I Didn't Know What Time It Was 時さえ忘れて

蕎麦 or うどん or ラーメン、それにスーパードライとジャズがあれば

時さえ忘れて 2

2008-04-21 | 音楽・CD
「時さえ忘れて」が入っていて、忘れていけないアルバムがもう一枚あった。それはサラ・ヴォーンの『Crazy and Mixed Up』である。
ジョー・パスのギターもいい感じだし、1曲目に入っているのだから、もっと印象があってもいいはずだが、ここではやはり邦題となった「枯葉」に完全に負けてしまった。何故なら歌詞はなく、あの有名なメロディーもなく、全編スキャットだけで通してしまっているから驚くばかり。
これが「枯葉」ってわかる人はまずいないだろうな

ちゃんと「枯葉」を聴きたいのなら、キャノンボール・アダレイの『サムシング・エルス』。マイルス・デヴィスの格好いいミュート・トランペットが聴ける。


いやいや『イン・ベルリン』のほうがもっと格好いいか。ウェイン・ショーター(ts)も参加していることだし。



さらにビル・エヴァンズの名盤『ポートレイト・イン・ジャズ』。スコット・ラファロ(b)とポール・モチアン(ds)と組んだ最強トリオでのもの。これが今のピアノトリオ流行の源か。


エヴァンスにももう一枚あり、ジェレミー・スタイグ(fl)とのカルテットで『ホワッツ・ニュー』。トリオで聴くことが多いエヴァンスだが、ここではとてもスリリングな演奏が楽しめる。


「枯葉」ばかりのベスト盤っていうなら、もっといっぱいあってとてもCDR1枚には入りきらない

コメント
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