『食の質』を意識するようになってちょうど6年、私の味覚はすっかり変わってしまいました。
最近は特に『化学調味料』に舌が敏感になってしまって。。自分達では一切買わないけれど、それを使っている食べ物に出会ってしまうと心から楽しめないというちょっと残念な現実もあるんだけど、まーそれはそれでいいかなと思う事にしています。
反応としては、舌の側面当りに違和感があり、それがものすごく残る感じで不快。微量だと食べる事はできるけど、あまりに強いと気持ち悪くて食べられなかったり、後でかなり眠たくなたり、喉がカラカラに乾いて水を飲まずにはいられなくなったり、義母はひどい頭痛になるそうです。
たまにアジア系のレストランに行きたくなって、MSGが入っている事を承知で行くけど、大抵後で後悔します。。レストランによっては二度と行きたくない所もいくつかある。。
日本で一人暮らしをしていた時はそんな事全く気にした事もなく、今思えばひどい食生活だった。。パッケージのうたい文句や、野菜や和食ならヘルシーという思い込みに完全にだまされていました。睡眠不足もあるとは思うけど、ひどい便秘だったし、常に頭痛で頭が重たくて疲れていたのも食生活が関係していたんじゃないかなと感じます。本当に添加物漬けだったから。。コンビニ弁当は食べなくても、デパ地下なら大丈夫かなとかね。
私達家族が『食の質』を意識するようになったきっかけは、末期癌と診断されてしまった義弟も一緒に生活することになったこと。
私達に出来る事って何だろう。。。とポールと考え、たどり着いたのが毎日口にする食事。どういう食事が体への負担が少なく、免疫力を高める手伝いをしてくれるのか。
そこで、私は日本語でポールは英語で本やインターネットで情報を集めて情報交換。そこでまとまった意見が『原材料を必ずチェックし、名前がよくわからない添加物が極力少ないものを選ぶ』『野菜はなるべく有機野菜、もしくは地元野菜』『砂糖はメープルシロップに』『塩は精製塩ではなく、自然塩に。そして、製品に使用されている物も、なるべく自然塩のものがあればそれを選ぶ』数えきれない添加物に関しては、癌細胞の好物らしい『MSG』と『アスパルテーム』が入った物は絶対に買わない。
これを徹底して、少しずつ我が家の食の質が変わって行きました。
最初は二人ともショックも大きく、今まで普通に毎日口にしていた物も買えなくなり、特に日本へ帰国した際は、添加物の多さにスーパーでひっくり返りそうになりました。それこそ、何も買えない。。。
カナダにも、明らかに合成着色されたもの、添加物が多数使われいる物は売っているけれど、日本よりもオーガニックの野菜や製品、原材料がシンプルでわかりやすい製品が選べる程、近所のスーパーでも日本と比べるとわりと手頃価格で手に入ります。
日本製の基本調味料などは、有機丸大豆醤油1リットル$10前後と安くはないのですが、でも、色々ソースやタレを買うよりは、その基本調味料を使って自分で必要な分だけ作れば意外と経済的だよと友達に言われたのがきっかけで、そちらを買うようになったかな。
調味料やソースも以前は『買うもの』と思っていたけれど、料理が上手な友達に教わったり、ネットのレシピなどから検索できるので、それほど手間をかけずに、そして美味しく作れる事を知り、その辺もこの6年間で随分と変わったなと思います。
食生活を変えてもすぐには効果は現れないかもしれないけれど、振り返ると肌トラブルもほとんど無いし、以前と比べると頭痛も随分減ったし、1週間以上の頑固な便秘に悩む事も無くなったし、病気もほとんどせず健康だなあと感じます。
一緒に暮らした弟も、あんなに大手術や化学療法、放射線治療などをしていて癌と共に生きながらも自分で何でもできるくらい元気に回復し、1年後には自分でアパートを借りて出て行ったから、もちろん本人のポジティブに生きる力が一番だったと思うけど、食もあなどれないなあ。。と私は感じました。
残念ながら弟はアパートを出て行って半年後に様態が急変して翌年に亡くなってしまいましたがね。。
とても残念な結果でしたが、私達家族に『食の大切さ』を考えさせてくれるきっかけをくれた貴重な1年だったなと今では思います。
弟のお陰で、すっかり『原材料チェック』が習慣になってしまった我が家は、その後も継続して気をつけるようになり、そして子供が生まれて、長かった母乳育児なども含め今もそれは続き、これからも続けて行きたい習慣です。
何故こんな事を今更書いたかというと、最近この本に出会って、沢山の人に食を意識して欲しいなと感じたからです。
新しい本ではないので、既に知っている方も沢山いるんじゃないかと思いますが、改めて読んでみて『食べている物で体が作られている事』特にこのバージョンは出産育児に関する内容が多いので、自分が食べている物で、羊水や赤ちゃんの栄養が作られている事、母乳は母親の血液であること。知っている人にとっては新しい情報ではないけれど、そういう事を知らなかった人がいた場合は知って欲しいし、知らない人には教えてあげて欲しい内容です。500円だから軽いし安い!
色々なテーマで沢山シリーズが出ているので、他のも気になっている所。
食に感心のある人以外にも、子育て中、妊娠中の両親、将来子供を授かりたいと考えている両親、若い世代の人達にも読んで欲しいなと思った本でした。
カナダで生活を始めて感じるのですが、日本は一般的に添加物の使用が多すぎじゃないでしょうか。。
赤ちゃんや子供用のスナック菓子に、何故化学調味料が必要なのか。。。。疑問です。将来日本で生きていく為に、その味に違和感を覚えさせず麻痺させる為???としか思えないんだけど。。。
毎日食べていた頃は全く気にならなかったので、毎日食べている人は気にならないんですよね。。でも6年避けてみると本当に味覚が変わります。
もっと早い段階で、体調の変化などは感じるはず!
カナダに来て出会った方に、いわゆる『うまみ調味料』がアジアの他国にも出回り、それらの国で『美味しいもの』として喜んで扱われているなんて話を聞いて、本当にがっかりしてしまいました。きっと何十年か前の日本はそんな感じだったのでは?
その国で丁寧に作られていた味も、合成されたものによって麻痺された舌に合う味に変わってしまうのかな。
日本と言えばそれ!くらいに喜ばれているとか。。。もっと別に誇れる物が日本にはあると思うのに。残念。
今自分が毎日食べている物は、自分の将来だけでなく、次に世代にも体質として受け継がれる可能性もあるそうです。毎日の事だからあなどれません!!
食品企業も売れなきゃ作らないよね?
最近は特に『化学調味料』に舌が敏感になってしまって。。自分達では一切買わないけれど、それを使っている食べ物に出会ってしまうと心から楽しめないというちょっと残念な現実もあるんだけど、まーそれはそれでいいかなと思う事にしています。
反応としては、舌の側面当りに違和感があり、それがものすごく残る感じで不快。微量だと食べる事はできるけど、あまりに強いと気持ち悪くて食べられなかったり、後でかなり眠たくなたり、喉がカラカラに乾いて水を飲まずにはいられなくなったり、義母はひどい頭痛になるそうです。
たまにアジア系のレストランに行きたくなって、MSGが入っている事を承知で行くけど、大抵後で後悔します。。レストランによっては二度と行きたくない所もいくつかある。。
日本で一人暮らしをしていた時はそんな事全く気にした事もなく、今思えばひどい食生活だった。。パッケージのうたい文句や、野菜や和食ならヘルシーという思い込みに完全にだまされていました。睡眠不足もあるとは思うけど、ひどい便秘だったし、常に頭痛で頭が重たくて疲れていたのも食生活が関係していたんじゃないかなと感じます。本当に添加物漬けだったから。。コンビニ弁当は食べなくても、デパ地下なら大丈夫かなとかね。
私達家族が『食の質』を意識するようになったきっかけは、末期癌と診断されてしまった義弟も一緒に生活することになったこと。
私達に出来る事って何だろう。。。とポールと考え、たどり着いたのが毎日口にする食事。どういう食事が体への負担が少なく、免疫力を高める手伝いをしてくれるのか。
そこで、私は日本語でポールは英語で本やインターネットで情報を集めて情報交換。そこでまとまった意見が『原材料を必ずチェックし、名前がよくわからない添加物が極力少ないものを選ぶ』『野菜はなるべく有機野菜、もしくは地元野菜』『砂糖はメープルシロップに』『塩は精製塩ではなく、自然塩に。そして、製品に使用されている物も、なるべく自然塩のものがあればそれを選ぶ』数えきれない添加物に関しては、癌細胞の好物らしい『MSG』と『アスパルテーム』が入った物は絶対に買わない。
これを徹底して、少しずつ我が家の食の質が変わって行きました。
最初は二人ともショックも大きく、今まで普通に毎日口にしていた物も買えなくなり、特に日本へ帰国した際は、添加物の多さにスーパーでひっくり返りそうになりました。それこそ、何も買えない。。。
カナダにも、明らかに合成着色されたもの、添加物が多数使われいる物は売っているけれど、日本よりもオーガニックの野菜や製品、原材料がシンプルでわかりやすい製品が選べる程、近所のスーパーでも日本と比べるとわりと手頃価格で手に入ります。
日本製の基本調味料などは、有機丸大豆醤油1リットル$10前後と安くはないのですが、でも、色々ソースやタレを買うよりは、その基本調味料を使って自分で必要な分だけ作れば意外と経済的だよと友達に言われたのがきっかけで、そちらを買うようになったかな。
調味料やソースも以前は『買うもの』と思っていたけれど、料理が上手な友達に教わったり、ネットのレシピなどから検索できるので、それほど手間をかけずに、そして美味しく作れる事を知り、その辺もこの6年間で随分と変わったなと思います。
食生活を変えてもすぐには効果は現れないかもしれないけれど、振り返ると肌トラブルもほとんど無いし、以前と比べると頭痛も随分減ったし、1週間以上の頑固な便秘に悩む事も無くなったし、病気もほとんどせず健康だなあと感じます。
一緒に暮らした弟も、あんなに大手術や化学療法、放射線治療などをしていて癌と共に生きながらも自分で何でもできるくらい元気に回復し、1年後には自分でアパートを借りて出て行ったから、もちろん本人のポジティブに生きる力が一番だったと思うけど、食もあなどれないなあ。。と私は感じました。
残念ながら弟はアパートを出て行って半年後に様態が急変して翌年に亡くなってしまいましたがね。。
とても残念な結果でしたが、私達家族に『食の大切さ』を考えさせてくれるきっかけをくれた貴重な1年だったなと今では思います。
弟のお陰で、すっかり『原材料チェック』が習慣になってしまった我が家は、その後も継続して気をつけるようになり、そして子供が生まれて、長かった母乳育児なども含め今もそれは続き、これからも続けて行きたい習慣です。
何故こんな事を今更書いたかというと、最近この本に出会って、沢山の人に食を意識して欲しいなと感じたからです。
新しい本ではないので、既に知っている方も沢山いるんじゃないかと思いますが、改めて読んでみて『食べている物で体が作られている事』特にこのバージョンは出産育児に関する内容が多いので、自分が食べている物で、羊水や赤ちゃんの栄養が作られている事、母乳は母親の血液であること。知っている人にとっては新しい情報ではないけれど、そういう事を知らなかった人がいた場合は知って欲しいし、知らない人には教えてあげて欲しい内容です。500円だから軽いし安い!
色々なテーマで沢山シリーズが出ているので、他のも気になっている所。
食に感心のある人以外にも、子育て中、妊娠中の両親、将来子供を授かりたいと考えている両親、若い世代の人達にも読んで欲しいなと思った本でした。
カナダで生活を始めて感じるのですが、日本は一般的に添加物の使用が多すぎじゃないでしょうか。。
赤ちゃんや子供用のスナック菓子に、何故化学調味料が必要なのか。。。。疑問です。将来日本で生きていく為に、その味に違和感を覚えさせず麻痺させる為???としか思えないんだけど。。。
毎日食べていた頃は全く気にならなかったので、毎日食べている人は気にならないんですよね。。でも6年避けてみると本当に味覚が変わります。
もっと早い段階で、体調の変化などは感じるはず!
カナダに来て出会った方に、いわゆる『うまみ調味料』がアジアの他国にも出回り、それらの国で『美味しいもの』として喜んで扱われているなんて話を聞いて、本当にがっかりしてしまいました。きっと何十年か前の日本はそんな感じだったのでは?
その国で丁寧に作られていた味も、合成されたものによって麻痺された舌に合う味に変わってしまうのかな。
日本と言えばそれ!くらいに喜ばれているとか。。。もっと別に誇れる物が日本にはあると思うのに。残念。
今自分が毎日食べている物は、自分の将来だけでなく、次に世代にも体質として受け継がれる可能性もあるそうです。毎日の事だからあなどれません!!
食品企業も売れなきゃ作らないよね?