乱れからくり」で第31回日本推理作家協会賞、82年「喜劇悲奇劇」で第9回角川小説賞、88年「折鶴」で第16回泉鏡花文学賞、90年「蔭桔梗」で第103回直木賞を受賞 著書に「亜愛一郎の狼狽」「しあわせの書」「生者と死者」等がある 奇術界でも有名で、69年に石田天海賞を受賞。2009年没
泡坂妻夫の作品は、宗教団体を舞台にした「しあわせの書」を読んだことがありますが、紙の本でなければあり得ない緻密な構成によるミステリーに驚きました それ以外の本は読んだことがありませんでした 今回「乱れからくり」を読もうと思ったのは、米澤穂信著「米澤屋書店」の中で、著者が作家になったキッカケが本書であると告白し、本作を激賞していたからです
本書は1977年に幻影城から刊行され、1979年に角川文庫、1988年に双葉文庫に収録され、1993年に創元推理文庫に収録されたロングセラーです
玩具会社部長の馬割朋浩から、妻・真棹(まさお)の素行調査を依頼された調査会社社長・宇内舞子は、新米助手の勝敏夫と共に夫婦の乗った車を尾行する ところが、その車を隕石が直撃するという奇禍により朋浩は命を落とす この事件が幕開けを告げたかのように、馬割家では幼い息子が誤って睡眠薬を飲んで死亡するなど不可解な死が連続し、舞子と敏夫は 幕末期まで遡る一族が抱える謎と、「ねじ屋敷」と呼ばれる馬悪家に造られた、五角形の巨大迷路に隠された秘密に挑むことになる
緻密に張りめぐされた伏線、すべての殺人が「からくり」によって為されるという意外性、あっと驚く真犯人の正体・・・これまで何作もミステリーを読んできましたが、これほど衝撃を受けた作品はありません 特に、ある人物が真犯人の名前を告白した時は、「まさか!あり得ない」と心の中で叫んでしまいました しかし、舞子による謎解きが進むにつれて、なるほどそういう理由で犯人は次々と殺人を犯したのか、と納得させられました 見事です
本書は366ページの大作ですが、奇術界でも有名な著者のマジックに魅了されるような、あまりの面白さにページをめくる手が止まりませんでした 「第31回日本推理作家協会賞受賞作にして不朽の名作」という宣伝文句に偽りなしです 激押しします