☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録やカナダの幼児教育など梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

代行制度

2019-10-10 | 学校関係
日本での先生のいじめ。。というか犯罪。。なぜ逮捕されないのか不思議。

カナダで同じ事が起こったら、警察がグルでない限り、誰かがこの状況を通報したら、逮捕されるでしょう。

名前も公表されて、教育現場では働けなくなると思います。 こちらの学校では先生として仕事をする場合も、ボランティアであっても警察署で発行される「無犯罪証明書」の提出を求められます。 

カナダも広いので、地域によっては、陰湿ないじめがある場所もあるのかもしれないけれど、少なくとも、うちの子達が通っている学校で 同じような事件が起こる事は 想像すらできないなあ。。

生徒同士の、小さな いざこざであっても、先生が双方の話を聞いて、解決へ導いてくれるし。

もしかしたら日本で今問題になっている学校でも、表面上は想像できない事実だったのかもしれないけれど、なんで誰も通報しなかったんだろう。被害者の先生、よく1年以上耐えたなあ。。と思います。 

他の見て見ぬ振りの先生方も心の中では苦しかったのでしょうか。

ネットで読んだ記事に、教育委員会や学校が 先生のいじめを公にしない理由の1つに、教師がやめられてしまうと、担任や教える担当の先生がいなくなり、生徒が困るから。という事があげられていました。


う。。。。。。。。むむむむ。。。。 


そういえば、日本の保育園で働く友達も、休みがとても取りづらい環境だと言ってました。 なぜなら、自分が休んだ分を他の同僚の先生達でカバーし合うことになるからと。 え〜!!それは大変!! 

だって、自分の担当園児を見るだけでも、絶対に大変だよ!そこに+休んでる先生の担当園児まで見てください。って、そりゃお互いギスギスしちゃうよね。 園児達にとてっても良くないと思う。


カナダの教育システムというのでしょうか。個人的にこの制度を日本でも導入したらどうかと思うのですが、「先生方の代行登録リスト」がきちんと確立されているようです。少なくとも、私が住んでいる地域にはそれがあります。

公立、私立関係ないみたいです。

なので、急病、家族の体調不良、アポイントなどで 仕事をお休みしたい時は、代行登録されている先生に順番に連絡が入り、対応できる先生が代行で入るという仕組みです。

代行リストには、将来的にフルタイムで先生になりたい方もいるし、子育てしながらで、たまにが良い方もいるし、家庭や仕事のバランスで、毎日よりも週3、4回くらいがちょうど良いと思って、代行に登録されている方など 様々です。

子供達のクラスメイトのママさん達にも、何人か教員免許を持っていて、代行登録されてる方達がいます。週に数回、近所のどこかの学校から 連絡が入って、対応できる日は、代行の先生としてお仕事されてるみたいです。

なので、担任を持つ先生方も、わりと気軽にお休みとれる印象です。 実際、朝は担任だったけど、お迎えの時は別の先生という事もなんどもありました。

昨年は長男の担任が妊婦さんで、学期途中で産休に入ったんだけど、1ヶ月早く入院が必要になってしまい、その間、担任がいない状況でした。でも、代行の先生が2人で交代で入っていて、何の問題もなかったですよ。

なので、学期途中で先生が逮捕されても、緊急事態ではあるけれど、何とかなるようになってると感じます。

親の心にゆとりがないと、子供を見る目が歪んでしまったり、厳しくなりすぎたりしてしまうように、先生の心にもゆとりが持てないと、生徒達と向き合うのも きっとしんどいよね。まして高圧的で抑えられているような状況では、本来持っているであろう 先生方個々の前向きな志も生かせないよね。もったいない事だ。

加害者の先生方が、自分達がしてしまった事への羞恥心、罪悪感を持って、きちんと謝罪できる人格であってほしいです。


それにしても、なぜ。。逮捕されないのだ。。


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コメント
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