10日(金)。8日付日経夕刊の「グローバル・ウォッチ」コーナーに「バイオリンの町、若手が挑戦」という見出しの記事が載っていました 記事を超略すると以下の通りです
「中国東部、人口23万人の小都市、江蘇省泰州市泰興黄橋鎮は、人口の1割超がバイオリン産業に従事する世界最大の町だ より低コストのベトナムがバイオリン産地として勃興する中、大量生産から脱却し、高い品質を追求しようと若手技師が挑戦を続ける 地元政府によると、黄橋鎮はバイオリン生産量で中国シェア約7割、世界シェア約3割を占める 鎮内には220カ所を超えるバイオリン製作会社・工場がひしめく。貧しい農村だった黄橋鎮をバイオリンの町に変えたのが、バイオリン製作会社、江凰霊楽器集団の李書さん(73)だ 1971年に成立した前身の渓橋公社楽器蔽時代から、同社を『世界最大のバイオリン製作会社』(李さん)に育て上げた」
この記事を読んで初めて、中国がヴァイオリン生産量で世界をリードしていることを知りました 「生産量で中国シェア約7割、世界シェア約3割を占める」という記述には驚きました ヴァイオリン製造といえば、ストラディヴァリウス、アマティなどを生んだイタリアのクレモナを思い浮かべます 世界中からヴァイオリン製造を学ぶために多くの技術者たちが集まってきます 李書さんがどこでヴァイオリン製造を学んだのか、記事には書いてありませんが、おそらくクレモナで学んだのだと思います 生産”量”で世界3割は凄いと思いますが、問題は品質です 黄橋鎮でヴァイオリン製作にあたる若者たちは、品質向上に向けて日夜努力しているのでしょう
ということで、わが家に来てから今日で3650日目を迎え、トランプ次期米大統領が全世界一率の輸入関税の導入に向け、就任後に「緊急事態宣言」を出すことを検討していると米CNNが8日に報じた というニュースを見て感想を述べるモコタロです
頭のいいトランプは当然 各国から報復関税を課せられることを覚悟してるんだろね
昨日、「モーツアルト・マチネ2025-2026」4回セット券を「友の会先行発売」で取りました 1階のやや後方ですが、右通路側を確保できたので良しとします
プログラムと出演者は以下の通りです いずれも管弦楽は東京交響楽団、開演は午前11時、会場はミューザ川崎シンフォニーホールです
1.5月3日(土・祝)①モーツアルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」序曲、②同「ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191」、③同「交響曲第40番 ト短調 K.550」。指揮とファゴット演奏=ソフィー・デルヴォ―(ウィーン・フィル首席)
2.9月21日(日)①リゲティ:歌劇「ル・グラン・マカーブル」から「マカーブルの秘密」、②同「フルート、オーボエと管弦楽のための二重協奏曲」、③モーツアルト「交響曲第41番 ハ長調 K.551 ”ジュピター”」。指揮=ジョナサン・ノット、ソプラノ=森野美咲、フルート=竹山愛(首席)、オーボエ=荒木良太(同)。
3.11月29日(土)①藤倉大「ピアノ協奏曲第3番 ”インパルス”」、②モーツアルト「ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 K.503」。指揮とピアノ演奏=小菅優。
4.2月14日(土)①モーツアルト:歌劇「ドン・ジョバンニ」序曲、②同「交響曲第4番 ニ長調 K.19」、③???(ミステリーピース)、④同「交響曲第31番 ニ長調 K.297(300a) ”パリ”」、⑤同「ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調 K.211」。指揮=原田慶太楼、ヴァイオリン=成田達輝。
上記の4は「ニ長調特集」ですが、このうち③のミステリーピースは「モーツアルト作」と言われている偽作・贋作だろうか
なお、4回セット券は12,800円、各1回券は4,000円(友の会会員は3,600円)、25歳以下は1,500円です
このシリーズは毎年聴いていますが、プログラム内容も出演者も申し分なくハズレがありません 休憩なしの70分公演で毎回充実しています
ご指摘いただいて、そういえば10年経ったんだなとあらためて思いました
モコタロに木村さんの「10年おめでとう」を伝えたら「toraのご主人とともに、俺も歳をとったもんだな」と呟きながらも喜んでいました。「木村さんもお元気で!」と申しておりました。これからもよろしくお願いいたします