これ、1分程の短いビデオですが、感情コントロールを学ばせたいお子さんにおすすめビデオです。子供向けですが、大人にも良いかも。
2匹の魚が気持ちよく泳いでいた時に、目の前に現れたミミズが 2匹をからかいました。
それに対して、どう反応するか。
1匹は 気にする様子なく、楽しく泳ぎ続けます
一方もう1匹は「何ー!!!!!!!」と怒って、ミミズに噛み付きます。
ところが、ミミズは釣り針についていた為、怒って噛み付いた魚は釣り針を喉にひっかけてしまい、苦しい思いをするのです
この内容のポイントは
「状況は1つ。それに対しての行動選択は自分次第」
雨降りの日に、歩道を歩いていたら、水たまりの横を通った車に水をかけられました。
なんでだ〜!!コノヤロ〜!!!!と、感じると思います
しかしここで、この運転手さんは、故意にぶっかけようと思った。と受け止めたら、怒りの気持ちしか生まれない。
でも、たまたま気がづかずに、水たまりの上を走ってしまい、車を止められる状況ではなかったけれど、今ものすごく申し訳ない気持ちでいるかもしれない。と受け止めれば、服は濡れるし、汚れるし、冷たいし、汚いしで、嫌な気持ちは生じても、故意にぶっかけようと思ったと感じた時より 怒りの気持ちは少なくてすみそうです
このビデオ、うちの子達とも一緒に見たのですが
先日、次男を学校へ送っていく時に、とても長い信号にひっかかってしまい、停車中よそ見をしていたら、信号が変わっていたことに気がつかず 後ろから軽くクラクションを鳴らされました。
次男が「今どうしてプッって、されたの?」と聞いてきたので
「前の車の方〜。信号やっと変わりましたよ〜。やっと曲がれますよ〜って教えてくれたんだよ。」と私が言うと
次男が「え?そうなの? 何やってんだよ!信号変わってるよ!行けよ!」って怒ってるんじゃない?と言うので
「もしかしたら、そうかもしれないけれど、ただ教えてくれただけかもしれないし、後ろの運転手さんに直接聞いてみないと 本当のところはわからないから、それなら優しく教えてくれた。と思った方が気持ちよく過ごせていいと思わない?」と言うと
「それはそうだ。」と。
「ほら、これ、2匹の魚の話と同じだよ。状況は1つ。相手の気持ち、直接確認できない事だし、せっかくならポジティブな方で受け止めた方が、気持ちよく過ごせていいよね」
と、朝から次男と有意義な移動時間が過ごせた日がありました