春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

建長寺のお茶会

2018-04-23 21:51:22 | 魅せられた!

 

建長寺、御深草天皇が定めた、
建長❝1249年❞の元号を頂戴したというもの。

三門を抜けると、仏殿があり、
写真現在の仏殿は、
徳川秀忠夫人の亡くなって20年、
芝増上寺の霊屋を造替した1647年の折に、

建長寺が譲り受けた建物、と。



 

贅沢に施された漆塗りの剥がれには、歴史の重みを感じます。

 

仏殿の後ろには、関東では最も大きい法堂が建っていて、


天井には、やや新しめの「龍」が輝いている。
聞けば2002年、日本画家が描いたとのこと、

 

 

 

ここで一服し、「未来・連福プロジェクト」収益で、
福島の子供を支援している、ボランティアの方が販売をしてた、
麦ごはんの酢飯と、柴漬け、切り干し大根、卵焼き、大福豆をおかずに、
お茶で腹ごしらえします。


唐門、本院寺務所を後にして、得月楼の
やはり「未来・連福プロジェクト」
裏千家・水野宗典氏を招いて、チャリティーお茶会に。


 

 

 

足を曲げ膝を折ることができない、私は、椅子に坐るのですが、
収益金は8月に福島の子どもを鎌倉に招待するイベントの費用として、
活用する、この会の趣旨とは別個に、

お茶の所作に、目を奪われて行きます。

 

 

 

 




後5日で箱根ガラスの森美術館の、パロヴィエール一家の作品展示ですが、
展示作品の掲載は本日、休みます。

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漱石の見た鐘と、子規が聞いた鐘。鎌倉、建長寺

2018-04-22 22:39:04 | ヴェネチアのガラス

 

 

 

 

 

 

 

👇 鎌倉、建長寺、
見上げて眩しく足もとが、ふらついてしまった三門。
三解脱門、この三門をくぐると、空、無相、無作、
あらゆる執着から解き放たれるという。
半分くぐり、もともと飽きっぽい性格ながら、
煩悩捨てるには、まだ年が若く?
あれもこれもの執着、一つくらいは何か残したい。
実存を優先し、
困った、小走り逆戻りをして、通り抜けることなく。

それでも建長寺。
魅力たっぷりでした。


👇 鐘楼が向こうに。



夏目漱石の1895年9月6日の「海南新聞」

建長寺を訪れて、
【 鐘つけば銀杏ちるなり建長寺 】

故郷松山の親友、正岡子規、11月8日の「海南新聞」
奈良の宿先で
【 柿くえば鐘が鳴るなり法隆寺 】

夏目漱石がたたずんで読んだ俳句が、建長寺のこの鐘。
造った時期は1255年だそうで・・・。
俳句、なんとなく正岡子規ののほほんとして、達人?

 

 入り口から、、シャクナゲ?ボタン?の花が赤、白、黄色。
赤い花もいいし、白もいい、黄色はひよこ色、
色の鮮やかさは、オクラの花とどっこいどっこい。
一際、観光客の目を引いていました。

 

 

 

 

 

 このあと「東日本大震災」の復興支援のお茶会に。 ☝ 写真 2018.4.22

 



 まもなく、あと6日。
ムラーノ島の、バロベィエール一家の作品が、
箱根仙石原の、❝箱根ガラスの森美術館❞ で・・・。

 

 

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煩悩と文鎮、スミレの咲くころ。

2018-04-20 21:17:44 | ヴェネチアのガラス

煩悩・・・・ウン?
貪,瞋,痴,慢,疑,悪見の6種。

私の生涯、煩悩1000万本の薔薇に匹敵する煩悩だらけ。
が、これだけは清貧、譲れない少年時代の心。
無神論者ながら、消したい煩悩「悪見」
これだけは、

座禅組んでも、すがすがしくなる修業。
後は、肩にあざができ、膏薬貼れども、失神。
「修業が足りません」と。

ふてくされて、岩間のノスミレに、心を奪われ、
ウン、あしたがあるさ、あしたがある~と、ハミング。

花、覚えるのに必死、とにかく必死。
庭に咲いた、山に咲いた、花、花、花、は~な。
♬♪~すみれのは~な咲くころ~♫・
氷嚢額に当てて、スミレは私の眼には百変化、
すみれ。
ちがいが判るまで、歩けという~のか!
ヘェック・ション!

スミレを見ると、これもスミレ、それもスミレ?
あれは・・・スミレ、うん、スミレ。

来年は、きちんと、言える。
高尾の◎〇スミレの皆さん、
待って、くれる?




148・・・年、忘れた。
ロヴィエール一家のムラーノ島に渡った先代。
マリア、パロヴィエールは、女性の感覚で、現代の私たちの美観に、
素直に受け入れられる、文鎮をつくっていました。
画像は、マリア・パロヴッティエールではありません・・・・。

Making an Implosion Marble in Soft Glass

   

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クマガソウ・風に揺れるピンクのグラス。

2018-04-18 22:31:43 | ヴェネチアのガラス

の谷の戦い。
海の中に「敵にせを向けるとは卑怯者なり・・」

いざ覚悟、逃げた16歳平敦盛。
追いつき、顔を見れば美しき美少年、16歳と名乗り、哀れ、
逃がそうとして、手を抜いた熊谷直美16歳。

源氏の追っ手を知り、泣く泣く敦盛を手にかけ、

熊谷直美、やがて、
武家の無常を悟って高野山へ。

クマガイソウ、熊谷直美が背負った幌(母衣)に似ているところから、
付いたものです、と。
平家物語、よく知らないので、ここまでです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

              ☝ 写真 2018.4.17 高尾山



 

私は、ジュゼッぺ・パロヴィエール。 

 

まもなく、ムラーノ島から、みなさんと、日本の森と湖の町箱根で、
お会いすることになります。

パロヴィエール一族展・あと9日。

 
まもなく私の作品と
パロヴィエール家の名工たちの、作品とともに、
森と湖の箱根でお会いできる日が来ます。

すでに『風にそよぐグラス』は
現代作家のディル・チフリー氏が、制作した美術館の池にある、
パラッツォ・ドゥカーレ・シャンデリアのを見下ろす、建物に、
常時飾られ、
私が1893年の肖像画を描いていただいた、
2年後、
芸術家集団「パロヴィエール」が、
1895年、ヴェネツィア・ビエンナーレに出品した作品で、
当時、ガラス工芸の常識を破り、技術は奇跡のグラスと、
世界の注目を集めたものでした。

それが、
宙吹き、
24.1cm 幅 22.8cm

わずかな風にもゆらゆら、ゆれ動く、淡いピンクのグラス。


コメント (2)
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オーそれ・・み~ョ…。

2018-04-17 22:56:03 | ヴェネチアのガラス

 

 

 

 

八王子、予報通り雨。
感情押し殺して流される一粒の・・涙のしずくに比べれば、
こんな雨「」でもない、とばかり、出かけた高尾山。
山頂付近はさすが寒く、背中に雨の冷たさ、
身震いするも、犬の身震いには到底及ばず、
3度のくしゃみに、元気いっぱいの登山者、
振り向いて「風邪ひかないで!」と
ニッコリ!
噂のくしゃみでもなく、花粉症のくしゃみでもなし、
下種の後知恵、せいぜい 「温かい風呂につかる」程度の知恵!

ベランダに出れば、奥高尾連峰・・・南無、南無、なむ~!



 

 

 

 

 

 

 

 

 

☝ 高尾山 写真 2018.4.17



あと10日 4月28日 パロヴィエール一族展 箱根で

  ガラスの歴史は5000年前、
  西アジアで青銅器が作られ、
  
日本では、
  世界に誇る、新潟の火焔型土器が作られた頃と一緒。

天然ガラス黒曜石の鋭い破片が狩猟に使われたと、
解明されているけど、人間が、どのようにしてガラスを創ったかは、
タイムスリップをし、古代に戻らないと、記録に残せない。

ムラーノ島に渡って500年、バロベィエール一家が残した、
最大の技法、クリスタル・ガラス。
色を排除した、透き通るグラス。
ジュースを水をワイン、カクテルと、オールパーハス、
最も使用頻度の高いグラス。
今も変わらないのでは。

玉脚コブレット
17世紀
宙吹き
高 14.5cm 幅 8.7cm           新潟・火焔型土器

  

コメント (2)
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