愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

2012年 キジロウ病院へ行く③

2012年05月27日 | キジロウ

歯周病で歯を抜き、その後「要観察」とされたキジロウ。

順調に回復していましたが、ある時期からちょっと口臭が気になり始めました。

しかも、涙が膿のような色に…。というわけで「早めの治療を」と思い、病院へ連れてくことにしました。

しかし、理不尽な疑惑が完全に払しょくされたわけではありません。

この日、キジロウはいつものように押し入れをベッド代わりにしながら寛いでいましたが、ただならぬ予感を感じたようで緊張感を持った瞳で僕の一挙手一投足を監視。そんなキジロウの視線を感じつつ、ベッド代わりにしている押し入れの上の段にあるキャリーケースをとりだそうと、手前にあるファブリーズ異動させた途端、「ヤバイ!」という感じで、三段ある押し入れの一番下の端に避難してしまいました。

「東日本大震災とその後の余震にまったく無反応なくせに、なぜこんなときだけ敏感に反応するんだ?」

などといってみたところで、出てくる気配はありません。

強制的に引きずり出し、キャリーケースに押し込んで病院へ。

待合室で待っている間、病院で飼っているにゃんこがご挨拶に来ました。しかし、切羽詰まった精神状態で、それどころではないキジロウはまったく反応できず。さらに、同じように待合室で待っていたわんこが吠えだして、緊張は限界を超えていたようです。

ほどなくすると、名前を呼ばれて診察室へ。いつものように、キャリーケースの中には「僕は猫ではなくて石なので、治療は必要ありません」とでもいっているかのように、身体を固くしたキジロウ。まったく西子といいキジロウといい、どうしてわが家の猫たちは飼い主に出来の悪い子どもをもつ親の気分を味あわせるのだろう…などと思いつつ、引きずり出して治療開始。

瞳は傷がついたところにばい菌が入っているようで、口臭はその影響もあるようですが、まだ心配するほどではないとのこと。粉末の飲み薬と目薬を頂いて帰宅しました。

飲み薬は1日1回、目薬は朝起きてからと出かける前、そして帰宅してからと寝る前の1日で計4回。目薬は現時点で継続中ですが、大分、よくなってきました。しかし、出かける前の目薬をするために捕まえようとすると「また病院に連れて行かれる!」と思うらしく、目があった途端に避難開始。引きずり出して、目薬をして避難を再開する、というのがわが家の朝の日課になってしまいました。こうして、僕に対するキジロウの理不尽な疑惑がさら強化されていくのでした。

ちなみに写真は目薬のついでにツメを切られるキジロウ。この後は、やはり避難されました。面倒なヤツ…。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする