7日(土).昨日の日経朝刊第1面を見て愕然としました そこには「購読料改定のお願い 11月から4900円に」という社告が載っていました 現在,日経は朝夕刊セットで4509円なので391円(約8%)の値上げです 私は朝日(4037円)も定期購読しているので,2紙で8937円になります.これにNTTやスマホ料金も加えると情報に対する支出は相当な額になります しかし,活用すれば良い話です.その意味では,日経は十分活用しているし,なくてはならない情報源なので,引き続き購読しようと思います
ということで,わが家に来てから今日で1102日目を迎え,希望の党が6日,衆院選向けの公約と政策集を発表,安倍晋三首相が掲げる「アベノミクス」に対抗し「ユリノミクス」を断行すると訴えた というニュースを見て感想を述べるモコタロです
都知事 兼 政党の代表 として政界を揺り動かすのは「揺りのミス」じゃないの
昨日,夕食に「鶏のみぞれ煮」「湯豆腐」「トマトとキャベツとウィンナのスープ」を作りました 「鶏の~」は最初に鶏肉に塩コショウして片栗粉をまぶしてフライパンで焼くのですが,今までは焦げついてどうしようもなかったのに,フライパンを替えたら全く焦げつかなくなりました 料理に道具は大切です
昨日,池袋の新文芸坐でルキーノ・ヴィスコンティ監督・脚本映画「山猫」を観ました これは1963年イタリア映画(カラー・187分)です
イタリア貴族の末裔ジュゼッペ・ランぺドゥーサの体験に基づく長編小説を 貴族の血筋を引くヴィスコンティが映画化したもので,イタリア統一戦争の時代に,没落する貴族と新しい時代へ向かう若者を描いた一大叙事詩です
舞台は統一戦争に揺れるイタリア そこに暮らす山猫の紋章の名門貴族サリーナ公爵(バート・ランカスター)は,新時代の幕開けを前にして,甥のタンクレディ(アラン・ドロン)とその婚約者のアンジェリカ(クラウディア・カルディナーレ)に未来を託すべく,身分違いの婚約を認める 大舞踏会が開かれ,貴族たちはダンスに興じるが,時は貴族社会の没落を迎えていた
映画の後半は舞踏会のシーンが続きますが,このシーンに登場している多数のエキストラたちの3分の1は実際のシチリア貴族の末裔とのことです また,このシーンでは登場する女性たちが盛んに扇で仰いだり,汗を拭ったりしていますが,人工の光源を使わず自然光のみで撮影するため,室内での光量を補うのに多数のロウソクが灯され,セット内が蒸し風呂のような暑さになったのが原因とのことです このシーンだけでも,衣装,小道具など絢爛豪華な貴族趣味に溢れ,まさにヴィスコンティの世界です また,舞踏会ではワルツ,マズルカ,ポルカなどが演奏され貴族たちが踊りますが,これらの曲はニーノ・ロータの作曲によるものです
音楽といえば,映画の前半でサリーナ公爵らが教会に入ってくるときに,歓迎のパイプオルガンが弾かれますが,ヴェルディの歌劇「椿姫(ラ・トラヴィアータ)」前奏曲の中盤の有名なメロディーです イタリアと言えばヴェルディということでしょうか
話はまったく飛びますが,この映画の公開当時 私は中学生で,この映画は観たことはなかったのですが,雑誌か何かに載っていたクラウディア・カルディナーレの写真を生徒手帳に挟んでいたら,女子生徒に見つかって,「あら,〇△君はこういう女性がタイプだったのね.意外ね」と言われ,ドギマギしたことを思い出しました 若者にありがちな 手の届かない存在への憧れでした 遠い遠い青春の思い出です
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