モンテとレッドウィングスの日々

モンテディオ山形、そしてパイオニアレッドウィングスをこよなく愛し続けています。

天皇杯ソニー仙台戦を振り返って。戻ってきた堅守モンテ

2023-06-08 15:16:13 | モンテディオ山形

昨日は、天皇杯という事もありスタジアムの出店数は少なかったのですが、
並ぶ人も少なくて、お店選び放題でした(笑)
おかげで、食べ過ぎた~(飲み過ぎた~)

久々の初戦勝利となった天皇杯。
メンバーから振り返ってみましょう。

GK長谷川
DF山田、熊本、西村、吉田
MF横山、岡崎、新垣、河合
FW潤哉、田中
交替は、潤哉→荒川、熊本→野田、河合→加藤、新垣→南、横山→ゼイン

天皇杯の醍醐味は、
ジャイキリ(やられることの方が多いが(汗))
普段見れないメンバーの活躍が見れる、というところにあります。

今回は久々ジャイキリされなかったし、新垣、トワーズマンは見れたし、
大変満足な結果となりました。

良かったのは、CBコンビ。
西村、熊本、野田のCB陣が最終ラインを安定させ、
ほぼほぼ盤石な展開に。
この感覚は、2008年のレオ、石井の時の安定感に似ています。
もちろん、サイドはえぐられたし、バイタルから危機一髪のクロスも入れられましたが、
不思議と安心して見ていられました。
たぶん、対人がほぼ制圧できていたことと、的確なラインコントロールで、
コンパクトに守れていたからだと思います。
(あと相手の精度とか(言っちゃいけない))

一方、攻撃陣は前半ボールを握りながら相手最終ラインの突破を試みますが、
パサーと潤哉のタイミングがちょっとずれて、
なかなか決定機までいかない時間が続きます。
中盤では余裕を持ってボールを回せていたんですけどね。
サイド攻撃も、受け手がもう一枚足りないというところで、
どうしても単純な突破に終始。
これはボランチを含めた数的優位の作り方の問題で、
息吹がいればな~って感じです。
清水のように、2人のパス交換で簡単に前進できてしまう個の力はないのでね。
(ソニーにはやられたけど(汗))

プレスも、中途半端に追ってしまって、簡単に中を通されることが多く、
お世辞にも上手くいってるとは言い難い展開に。

しかし、そんな中相手中盤の縦パスを読んだ新垣がパスカット。
それが前線の渉に繋がり、最後はGKの股を抜いての先取点に。
本当に一瞬の隙で、清水戦の野田のパスカットのような見事な守備でした。

後半、開始早々、左からの攻めでパス交換から渉がリターンを中央でもらって、
ほぼフリーでシュート。残念ながら右足だったのでGKにキャッチされてしまいましたが、
後半の決定機はこれぐらいだったでしょうか。

あとは、じりじりと体力を削られながら、我慢の展開に。
南、加藤を入れてポゼッションを高めながら時間を進行させていきますが、
戦闘能力を失った横山はイエローをもらってイライラ気味に。
なんとか最後ゼイン投入で試合を締めることができました。

注目の新垣は、本来の右SHではなくボランチでの出場ということで、
なかなか持ち味の攻撃力を発揮できない印象です。
勝ったことが全てですが、渉と位置を交換しても良かったかなと。
それとも、小西の復帰が遅れそうなので、ボランチでの起用を模索中か。
それにしては、怖さがないというか・・・

前半緊急出場のトワーズマンは、今のところストロングが見つからない状態。
自分のプレーにいっぱいいっぱいで、
ピッチの中で求められている役割が理解できていない感じです。
全てにおいてバージョンアップが求められるでしょう。
このままだと夏場の武者修行も必要か。
もちろん一生懸命さはビンビン伝わってくるんですけどね。

苦労しながらも、難敵相手に勝利を収めたモンテ。
次は浦和と試合が出来ます。
そこまでどれだけ成長できているか、楽しみになってきました。

コメント
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